新しい日課体操を開始してから約1週間が経つ。この体操はどうやら基本体操の前の基本らしいので、ここでは「基本体操」と分かりやすく区別するために、「原始体操」とする。 そして、この名にふさわしい効果が出てきた。正直、「原子」としてもいいかもしれない。

 

検証・考察をしてみた。

 

原始体操

それぞれイスに座って行う。

 

  ①【捻る+反る丸める】

  ②【捻る+伸ばす+反る丸める】

  ③【捻る+丸める+膝壁押し】

 

★回数

 朝・晩それぞれ左右20回。 反って1、丸めるで2とカウント。そうすると、反るだけで10回になる。

 原始体操優先で基本体操は晩に【伸ばす・縮める】と【捻る】を気が向いたら適当に。

 

 

 

★原始体操直後に体は軽くなるのか?

正直、愚問。当たり前。基本体操で【捻る+反る丸める or 伸ばす縮める】をやったことがあれば、当然そうなると予想できるし、実際そうなる。 こんなに「同時」に捻って反って丸めて伸ばされたら(笑) 

 

軽さで言えば、原始体操は基本体操よりも身体が軽くなる。 

それから、原始体操の後に基本体操をやると、めちゃくちゃ伸びる(やはり原始体操と呼ぼう)。

 

ついでながら、本当の問題は、そこじゃない。体操で軽くなることは前提で、この軽くなった状態をいかに維持し、日常に落とし込めるか。一時を常時にしなければならない。それには普段の生活から変えないといけないし、北京原人理論においてはおそらく体操よりも重要なことだと思われる。つまり、北京原人姿勢で日常を過ごす。

 

ここまで約1年間北京原人生活の中で、飽きもせず毎朝毎晩、基本体操をして、北京原人姿勢(「股関節の捉え」を内部感覚として自覚できないので手刀チェックで確認しながら)を極力維持して、体(頭)に「軽いとはこういうこと」、「楽とはこういうこと」、と刷り込んできた。

 

徐々に癒着がとれて、軽くなっていくわけだが、癒着ミルフィーユの層はぶ厚い。軽くなったのと思って、生活していると、今まで気づかなかった次の層にある癒着ミルフィーユが顔を出して、重く感じる。で、また軽くなるように、癒着ミルフィーユを剥がす。この繰り返し。

 

その過程でもちろん効果は出てきている。

この1年で、特に客観的に人に言われるのは、「背、そんなに高かった?(実際は膝軽く曲げているんですが・・・)」、「腕長くね?(別にけん引とかしてませんよ)」、「脚が細くね?(中腰気味の姿勢なので、太くなるはずですが)」、「やせたよね?(3食もれなく食べています。ダイエットなどしてませんが、実際には、身長比による西洋医学的平均体重から約7kg減)」、など、外見が明らかに変わったらしい。

 

主観で物事をみると、思い込みが入ることがあるので、このような人の見解は信用できるし、体が変わってきた証拠でもあると思う。

もう少し例を挙げるとすれば、「手足がむくまない」「足のサイズが約1サイズダウン」など。

 

★感覚と実体の一致・不一致

整体で昔、背筋を伸ばして立ってといわれて、そのようにしたが、「肩があがっているだけだよ、それ」と言われたことがある。感覚と実体には時にかなりギャップがでる。つまり、感覚的にとった「姿勢」が、ここでは「手刀チェック」がパスできるとは限らない。自分がいいと思う姿勢と客観的に計測した「良い姿勢」とが一致するかどうかである(厳密にいえば手刀チェックも感覚であるが)。 少なくともこれまで、次のような一致・不一致があった。

 

 ①手刀チェックが分からない→よって、姿勢とか感覚どうこうの話にならない。

 ②感覚は置いといて、指示通りの姿勢をとると、手刀チェックOK

 ③手刀チェックがOKだろうと思える姿勢をとるが、実際手刀チェックNG

 ④手刀チェックがOKだろうと思える姿勢をとって、実際は手刀チェックOK

 ⑤手刀チェックがOKだろうと思える姿勢をとって、さらに軽い感じがあるが、実際は手刀チェックNG

 ⑥手刀チェックがOKだろうと思える姿勢をとって、さらに軽い感じがあって、実際に手刀チェックOK

 

今のところの理想は⑥で、これはここ最近1年ぐらいしてから、頻繁にできるようになってきた。感覚的には鳩尾の中に手を入れて、ひょいっと上に肋骨を持ち上げる感じである(肋骨引っこ抜き)。できないときは、ほぼ決まって肋骨がミゾオチを境にくの字のようになってしまっていて、鳩尾の中にある餅みたいのが、固くてなかなか伸びない。つまり、要である肋骨を骨盤から引き離した状態が作りづらくなる。無理に伸ばそうとすると、背中がはったり肩がこったりする。修正のために、会陰引き上げとか後頭部伸ばしとか名前をつけて、色々やってきたが・・・

 

しかし、原始体操はこの固まった餅を、つきたての餅みたいに柔らかくしてくれる。狙ったかのように! しかも、基本体操よりも!

おかげで、肋骨を高い位置に保ちやすくなった。つまり⑥の姿勢が楽にできるようになった。

 

これのせいなのか、数日その状態で歩いてると鼠径部あたり(?さらに奥のような気もしないでもないが)が、伸びている?使われている?感じがでてきた。

 

面白いのは、別にその部分に意識をもっていたわけではないし、感じようとしたわけでもないのに、感じるということ。勝手に使われているというのが正直なところ。今までに無い初感覚だ。

 

一週間経った今では、そのあたりに使用感があり、疲労感もある感じ(毎日少なくとも4km(1km×4)は歩かないといけないから顕著にでたかな)。

だけど、不思議なことに股関節はかなり緩んだように感じる。

 

それから数日たって、原始体操をしているとき下にダラーんとなっている方の足のその辺が伸びる感覚があるのだが、この感覚がそれによく似ていることに気づいた。

 

また、原始体操の時に感覚や実体がそのまま日常のそれに反映しているのか、肋骨は上、それ以下は原始体操をしているとき下にダラーんとなっている方の足のような感覚でダラーんとさせる(伸ばす)と、体が心地よく伸びる。とろけるチーズかな(笑)

 

さらに、今まで苦手だった【座り】の時も肋骨の位置を保ちやすくなってきた。デスクワーカーには非常に有難い。

 

これらの効果や感覚が真で、たった1週間程度であらわれたとしたら、1ヶ月後、さらには1年後がさらに楽しみになってきた。

 

こんなに顕著に体が反応すると、原始体操を早くやっていれば、とついつい思ってしまう。

しかし、1年間やってきたことでの成果は目に見える形で出ているので、全てが無駄とは思えないし、この1年間の継続的癒着剥がしがあったからこそ、こんだけ早く胴体が反応してくれたと言っても過言ではない。1年前の胴体で、たった1週間で今回と同じ程度の反応が出たとは考えにくい。

 

まぁ、試行錯誤は必要であり、積み重ねが肝要。

 

この点において、北京原人理論は、ある意味「文字通り」のSustainable Development(持続可能な開発・発展・進化)と言ってもいいかもしれない。

 

 

始まりはいつも北京原人から。