こんばんは。
普段、書かないことを書きましょうかね。
私の1日は毎朝のリハビリから始まります。
重い障害があります。
過酷なハビリから始めないと立ち上がれませんし、末端機能が動かなくて絵が描けません。
今回、チェンが私と生活空間を共有して初めて実際のところを知って驚いてます。
チェンは私が普通に動けることが当たり前だと思ってたようです。
HarukaやGunさんたちは知っています。
これはリハビリとは違いますが、私が毎日、凄まじい脳トレを継続していることもチェンは初めて知りました。
ここまでしないと健常者と生活空間をほぼ100%、共有することはできません。
目に映らないところで様々な試行錯誤を繰り返しております。
私は本当は人としゃべったり、交渉することは苦手です。
でも相手に伝えることをしないと、なにも始まりません。
普段、CDウォークマンを使っている理由は中域のしっかりとした音なので聞き疲れしません。パソコンやスマホは高域や低域を強調しているので疲れます。そこまでしないと神経が1日、もちません。
今回、チェンがなにからなにまで驚いてます。私の障害の重さにただただビックリしています。
絵を描く仕事はみなさんと同じでガチで(リアルに)取り組まなければなりません。絵を描く仕事で疲れを緩和する方法はありません。
唯一、1日、仕事を仕切ったらコンタクトレンズを外して眠っています。それくらいしか精神と肉体を疲れから解放する方法はありません。コンタクトレンズを外したらほとんど物を認識できません。
田島が外界で一般の生活を送るって介助が必要なんじゃないのか?、とチェンに言われました。
ありていに言えばオレの生活に介助は必要だ。だが介助が必要で病棟から出させてもらうと言うのも矛盾する話だ。主治医はすべてオレの改善策は解っている、と言いました。
オレは普通に生活を送ってみたかった。それが叶っている。なにも不服はないよ、とチェンに言いました。奇跡というのはな、人々の生活の中のささやかな幸福のことでそれは普通に無数に起こっていることなんだ。人々の生活は奇跡で生成されている、愛なくして人々が生まれることはない、と師範が言っていた、と言いました。
ベストジャズCDコレクション通常盤を聞いています。SHM-CD盤も聴いてます。Harukaのお父さんとCDの話の復刻をするようになりました。Harukaのお父さんってすごく人間臭い人です。自分のことはさて置き、人の話をしっかりと聞く人です。Harukaのお父さんは私が隔世遺伝者で特殊能力者であることを無条件で信じてくださってお父さんは歴史小説の中で隔世遺伝者と特殊能力者の存在を知っていたという言い方をされてました。その宿命と試練には果てしのない苦悩があるということを楽団のみなさんに話されてます。Harukaのお母さんとも最近、話します。Harukaのお母さんは私のことを『田島さん』と言います。龍の絵は素晴らしかったと言われます。田島さん、うちの子を愛してくれて本当にありがとうね、と言われました。
田島 浩司