切開リフト手術、最新トレンド? 正直慎重であるべきです | プラネット整形外科

 

 

 

こんにちは。プラネット整形外科代表院長のシン・ドンウです。

私は17年目の美容外科専門医として、数千件のリフト手術を行ってきました。

最近ではディーププレーン方式がフェイスリフトの最新トレンドとして定着し、

「これが一番良い」という話をよく耳にします。

実は私は、こういう流れになるのではないかと昨年から心配していたのですが、その懸念が現実になってしまい、とても複雑な気持ちです…。

もちろん、ディーププレーンで行う場合、手術時間が短くなり、腫れや内出血が減るのは事実です。

しかし、私がいつも申し上げているように、術式は患者様の状態によって変わるべきなのです。

これを無視し、合わない方法で手術を行うことで、のっぺり感や凹みなどの副作用が発生してしまうのです。

そのため私自身も、ディーププレーンとデュアルプレーンの両方を使用し、患者様によって使い分けています。

今日はそれぞれの特徴と、どのように手術を受けるべきかについて整理してお話ししようと思います。

2分ほどで読める短い文章ですので、ぜひ最後までお読みいただき、特定の術式だけを見て病院を選ぶことは避けていただければと思います。

 

フェイスリフト手術
ディーププレーン VS デュアルプレーン、何が違うのか?

 

なんとなく二つの術式を聞いたことはあっても、具体的に何が違うのか分からない方も多いと思います。


まず最も大きな違いは、皮膚と筋膜の間をどこまで剥離するかという点です。



ディーププレーン剥離方式 / デュアルプレーン剥離方式


簡単に言うと、

1 / ディーププレーン - 1層で剥離
2 / デュアルプレーン - 2層で剥離

つまり、層をいくつに分けるかによって術式が変わると言えます。

では、なぜそもそも術式が複数あるのでしょうか?

それは先ほど申し上げた通り、患者様の状態によって適した方法が異なるからです。


▶ ディーププレーン

メリット - 手術時間▼ / 腫れ・内出血▼
デメリット - 複合的なたるみ改善が難しい

再手術の場合や、頻繁な糸リフト・レーザーリフトにより筋膜が損傷している場合には、できる限り筋膜を温存する必要があります。

しかしデュアルプレーンのように皮膚と筋膜を別々に剥離すると、かえって筋膜が薄くなり裂けやすくなってしまいます。

このような場合には、1層で剥離し、筋膜と皮膚を同じ方向へ引き上げる方が有利です。

ただし逆に、頬骨が張っている方や顔が大きい方の場合、のっぺりした印象になったり、複合的なたるみを改善できないという欠点があります。


▶ デュアルプレーン

メリット - 複合的なたるみ改善、頬骨・のっぺり感改善
デメリット - 手術時間▲ / 腫れ・内出血▲

一方で、頬骨が広い方や、皮膚をより上方向へ引き上げる必要がある方には、デュアルプレーンの方が有利です。

皮膚と筋膜をそれぞれ剥離することで、その分剥離範囲を広く取ることができます。

その結果、フェイスラインや頬骨ラインをよりしっかり整えることができるのです。

そのため私は、初回手術で筋膜への大きなダメージがない場合には、デュアルプレーンを好む傾向があります。

 

フェイスリフト手術
なぜ特定の方式にこだわらないのか?

先ほど各術式の長所・短所を簡単に整理しましたが、

私は「どれか一つの方法だけに固執するべきではない」と考えています。これは以前から何度も申し上げてきたことです。

実際、どんな手術にも必ずメリットとデメリットがあります。

だからこそ、メリットを最大化しつつ、デメリットを補う形でバランスを取って手術することが最も重要なのです。

また、ディーププレーンとデュアルプレーンは、包丁で大根を切るように明確に分けられるものではありません。

虹を7色に分類しますが、その中には無数の色のスペクトラムが存在するように…

この術式もまた、皮膚下をどのように剥離するかによって、ディープかデュアルかが変わってくるのです。

ですので私は、両方の方法を扱いながら、患者様に適した方法で手術してくれる病院を選んでいただきたいと思っています。

特定の術式だけに固執している病院は、結局その術式特有の欠点が強く出てしまう可能性がある、ということをぜひ覚えておいてください。
 

 

ご不明な点や追加のご相談がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

皆さまの美しさと健康のために最善を尽くす
プラネット整形外科であり続けたいと思います。

ありがとうございます。

 

 

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