心の弾力性 | Cherish a feeling

心の弾力性

誰もが生まれ持つ素晴らしい力のひとつに、

心の弾力性があります。

レジリアンシーと言われます。

クローバーレジリアンシーとは

エンパワメントについての記事でご紹介した

外部からの抑圧をはね返す力。

受けた傷を自分で癒す自然治癒力。




例えばゴムボールです。

程よく膨らんだボールを指で押して離すと、

へこんだ部分が元に戻りますよね。

これが柔軟な弾力性のある心です。



充分に空気が入っていなくて萎んでいると、

跳ねないし押しても戻りません。

これが抑圧を受け続け栄養を失った心です。

弾力性を奪われているんですね。

自然治癒力が機能しなくなっているのです。




このように、栄養いっぱいの健やかな心は、

抑圧をはね返す力を持っています。



そしてこれは、自然治癒力、

本来誰もが生まれ持つ力です。



圧力(抑圧)を受け続けると、

空気(栄養)が漏れて弾力がなくなっていき、

問題に直面したとき、

自分の生まれ持った力に

気づく事ができなくなってしまうんですね。

"どうせダメ"

"やっぱりこうなる"

のような無力感に支配されて

やつあたりをしたり

問題自体をなかったことのようにしたり、

と、いろいろな解決方法、選択肢があることに

気づけなくなってしまうんです。




その状態に気づき、

ラブラブ栄養を補給する
 心の栄養 アファメーション参照
ラブラブ休む(疲労回復)
ラブラブ人の助けを借りる、など

心の弾力性は、いろいろな方法で取り戻す事が出来ます。



誰もが本来生まれ持つ、

生きる力を取り戻すこと、

それは、

わたしにも、生きる力がある、

しっかりと生まれ持っている、

ということを知り、

そんな自分を信頼すること、

自分が自分の味方になること、

でもあるんですよね。




レジリアンシーについては、こちらの本で知りました。
新・子どもの虐待―生きる力が侵されるとき
(岩波ブックレット)/森田 ゆり