人生再設計? | Plan B -腎がん罹患後の記録-

Plan B -腎がん罹患後の記録-

発覚から手術までの体験とその後の人生再設計を記録していきます。

・Plan Bを策定するにあたっては、①余命と②お金の二つが重要因子となる。極めてシンプルだ、笑。具体的に、エクセルの横軸に西暦と自分&家族の年齢、縦軸には収入・支出・貯金(資産)額を入力する。あとは、イベント要因(教育費・退職・年金保険金等)を考慮しながら予想死亡年齢までの支出入を調整していけば簡単な人生設計表の出来上がりとなる。

 

・一番のSwing Factorは、つまるところ「いつ死ぬのか」ということだ。一般に、平均寿命が伸び続けるなか社会保障制度の持続性が怪しいので消費を控えて貯蓄に励む人が多くなる。いわゆる「長生きリスク」である。

 

・ところがどっこい、自分には急にそのリスクが消えてしまった。少なくとも40年、50年先のことを憂う余裕(必要?)はないし、そのために今を我慢するなんてもってのほかというコペルニクス的転回があった。これは、お金のことだけを考えると結構なインパクトで急に肩の荷が下りた気がした(全部降ろしては不味いですが、、)。

 

・以上を踏まえて、わからないなりに希望要望を織り交ぜながら自身の余命を考えてみる。

 

・5年後は、腎臓癌のステージⅠで癌死している確率は統計的にかなり低い。これは無視してよさそうだ。

 

・続いて10年後。一人息子はちょうど思春期。ここは(役に立たないかもだけれど)父親として見守っていたいところ。統計的にも生存率は十分に高そう。

 

・20年後は、順調に進んでいれば息子くんは就職しているはずで一区切りではある。ただ、長寿国日本では母親はまだ生きているかもしれない。なるべくなら、親の死は見届けてあげたい。統計的には実例数(分母)が乏しくなってくる。

 

・30年後は、母親は平均的にみればほぼ間違いなく亡くなっている。子どもはバリバリ働いている頃で、ひょっとしたら結婚しているかもしれない。そのころ自分は65歳。「孫の顔をみるまでは死ねない!」と思っているかもだが、現時点ではいろんなことと折り合えるいい線なのかもしれない。

 

・そもそも余命40年とするのはPlan Aとさほど変わらない。若くして癌になっておいて、ちょっとそれは図々しいのではという気がする、笑。ということで「予想死亡年齢65歳、余命30年を可能な限り元気に楽しく家族と生きる」が基本設計図となった。あとは、これを毎年見直していけばいいだけのはずだ。