こんばんは。カラリストのすぅさんこと安生すみえです。
夕べは何年ぶりだかレイトショーへ。
渋谷アップリンクを訪れたのも久しぶり。
お友だちにオススメされて「絶対観たい」と21:00~の上映に行きました。
イノセント15
甲斐博和 監督
映画全編を薄いベールのように包み込むのは暖かな愛、が溢れていました。
どんなに苦しいシーンにも、痛々しいシーンにも…それはありました。
電車に射し込む光、教会のなかのペールトーンの光はなぜだか涙腺を刺激されます。
真っ暗闇に点々と光る家々の明かりは
彼らには眩しかったにちがいない。
15歳はおとなでもない、かといって子どもでもない。
さまざまな家庭環境のなかにいながら、親に反抗したり時に歩み寄り、突き放し、苦悩する。
おとなと子ども。
行ったり来たり揺れながら、少しずつ成長していく。
不安な気持ちを抱えながらも前に進む二人の姿に、過去の、15だった自分を重ねて観た。
何度も胸が痛んだ。
ただ、真っ暗闇に射し込む光が救いに感じた。
未来、希望。
きっと、大丈夫。
ありがとう。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ネタバレしないように…(笑)