息子、第一希望の公立高校に無事合格💮✨
合格発表は、15時から各学校の掲示板に番号が掲示される方式(夜以降にネットでも見れる)。
私立の時は両校共ネットでの発表だった。
公立は昔ながらの[掲示板を見て一喜一憂]という形なのね
受験っぽいというか緊張感すごいというか…
遡ること、受験当日。
帰ってきた息子は「なんとか書けたと思う」と言っていた。
でも、自己採点を進めていくにつれ、
「あぁ!僕は無理だぁぁぁ」
と、どんどん弱気に。
記述問題の答えは、問題用紙に書きうつしてなかったので、(記述分の)80点以上が分からない状態だった。
息子が好きな数学が一番出来なかった。
でも数学は毎年県平均も低い。
ただそこが崩れるとダメ…まさにそこが崩れた感覚になったんだろう…息子はマイナスモード全開に
こういう時に、何を言っても何を尋ねてもダメなのだ。
80点分からない状態だけど、残りは予想より良かった。ただ、評価点に苦しんだ息子にとってはどうなるのか…
だから私は帰ってきた時の息子の様子と第一声を信じることにしていた。
公立受験は、「ちょっと頑張ってチャレンジしよう」とか「安全圏で」とか人によって様々だろうけど、息子にとっては[チャレンジ校]だったと思う。
この一年、評価点という言葉を意識しまくったなぁ。本来は中1から意識すべきなんだろうけど
この評価点では息子の目指す高校は難しいと塾で散々言われていた。他の塾を見学に行った際も言われ、そんなに低いのかと凹んだなぁ。
でも不可能ではない。
学力ではなくて評価点ありきで高校を決めるのも、なんだか息子も私も腹に落ちなかった。
志望校も最初はぼんやりとだったけど、「ここに行きたい」という学校が見つかった。
模試も調子が良かったが、直前に落ちてきた&不安感が強まり、今年に入ってからは被害妄想がすごかった…
塾では「志望校のランクは今より下げた方がいいかも」「でもあと1ヶ月、毎日自習室に来て(塾の先生の)課題についてこれたら、受かる可能性もあるかと」とのことだった。
学校の面談では「息子くんの今までの成績からしたら(受けることに)何か問題でも?」と、ランクを下げようとした私たちに不思議そうにそう言っていた担任。
「評価点といっても、その分本番の点数を取ればいい。そこなら行きたいと思うならビビらずに進め」的なことを言われた。
担任と塾の先生、意見がちょっと違うーー
旦那もビビって「下げた方が…」となり、挙句わーわー言い争いになったり、1月2月は本当に思い出したくもないくらいキツかった
公立の願書提出日ギリギリまで悩むことになるとは予想してなかったなぁ。
私も希望している学校じゃなくて変えた方がいいのか…と散々迷ったけど、塾の先生が
「息子くんは今までずっと〇〇高校!と目指していたけど、いきなり△高校へとなっても気持ちの切り替えも難しいだろうし、そこがダメだったら『あの時〇〇を受けていれば』となり、良くても『やっぱり〇〇を受けたかった』とどちらにせよずっと残ると思います。だったら希望しているところを受けるのも、息子くんにとっては最善なのかもしれません」
という言葉も後押しになった。
たしかにその通りだ。
〇〇以外を受けて、合格しても「あの時こうしていれば…」となるだろうし、それがずっと残るだろう
めっちゃ無謀でもないなら、本人が望むように〇〇を受けよう!と願書を提出。
それから受験までの約1ヶ月、ほぼ毎日自習室へ通った。
もちろんブータレながら
それでも気合いと根性でやり切った👏
この1ヶ月の追い上げがなかったら無理だっただろうな。
合否発表までは8日間あった。
めっちゃ長く感じたな〜
その間、卒業式もあった。
式までは正直息子の気持ちの浮き沈みが激しすぎて、でもどうにもしてやれなくて…私まで不安になったらアカンと、『なるようにしかならん』とか『今までやってきたものが出せてたら大丈夫』と伝えつつ、「やっぱり不安になるよねぇ」と自然に共感しつつ。
卒業式後の数日は、「怖いけど、なるようにしかならないね」と落ち着いてきた。
そしていよいよ発表の日を迎えた。
15時5分前。あまり早く着いて待つのが嫌だったのでギリギリに。
高校に到着すると、親子連れがほとんどで安心した😅どこまで親が行くものなのか、最近の事情がよく分からない
その時だけ雨がザッと降ってきた。
「僕の気持ちの表れだよ」と息子
幸い屋根があったので発表を待つ人達がぎゅーっと固まりつつ、その時を待った。
なにやら2つ折りの板を持った大人の方々が出てこられた。
時間になったら開くようになってるんだなぁ。
手に汗がすごかった。
息子は逆に手が冷たくなったらしい。
2枚の板が同時に開いたので、どっちを見てよいのか慌てたが、その間にもあちこちで『キャー!』と歓声が起こっていた。どちらにも同じ番号が記載されていた。
息子のは…
「あっ!あったーーー!!」
私が発見
息子はその時点では探しきれなかったのか、「えっ?どこどこ??」と私が指した方を見た。
「あったよぉ」
実際はこんな風にダーっと泣いてないけれど、目が真っ赤になっていた。
隣で母の私がボロボロ
「あったやん!あったやんかー!」と息子の腕辺りをバシバシしていた。
「良かったねぇ。頑張ったもんね」
言いながら涙が止まらない。
息子の頑張りが報われたのが嬉しかった。
勉強そのものもだけど、それ以上に自分の抱える困り感(不安感や被害妄想)との闘いや苦しみを間近で見てきたから、だからこんなにも涙が出たのかもなぁ
心配していた旦那にも電話📞
「合格したよぅーー」
「そうか、良かった」
…テンション違いすぎる
まぁ、仕事中だっただろうし仕方ない。
すぐに旦那から折り返し電話があった。
「ごめんごめん!あの反応は無いって部下に怒られたわ息子に代わって」と息子にもおめでとうを伝えていた。
「いい部下さんだねぇ。ありがたい」とよく分からないお礼を私にしていた。
雨はすぐ止んだ。
「ホント、心模様を表してるねぇ」と息子。
合格はゴールではない。
息子も頭では分かっているだろうけど、「んん?」という言動もあるから気をつけねば…
早速、「あぁ不安だなぁ」と言っている
「友達出来るかなぁ」
これは何も息子に限ったことではなく、ほぼ皆そんな思いで入学するものだろうし。
入学時は書類やらなんやらバタバタだ💦
こんな時に限って、またまた体調が悪い
自分の身体…ポンコツ過ぎて泣けてくる
なにはともあれ、サクラサク🌸
よかったよかった
現実は桜どころか冬真っ最中の寒さだけど