- ケイティ・チェイス, 泉 リリカ, 日当 陽子
- リトル・プリンセスささやきのアザラ姫
このところ、図書館で本を借りては返却期限を向かえ、読まないままに返してしまうと言う日が(と言うより月が)続いていました。
私は日頃から、「本のない人生なんて!」といい続けておりますが、本がなくても十分、生きていけることが判明してしまいました。
1冊の本よりも、1000冊の本よりも、1匹の猫がいない方が辛いです。
「猫のいない人生なんて!」とも今までかなり言い続けて来ましたが、これだけは、絶対に撤回できそうにありません。
No Music, No Life
ではなくて、
No Book, No Life
でもなくて、
No Cat, No Life !
まだまだペットロス続行中です。
勿論、3週間やそこらで忘れてしまえるようなことではありません。
とは言え、いつまでもウジウジして引き篭もっているわけにはいかないし、時間は過ぎていくし。
「書を捨てよ、町へ行こう。」
と言うか、
「そうだ、図書館に行こう」
そうだ、京都いこう。みたいなノリで(と言うより実は図書館本の返却期限だったので)図書館に行きました。
風邪が完治しなくて体力低下中。
平日だからすいているだろうと思いきや、夕方の図書館は満員御礼でした。
適当に見繕って早く帰ろう!
と、児童書コーナーを見ていると、目に入ったのがこの本です。(と、やっと本題に入ります)
「リトル・プリンセス」と言うタイトルに反応したのは言うまでもありません。
え、この背表紙!?持ってない!持ってないよこの「小公女」!
新しいのが出たのかなーっ!?
と、ウキウキしながら手に取ると、全く違う可愛らしい表紙。
大おばさんの都合で、お城に住むことになった主人公・ロージー(9歳)の冒険のお話です。
冒険と言っても、波乱万丈危機一髪明日はどっちだ!?的な壮大なファンタジーではなく、一夜の夢のような、極々短く単純でささやかな(少なくとも今回読んだ巻では)冒険です。
小学低学年から読めそうなお話で、私は10分ほどで読み終えました。
すごーく面白いか?と言われたら、そうでもないですが(笑。どこかで聞いたような内容です)、簡単に読めるので、これはこれでなかなか良いのかも知れません。
シリーズなので、続くほどにドキドキ感やワクワク感がプラスされていくかも知れませんし。
色んなお姫様が登場するらしいので、お姫様好きな女の子にはお勧めです。