なんだそりゃ | 田島浩司と作品―表現する―

田島浩司と作品―表現する―

カタログ&パンフレット

ただいま帰宅。

 

 

 

 

 

Gunさんが送ってくれました。

 

 

田島、腰、ちょっと痛むだろ、と言われました。

 

 

はい、と言いました。

 

 

ちょっと前立腺が張っていて腰にきてるな、とGunさんに言われました。

 

 

甘辛いものを摂取するとジュースを摂りたくなるから減量にスナック菓子系の摂取をおさえてくれ、と言われました。

 

 

4〜5日で前立腺が正常に戻る。そうすると腰も治るから、ちょっと我慢してくれ、と言われました。

 

 

Gunさん、子供たち、みんな大きくなって行くね。さみしくね?、と言いました。

 

 

おお、さみしいよ。さみしいけど、オレたちでなければ、あの子たちを受け止められないよな、と言いました。

 

 

そだね、オレたちもう50歳だもんなぁ。Gunさん、オレ、これから結婚するんだよ。怖いよ、と言いました。

 

 

人生はどこでなにが始まるかわからんぞ。覚悟はしておくほうがいいな、と言われました。田島のオヤジにちょっとでも理解があるといいんだけどな。『障害者にさげる頭はねえ』か。なんだそりゃ。一見、それらしくは聞こえるが前後の理屈すらまったく噛み合わねえ言葉の暴力だな。オレには田島のオヤジとプーチンがオーバーラップしてしょうがねえ。誰かが止められるだろうと思ってはいるが、その実、オヤジの浪費を誰にも止めることができない。お前の息子がこんなにも小さな命のために自分の身を厭わないというのにな、と言われました。

 

 

で、オヤジの弟さんのマコト・オジさんとやらの家族は救えたのか?、と聞かれました。救えなかったよ、と答えました。だろうな。救うという気持ちが本気なら自分の退職金をはたいて、まず実家の家族を救うのが筋だ。だが実家の家族は田島が157万円をはたいて救った。それが結論だ、と言われました。

 

 

じゃあ、また木曜日にな、と言ってGunさんは帰りました。

 

 

           田島 浩司