人の道 | 田島浩司と作品―表現する―

田島浩司と作品―表現する―

カタログ&パンフレット

お早うございます。

 

 

 

 

 

 

 

今朝はチェンと納豆卵と白米と味噌汁と野菜とヨーグルトと牛肉コロッケです。

 

 

お昼はHarukaがきます。

 

 

お昼はチャーハンとプルもち餃子にします。Harukaが食べたいということです。

 

 

まぁ、昨日の夕方、Harukaのお父さんがね、田島くん大丈夫なの?、と心配して電話をかけてきてくださいました。

 

 

お父さんには、申し訳ありません、残り1年の命です、と答えました。

 

 

田島くん、ブログ読んだよ、田島くんが障害の兆候が表に現れているタイミングにまでお母さんが喰ってかかり続けたと書いてあった、田島くんは乖離に近ずくだけだったと書いてあった、田島くんは1度、乖離を起こしているから2度目の乖離は無いと書いてあった、言葉が見つからないよ、と言ってました。田島くんの主治医はなにか言ってるのかな?、と聞かれました。

 

 

あぁ、私の主治医はうちの実家の家族に関して全拒絶の意志を示されてます、部外者のジジイが大泉病院に乗り込んであれだけ暴れ尽くしたら当たり前のことです、と答えました。

 

 

田島くんの実家の家族のフラストレーションの吐け口は、結局、田島くんしか居ないということなんだね、と言われました。

 

 

はい、と答えました。私が障害者でなかったら、とてもこんなことは起こせないでしょう、それはジジイ、オフクロ、兄貴に言えることです、と答えました。

 

 

本当に弱くて卑劣でミジメな人たちだね、とお父さんに言われました。

 

 

はい、と答えました。それでも一応は私の家族の1員ですと答えました。もしジジイとオフクロが自分たちの一族や両親への尊厳を持ち続けているなら、とてもこんな行為には走れないでしょうね、と言いました。

 

 

まったく、その通りだね、とお父さんは言ってました。

 

 

お父さん、眠る時間になったので眠っていいでしょうか?、と伺ってから受話器を置きました。

 

 

 

 

 

 

 

最近、昔がなつかしく感じる時があります。

 

 

働かなかったジジイですが、兄貴の大学費用だけは精を出して働いてました。

 

 

オフクロは元気が良く気立ての良い人でした。

 

 

兄貴は器が小さいながらも一生懸命、愚直に生活してました。

 

 

3人が私が障害を負ったことで傷ついたというなら、真に傷ついているのは私ではないかという話です。

 

 

私は自分の障害のことで傷つき、つまずいている有余があるぐらいなら、社会の人たちになにか1つでもお返しすることを考えます。その日、贅沢がしたいと思えば、被災地募金に行ってます。レスキューの人間は被災費といったものの徴収はなされるのですが、日ごろの心がけからして大切だという話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チェンから電話があって話してました。

 

 

チェンは今、ガソリンを入れて洗車してます。

 

 

昨日、チェンが部下を、新宿、渋谷、池袋、代々木、日比谷、神田、吉祥寺の個展会場が併設されているカフェに飛ばして調べさせたそうです。清澄白河はちょっとグレードが落ちて集客が望めないということです。

 

 

全箇所、レンタル料金がかかって1週間で10万〜11万のレンタル料がかかるそうです。

 

 

カフェと言うよりはもう完全にギャラリーとして経営が成り立っているところで、会場も小さな規模の美術館さながらの作りだと言ってます。

 

 

田島、知ってるか、個展会場が併設されているカフェというのは、発祥は障害者施設から始まってるんだ。障害者だったらちょっと絵を描いて展示や個展をしたければ授産施設とカフェが併設されている所は多岐に渡って展開されているからいつでも展示も個展も可能だ、障害者アートに限定して言えばな。なぜ個展会場が併設されているカフェを一般のところでイマイチ拡散できなかったかと言うと、障害者施設の個展会場が併設されているカフェは区市町村、および国から助成金が出て経営をまかなえているんだ、経営と言っていいのか作業所の工程と言っていいのか解らんけどな。一般のところでそれをやると助成金が出ない、つまり完全に個展会場のギャラリーを経営として一本立ちさせないと生き残って行けない。それとな、個展会場を併設するカフェというやり方は一般では古くなったな。今は学位(大学卒)はあって当たり前で大学の傘下の新しい会場とか、協会の傘下の新しい会場を手堅く使っているし、今の学生さんは親がお金を持っている世代でもあるから、個展会場のレンタル料で困らないと言える時代でもある。まぁ、個展会場の場所が新宿というのが無難だし、そこで個展会場を無料で貸し出してくださる所は新宿2丁目のタリーズコーヒーさん、1箇所だけだな。田島は新宿2丁目のタリーズコーヒーさんで2回、個展をさせてもらってるし、コロナ禍でキャンセルしてしまった話を含めてもう3回、個展をさせてもらってることになる。つまり新宿2丁目のタリーズコーヒーさんでの個展の開催は100%不可能だ。オレたちの場合、作品はシリーズとして作っていて作品は売りに出さないから、作品を売りに出しての収益込みの前提でレンタル料を払っての個展会場をおさえる意味は元から無い。

 

 

美術館と契約させてもらえるのがオレたち的には直近で筋が通っているという話だ。今後は美術館関連の人物とコンタクトを図って行くことになる。美術館は拝観料をとって施行が成り立っている所で流派や門派の虎ノ門であり出される条件は特殊特用でな。最低限、展示期間を限定してくくられることは大前提の話だ。グレードの高い鑑定の要素が入るから常設展示という条件の提示はかなり稀少な話になる。個展会場はなんとかできると思ってたけど、ちょっと見込みが立たないな、すまん、と言われました。

 

 

          田島 浩司