原始体操を日課にしてから約10日。
★内腿・もも裏の使用感が増加
特に意識はしていないのだが、使われている感がかなりある。特にしていることと言えば、【軽感覚・手刀一致姿勢】となるべく維持して、歩いているだけである。いわゆる北京原人姿勢。
調べてみると、「もも裏はインナーが使用された結果、使われるものである」と、ぼそっとつぶやかれている。
ということで、良い傾向である捉えておく。
この「結果として~になる」という感じが非常に興味深い。北京原人理論では、「胴体が深部から動いた結果、全ての不調が消える」ということが強く主張されている。つまり、肩こりも腰痛も胴体が深部から動けばなくなるということである。さらに言えば、肩こりを肩を意識して治すのではなく、胴体深部を動かすことで、結果として肩こりを解消させるというのである。
前にも書いたが、この「無意識の結果」はここ1年で客観的に表れている。伸ばす意識は無いのに、背が伸びたとか、等々。
もちろん北京原人姿勢や日課といった「意識動作」から生まれた「無意識の結果」である。
今回も原始体操(意識動作)した結果として、→【軽感覚・手刀一致姿勢(意識動作)】が維持しやすくなった。
その結果として、→【内腿・もも裏の使用感が増加(無意識動作)】した。
この結果として、→さらに何かが起こる。
この他にも【軽感覚・手刀一致姿勢(意識動作)】の結果として、→【肩が軽くなる(無意識動作)】
そして、あらゆる意識・無意識動作の結果の集大成が、おそらく【意識せざるを得ない股関節の捉え】なのだと思う。
まだまだ凡人なので、全ての因果関係は分かるはずもないし、全てを把握するつもりもないが、数十年経って、全てが解明されたらそれはそれで有難い。
★前後からの軽感覚・手刀一致姿勢維持
これまでは身体の前の鳩尾(後頭部)の伸びを意識して、肋骨を上へ引っこ抜く感じで、軽感覚・手刀一致姿勢を維持してきたが、
背中側の意識を加えることで、さらに維持がしやすくなってきた。特に、背中側の意識のおかげで、肩がこれまただいぶ軽くなった。
何故なら、上手くいかないと、肩も同時に上がって、窮屈になるのだが、背中の意識を加えると、肋骨は引っこ抜けたまま、肩は下がる(落ちる)。
具体的な感覚は、背骨を中心に両側の肋骨を背中側に折る感じ。背中側のそれぞれ肋骨に沿って、両脇から背骨の方に力を流す?力が集まる?感じかな。背中を両サイドから中央に向かって収縮させる感じ?そうすると、肋骨全体がポコッと前に浮き出るように感じる(背中側の肋骨の下のヘリが外れる・浮く・自由になる?)。 決して力を入れるわけでもなく、そのように意識するだけ。反らすわけでもない。脇から背中側の肋骨。
「ペットボトルによる広背筋活性化運動(1年1ヶ月9日の記事参照)」をやった後の感覚に近い(この運動は特に日課としやっているわけではないが、説明通りに油を大量にさしたみたいに肩が回るようになる)。
まったく意識もしていなかった広背筋の作用によるもだとしたら、一歩前進したといえるだろう。
少なくとも軽感覚・手刀一致姿勢の維持には役立っているので、良しとしよう!
始まりはいつも北京原人から。