「地に足」がある状態と、そうでない状態との差がだいぶはっきりしてきた。
「地に足」の状態はもちろん「捉え」がかなり正確にできている状態。
地面と足の裏にすき間が無いぐらいピタ―っとサランラップが張り付くように地面にくっついている。
でも足はペラペラで柔らかいゴムみたいな感じ。
「地に足」が付いていない状態で歩くと、何か身体が安定せず収まりが悪い。 何かすわりが悪い感じになる。というか足が痛くなる。うん、これは良い傾向だ!
この時はだいたい慌てている時。そのたびに「落ち着いて、ゆっくりと」と自分に言い聞かせ「地に足」をつける。
「浮足立つ」とはよく言ったものである。
この浮ついた感じはやはり周りの影響を受けて、自分を見失っている時である。
つまり、朝忙しくせわしなく足早に歩いている仕事場へ行く人につられてしまっている。周りに流されているである。
心も落ち着かず、何か焦っている。
でもそんな必要はない。ゆっくりと等速で歩けばよい。
有難いことに自分の「ゆっくり」という絶対スピードが上がっているので、自分ではゆっくり歩いているつもりでも十分に周りの急いでいる人とそんなに速度は変わらない。
「地に足」がついて歩けていると、
・時間の流れがゆっくりに感じる。
・すぐ止まれる。
・すぐよけられる。
・何となく精神的に余裕が出る。
・変に目移りしない。
こんなに肉体的状態が心の状態に影響するとは思わなかった。
精神を精神だけで鍛えるのも良いが、胴体深部を動かし股関節の捉えを磨き鋭くして地に足をつけても十分に精神鍛錬になる。
おそらく胴体深部の活性化・股関節の捉えの精密化の過程が必然的に精神鍛錬になっているのかもしれない。
捉えが鋭くなればなるほど地に足がついていくのだと思う。
最近は「大腰筋伸び伸び腰割り(スクワット)」を一日に20回~50回ぐらいやっている。
・足の開きは逆ハの字の踵を合わせて90度になる開き。
・腰を下ろした時に脛と腿が90度になるように足幅を調節。
・足の小指側に体重がいかないように拇指丘―踵ラインは外さない。
・北京原人姿勢を守って繰り返す。
リンク記事の動画にあるように、しっかりと基本姿勢を崩さない。
正確にできていると、
・足裏が上記でかいたように運動最中でもピタ―と地面に張り付く。これは決して「体重がかかっているから張り付く」とは別のもの。
・普段とらない姿勢だからもちろん内腿やハム、内転筋などに筋肉疲労は出るが、運動後、身体が軽い。驚くべきは肩が良く回るようになる。肩の脱力が促進される。
これらは全て「北京原人姿勢を保ったスクワット」により股関節の捉えが鋭くなったことに起因する。
結局のところ、スクワットは股関節や腰回りの運動のように見えるが、正確に「股関節の捉え」ができていれば、全身運動になる。そして運動後、必ず身体が軽くなる。
巷には抜重スクワットなど、いきなりしゃがみ込むものを見たことがあるが、あれは相当難易度が高い。あの速さで「捉え」を外さないためには相当の「捉えの精密さ」が要求される。少なくとも胴体深部の動かない住人にはほぼ不可能の運動である。「捉え」を外してやり続ければ、この運動で故障する可能性がある。確かに股関節の可動域があがるかもしれないが、ただそれだけ。
やるなら北京原人姿勢を保って軽く屈伸するぐらいに留めて「捉え」を外さないようにした方が良い。
大腰筋伸び伸び腰割り(スクワット)も捉えを外したら意味がない。だからやる時はゆーくりと腰を下ろし、下ろした時点で少し止まって捉えを確認する。
できるようになるまでは、次のように繰り返していた。
・しゃがむ前に「手刀チェック」で確認。
・しゃがみ込んだら、そこで止まって「手刀チェック」で確認。
つまり、しゃがみ込む前後で手刀チェック。これをやらないと「捉え」を維持したしゃがみ込みが身に付かない。
現在はしゃがんだ状態でも後頭部―胸椎裏―仙骨のラインがビシッと揃う。
で、ほんの数日前から、片脚づつ、ゆっくりと(ちょい追記)(動画追加)の動画を参考に、頭の上にペットボトルを乗せて手で押さえた状態でスクワットをする。
これがなかなか良い。頭の位置がしっかりと無意識に固定されるようで「捉え」がさらに鋭くなる。バランスがよくなるともいえる、感覚的には。
最近、かなり「地に足」がついてきた背景にはこの「捉えスクワット」も要因の一つであろう。
(注意:スクワットはある程度股関節が開き、内腿の柔軟性がないと足が開きません。北京原人姿勢を保つのさらに大変です。下手したら腰をやられます。さらにさらに大股開きで上半身が伸び伸びした状態で捉えながら腰を下ろすのはさらにさらに大変です。無理は禁物です。
回数も10回以下が妥当だと思います。最大50回ぐらいになってしまうのは、一つ一つ確認しながらやっていると、「今のはしっくりきたぞ、もう一回やってみよう。あれ、ちょっと違うな。じゃぁもう一回」なんてやっているうちに気づくとそれぐらいになっている。これは注意事項を確認しながら内部感覚を探ってやってるからです。
それからペットボトルを頭の上に乗せながらやるのは、ただでさえ注意事項が多い中でそれにプラスでやるので、そもそも捉えてスクワットが出来ない状態でやっても、本末転倒になり兼ねません。まずはペットボトル無しで捉えてスクワットが出来るまで訓練しそれからだと思います。
真似する場合は自己責任でお願いします。)