今さらですが
今月も終わりなので…
真面目なことを書こうかと思います
便所飯について
最初聞いた時は何のことかと思いましたが、
一人で食事するのを見られるのがいやで
トイレで食事をしている若者がいるんだそうです
さすがにトイレで食事はないだろうと思いましたが
若者は一人でいることが耐えられず
誰にも見られることのないトイレにこもってしまう
この現象はなぜ生まれたのでしょうか
以前本で読んだんですが、
「ランチメイト症候群」
に似ているなと思いました
(香山リカ著『若者の法則』岩波新書)
「みんなと一緒にランチを食べたい」と思うが、断られた時のことを考えると声をかける勇気が出ないというものらしいです
これは一人ではとてもいられないほどまだ自己イメージができあがっていないと考えられるんだそうで
自分にも当てはまっているかもしれません
若者にとって食事は「自分が自分であることを確認するための大切な場」であると本では述べられていました。
メールなどの普及による表面的な人間関係が作り出したのでしょうか
メディアで批判する前に
なぜ若者はそのような行動をするのか考えてほしいです