皆さまこんにちは。
サイエンスコミュニケーターの上田です。
今週末12月20日から、蒲郡市の竹島水族館で「負けヒロインが多すぎる!×竹島水族館コラボ」が始まります。
ご存じのとおり、「負けヒロインが多すぎる!」と言えば、豊橋市を舞台に描かれる大人気青春アニメ。
当館(豊橋市視聴覚教育センター・地下資源館)も原作2巻、アニメ6話に登場しています。
↓アニメ登場時に投稿したサイエンスコラム
当館の登場回ではメイン負けヒロインを務めた焼塩檸檬ちゃんですが、竹島水族館の登場する原作6巻も檸檬ちゃん回。(何なら竹島水族館は檸檬ちゃんとのデートスポット!)
ということで、同じ檸檬ちゃんを推す施設(ですよね?)のコラボイベントに合わせ、当館マケインコーナーに竹島水族館の紹介展示を設置します!

(なんとPOPは竹島水族館のスタッフさんにお願いして描いてもらったものです!)
新館が増築され、原作6巻が書かれた頃よりパワーアップした竹島水族館、ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね!
さて、竹島水族館と言えば手描きの解説プレートが有名ですが、せっかくなので個人的な注目ポイントも少しだけご紹介させていただこうと思います。
スタッフ紹介が面白い

竹島水族館の館内には、スタッフの皆さんの自己紹介パネルがあります。
個性的な自己紹介がたくさん書かれていて、読むと勝手に親近感がわくこと間違いなし!
カニを下からのぞける


リニューアルで新しく増築された新館の深海大水槽では、タカアシガニを下からのぞくことができます。
思う存分、カニの裏側を見つめましょう!
オオグソクムシを触れる


タッチングプールでは、タカアシガニやナヌカザメだけでなく、みんな大好きオオグソクムシと触れ合えます!
ぬっくんはリタイアしたようですが、ぜひ優しく触ってみましょう!(水はめちゃくちゃ冷たいです)
展示の工夫がわかる


水槽の周りに貼られているのは魚の解説だけではありません。
「自然に泳いでもらう工夫」「飼育のための自作システム」など、スタッフの皆さんの様々な努力が見てとれます。
じっくり読んでみてください!
「おいしそう」って言っていい


水族館で展示されている生きものを前にして「おいしそう」は言いづらい人もいるかもしれませんが、竹島水族館には深海生物をパクパク食べてレビューしている人もいます。
館内にはそんな食レポがずらり。食べてみたいかと問われると、かなり食べてみたい。
魚を見たあとは、ぜひ海鮮を食べましょう!
注意書きも面白い
水族館の水槽に使用されるアクリルガラスはとても分厚く、めっちゃ高価です。
ということで、カピバラ水槽の前にある注意書きがこちら。

「館長の車より高い」
ゴミ箱ですら面白い


餌やり体験無料だって!と思って近づくと、そこにあるのはなんとゴミ箱です。
これは分別したくなっちゃいますね!個人的にすごく好きです。
いかがでしたでしょうか?
最初は竹島水族館の生きものたちについても書こうと思っていたのですが、倍くらいの分量になったのでさすがに止めました。
何より水槽は実際に見てほしいですからね。
じっくりと解説を読めば時間がいくらでも溶けていく素敵な水族館なので、ぜひこのコラボ期間中に行ってみてほしいなと思います。
(2期楽しみですね~)
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