皆さまこんにちは。

サイエンスコミュニケーターの上田です。

 

 

科学講座や工作ワークショップを通して、子どもたちに科学の楽しさを教えてみたい方、いますよね。

でも経験はないし、教え方も分からない…という方に、おススメの講座を9月から開催します!

 

 

全5回の講座を通して科学の伝え方を学び、最終回では実践を行います。

ワークショップの実施までしっかりサポートしますのでご安心くださいね。

 

 

サイエンスコミュニケーションって何だろう?と思っている人も大歓迎!

この機会に科学の裾野を広げる活動を始めてみませんか??

 

 

お申し込みはこちらから(あいち電子申請システム)

 

質問などお問い合わせは、

☎0532-41-3330

視聴覚教育センター上田までご連絡くださいね。

 

 

 

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インターンシップ最終日になりました。

愛知大学の飯尾です。

 

インターンシップでは、パワーストーンハンティングやプラネタリウム操作、実験ショーのお手伝いなどたくさんのお仕事を体験させていただきました。

 

その中で、子どもとお話をしたり相手をする機会が多くありました。普段子どもの相手をすることは少ないですが、一緒に協力して工作をしたり子どもに対して説明を工夫したりしました。考えることは多いですが、達成感を味わえて個人的に大満足です。

 

 

一方でインターンシップ中に、工作キット「虹色万華鏡」にアレンジを加えて、自作の万華鏡の見本を作りました。万華鏡の筒は、壊れにくいように別の材料を使用しましたが、工作キットだけで簡単に作ることができました。遊びに来た際はぜひ作ってみて下さい。

このインターンシップで学んだことは、これからの学校生活や将来を考えるうえで活用しようと思います。

 

5日間あっという間でした。ありがとうございました!

 

 

 

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皆さまこんにちは。

サイエンスコミュニケーターの上田です。

 

 

お久しぶりのサイエンスコラム。

前回のコラムは昨年9月。いつの間に1年も経ってしまったのでしょうか……

 

さて、絶賛放送中の豊橋市が舞台のアニメ「負けヒロインが多すぎる!」では、6話に当館が登場しましたね。

ということで(?)今回の疑問はこちら。

 

 

 

皆さんの家にも必ずある、水道の蛇口。

当然ながらひねると水道水が出てきます。

 

子どもの頃はよく蛇口から直接水を飲んでは、美味しいだの不味いだのと言い合っていたものですが、確かに水道水には特有の味やにおいがあります。

よく「カルキ臭」と言われる特有のにおいですが、お店で売っているようなペットボトルの水とは何が違うのでしょうか?

 

 

自然界には池や川など水がたくさんありますが、どんなに綺麗に見えてもそのまま飲むことはできません。

いろんなゴミが入っていたり、目に見えない微生物や細菌がたくさん入っていたりするからです。

そこで、水源から採ってきた水は「ろ過」という方法で小さなゴミや微生物を取り除いています。

 

ところが、水に溶けているものや小さすぎる細菌はろ過では取り除けません。

そこで活躍するのが「塩素」

塩素は水に溶けると一部が「次亜塩素酸」というかたちになります。

 

 

この次亜塩素酸はとっても強い酸化力(電気のつぶを他のものから奪いとるちから)を持っています。

 

細菌のからだは膜につつまれて守られているのですが、次亜塩素酸はとても小さくて膜を通り抜けることができます。

 

 

 

こうして細菌の中に入った次亜塩素酸は、細菌が生きていくのに必要なタンパク質やDNAの一部から電気のつぶを奪ってかたちを壊してしまうのです。

こうして有害な細菌を殺したり、活動できないようにすることを「消毒」といいます。

 

 

 

 

ところが、せっかく水を消毒しても皆さんの家に届くまでにまた細菌が増えてしまうと大変ですね。

そこで、水道水は皆さんの家の蛇口から出てくるまで消毒効果が続くように、「水の中に塩素がちゃんと残っているか」を基準として決めています。

これがお店で売っているペットボトルの水と大きく違うところなのですね。

 

 

さて、水道水のカルキ臭は実のところ塩素や次亜塩素酸のにおいではありません。

環境汚染の指標のひとつでもあるアンモニアと次亜塩素酸が反応すると、「クロラミン」という物質ができます。

このクロラミンこそが水道水のカルキ臭の正体。

 

 

クロラミン自体にも消毒効果があるので、カルキ臭がするということは消毒された安全な水である証なのです。

 

水道水の中の塩素や次亜塩素酸、クロラミンは何日かで分解されたり空気中に逃げていったりしてなくなってしまいます。

まさに「鮮度とカルキ臭はトレードオフ」ということなのですね。

 

 

ちなみに、豊橋市では美味しい水道水をボトルに詰めた「とよっすい」を販売しています。

残念ながら現在は在庫がなく販売中止中ですが、機会があればぜひ入手してみて下さいね。

ツワブキ高校と同じ水が飲めるかもしれませんよ!

 

 

豊橋市視聴覚教育センター・地下資源館では、プラネタリウムをはじめ実験ショーワークショップなど、科学に触れる体験を皆さまにご提供しています。

アニメの聖地巡礼でお越しの際にも、ぜひ身近な科学のお話に触れてみてくださいね。

 

 

 

 

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愛知大学の飯尾です。

8月14日から5日間、インターンシップに参加させていただくことになりました。

 

本日はインターンシップ初日ということで、とても緊張しましたが、職員の方やアルバイトの方と一緒に準備や見学を行うことができました。

 

 

このインターンシップを通して、多くの経験を積み、新しいことを学びたいと思います。

 

5日間、よろしくお願いします。

 

 

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皆さまこんにちは。

サイエンスコミュニケーターの上田です。

 

 

本日午後から「こんな飼育じゃだめだメダ!?正しい飼育でメダ改革!!」を開催しました。

高校生が行う科学講座のひとつ、昨年11月にも講師を務めてくれた名城大学附属高等学校の佐和田さんによる小学生向けのイベントです。

 

 

前回が人生初めての講座開催だった佐和田さん。

そのとき感じた反省点をもとに、内容を改良して同じテーマでもう一度やりたい!という熱い想いで実施していただきました。

 

 

 

オスとメスのメダカの見分け方からはじまり、うまく飼育するにはどんなところに気を付ければいいかなど、メダカの正しい知識を学べる良い講座でした。

 

 

 

 

最後には、ペットボトルを使ったアクアリウム作り!

底に入れる石や水草の種類を選んで、うまく配置したら完成です。

自分で選んだメダカたちをアクアリウムに入れたときには、各テーブルから歓声があがっていました!

 

 

佐和田さん自身も、前回より喋るのが上手くなっていて成長を感じる講座となりました。

どんどんチャレンジをして、いろんな経験を積んでいってほしいですね!

 

 

 

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