舞台撮影 | カメラマンの独り言

カメラマンの独り言

「カメラマン」「経営者」としての独り言を
だらだらと、そしてつらつらと書いています。

ちょっとブログに画像アップする練習を兼ねて…。

本日は、会館のホールにてヴァイオリンの発表会撮影でした。

調度始まる前に、お孫さんを撮影しようとしていた初老の方に「どうやったら綺麗に撮れますか?」と尋ねられた。

で、それに答えた内容など書いてみようかと…。

お知り合いでバレエ、ピアノの発表会等いろいろあると思うので、少しでも参考になれば。

(と、こういう事を書いていると、どんどん仕事が減っていく気がする…)

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今日使用した機材のセッティングはこんな感じです。

$カメラマンの独り言

カメラはニコンD3、レンズは50-300mmのフルマニュアル。

舞台撮影の時は、特にこの「マニュアルレンズ」が威力を発揮したりします。

まぁ、このレンズはピントまでマニュアルなので、かなり神経すり減らしてしまいますが、それを差し引いても「使い勝手がよい」「画質が綺麗」なので頑張るしかありません。

設定はちょっと動きを止めたかったので、感度は高目にISO 1600、シャッタースピード 80~100、絞りは F8でした。

物々しいカバーは、ピアノや声楽、ヴァイオリンなど、音の小さな演奏会でシャッター音が迷惑にならないようにするためのもの。

フィルム時代は、途中フィルム交換があったので、このカバーを付けたり外したりが大変だったが、デジタル時代になり、それが無くなって大変楽です(喜)

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さて、話を戻しますが、舞台撮影をカメラ任せにすると、撮影時に出演者の衣装よってカメラが「明るさ」を変えてしまい、顔が暗めになってしまう。

また、反響板が「白い」と、同じように全体が暗くなってしまう。

かといって「フラッシュ」を使うと、非常に迷惑千万。

以後出入り禁止になってしまう(汗)。

そこで、このマニュアルレンズ(マニュアル設定)が非常に重要となる。

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基本、カメラが自動で明るさを計る場合、画面を分割して、平均値で設定してしまう。

ところが、衣装や反響板が白だったりすると、カメラが「明るいぞ?」と判断し、写す時「暗め」に設定してしまう。

そこで、以前は「露出計」などを使って明るさを計っていた。

でも、今では露出計などを使わなくても「おおよそ」の設定なら簡単にできてしまう。

そのコツとは「床で明るさを見ておく」という方法。

床は木で敷かれているので、ほぼ「肌色」に近い。

照明が明るくなったら、カメラで真ん中、上手下手の「床」を覗き、大体の設定を出しておく。

こうすると、白い服、黒い服、赤青黄色などのドレスでも「顔」の明るさはほぼ均等になるんです。

ただ、白い服や黄色のドレスなどは、ライトが衣装に反射して顔の明るさが強く出ちゃう。

なので、その時だけはちょっとだけ暗めに設定を変更。

逆も然り。

普通に目で見ているように写真に残すには、実は非常に大変なんです…。

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冒頭の方にお答えしました。

「まず、フラッシュは切っておいて下さい。この場所からだと遠すぎてフラッシュの光りが届かないため、多分暗くなっちゃいます。

それにフラッシュを使わない方が、自然な色合いが出ると思いますよ?

撮影する方の衣装が白だったら、ちょっと暗くなっちゃうかもしれないので、露出補正を明るい方に設定しておいて下さい。

あと、できるだけ前の方から撮った方が良いと思います。あ、ただあまり前だと、私の写真に写っちゃうので、それだけは注意して下さいね(笑)。」

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その方、ふむふむと聞きながら、カメラと格闘していた。

また、衣装の色まで聞いてきて話して下さった。

それを伺い、ちょっとだけ自分がその方のカメラを設定。

後は、タイミングですから頑張って下さいと話し、開演を向かえた。

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発表会が終わり、その方が飛んできて写真を見せて下さった。

「こんな写真、今まで撮れた事無いです。嫁さんにもプロみたいと誉められました。本当にありがとうございます。カメラマンさんの写真も楽しみにしています!」


…こういう事があると、自分たちでは「当たり前」と思っていた事が、意外に知られていないと気づかされる。

またちょっとした「コツ」で、写真の写り方が本当に変わる。

そして、写真撮影やカメラを好きになってもらえる。

嬉しい限りです。

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ただ…。

こういう話しをすればする程、写真に対する「目」が厳しくなってくるのではと…。

そしてどんどん皆さんのレベルが上がり、自分の仕事が減っていくんじゃないかと…。

ブログを始めてから、どんどん自分で自分を追い詰めているような気がするのは何故でしょう…(涙)。

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