船舶安全法-口述試験用-時限付問題
今日は「船舶安全法」の口述試験対策用時限付WEB問題をアップしました。
問題総数は64問で、制限時間は36秒です。
船舶安全法の口述試験は、近年、難化傾向にありますが、やはり船舶安全法と船舶安全法施行規則の条文からの基本問題をマスターしておくべきだとは思います。
以前も書きましたが、「わからない問題は誰もわからない」というくらいの気持ちで良いのではないでしょうか?
ちなみに私の時も、5問中2問は答えることができず(ピント外れな答えもしました)、1問は不完全な解答になりました。
試験終了後、そこで少し会話をすることになった同じ受験者も、船舶安全法はほとんど出来なかったということで、すごく落ち込んでいましたが、結局私もその方も合格していました。
科目毎の足切り点もありませんし、過去問になくても、条文をよく読んでいれば正答できる問題も当然出題されるわけですので、やはり遠くばかりを見て、足元を疎かにしないようにいた方がいいかなと思います。
これで口述試験4科目のWEB問題のアップは完了しましたが、口述試験日まで、あと3週間を切りました。
健闘をお祈りいたします。
私が受験した(平成20年)時に、口述試験が終わった直後、出題形式のメモ(試験官からの出題のされ方をできるだけ一語一句詳細に記録していたもの)を残していました。
後日、ここで紹介してみようかな?と思っています。
http://book.geocities.jp/cawaiihappie/senpakuanzenoral101110.html
船員法-口述試験用-時限付問題
今日は「船員法」の口述試験対策用の時限月WEB問題をアップしました。
昨年も同様のものを掲載していましたが、今年は制限時間を40秒から36秒に変更し、問題も一部見直しました。
中には、こんな問題出るわけない!!というようなものがあるかもしれませんが、船員法と船員法施行規則からかなり広範囲に出題しています。
合計で135問あります。
過去にはまだ一度も出題されていない問題も結構ありますが、チャレンジしてみていただければと思います。
船舶安全法については、後日アップします。
http://book.geocities.jp/cawaiihappie/seninhouoral101109.html
船員法と船舶安全法の口述試験対策用問題について
「船舶法」と「船舶職員及び小型船舶操縦者法」の口述試験対策用時限付WEB問題は既に掲載しましたが、残った「船員法」と「船舶安全法」については、現在昨年分を検証中ですので、もう少し時間をいただければと思います。
船員法は、広範囲な部分から問題を作っています。
ただし、船員法や船員法施行規則の本文から出題ですので、条文をよく読まれていれば、特に難なく答えることのできる問題にしています。
一方、船舶安全法は、近年難易度が上がっている傾向にあります。
「最新海事法規の解説」に掲載されていることや、「海技士試験」に出題されているような問題からもピックアップしてみるのはどうか?とも考えましたが、あまり手広く、さらに細かく対策してしまうことにより、過去問を含めた基本的な問題を疎かにしてしまうのはどうかと思います。
そこで、私が作った問題も過去問ベースに条文にある基本問題で構成するようにしています。
社労士試験の結果
今日は今年度の社会保険労務士の合格発表がありました。
お陰さまで無事合格することができました。
応援してくださった皆様、どうもありがとうございました。
私の資格試験の挑戦は、以前も書きましたが、この社会保険労務士試験に合格することが最終的な目標でした。
学生時代から参考書等を購入して、少しずつ勉強もやっていましたが、途中何度も寄り道をして行政書士試験、海事代理士試験などにもチャレンジしてきました。
幸い、昨年のマンション管理士試験以外は良い結果を得られることができたので、十分に満足しています。
今後、新たな資格試験や検定試験に挑戦することは全く考えていません。
むしろ今後は、これまで得た資格が何らかの形で、仕事あるいはプライベートな面でも役に立つようにしていきたいです。
なお、このブログは「海事代理士試験」に特化したものですので、今後も海事代理士試験オンリーで細々とは継続してくつもりにしています。
来年以降の受験者のために少しではあっても参考にしていただければと思います。
また、このブログとは離れた所で、プライベートブログ(資格試験のブログではではなく、あくまで日常のあれこれなどを書くだけ普通のブログです)を始めてみようかな?という計画もありますので、もしそんなブログを開設した際は、ここでもご報告させていただきます。
さて、海事代理士権試験の口述試験まで、あと3週間余りになりました。
今日は地方から来られる受験者の方へ・・
今年は「雪」にはまだ早いと思いますが、当日の天候の影響による交通機関の遅れ、そういった不可抗力のことも考えておかれた方がよろしいかと思われます。
宿泊の手配、あるいはお仕事の都合等色々と事情はあるでしょうが、できれば、前日から東京に来られていた方が安心ではないでしょうか?
そして、できれば前日に付近の下見をされておいたらと思います。
霞が関周辺には、特に庁舎以外は何もないって言ってもよいくらいなので、長居は無用だと思いますが。
霞が関へは、いくつもの交通手段がありますが、もし乗り替え・乗り継ぎを簡単にしようとすれば、一度JRの東京を経由して、そこから地下鉄「丸の内線」で霞が関に行くのが一番わかり易いと思います。
羽田空港からだと浜松町までモノレール、そこからJR山の手線で東京です。
時間短縮できる路線もありますが、乗り替えが結構面倒だったりするので、個人的には東京を起点のようにされた方がいいかなと思っています。
筆記試験合格発表
筆記試験に合格された皆様、おめでとうございます。
口述試験まで約一カ月、どうぞ頑張ってください。
今年の筆記試験の合格者数は195名
それに昨年の口述試験不合格の方の数が約50名だったと思いますので、それを加えると245名
例年口述試験の欠席者が1割程度あるみたいでのですので、それを除けば220名ほどの方が今年の口述試験に臨まれることになると思います。
どんな試験問題が出題されるのだろうと、あれこれ悩むところではありますが、過去問と条文からの基本問題はマスターしておくことが必要かと思います。
過去問にもない、条文にものってない・・・そんな問題が出題されることもあるかもしれませんが、そういう問題は、ほとんどの受験者が正答できないのではないかと思われますので、あんまり気にしない方がいいかと思います。
口述試験独特の雰囲気には、やはり誰でも緊張しますので、「わかっているのに答が頭からすぐに出てこない」・・・こうした状況にならないようできるだけリラックスするように努めるというのも大切なことですね。
船舶職員及び小型船舶操縦法-口述試験用-時限付問題
いよいよ明日が筆記試験の合格発表日。
国土交通省のHPでは、合格者の受験番号が掲載され、同時に筆記試験問題と模範解答の掲示もあるかと思います。
また、恐らく翌日には、特定記録郵便で皆様の元に通知が届くようになっているかと思いますので、届きましたら、口述試験のご自身の時間割をご確認ください。
吉報をお祈りしております。
今日は「船舶職員及び小型船舶操縦者法」の口述試験対策WEB問題をアップしました。
問題数は全部で71問あります。
一問あたりの制限時間は36秒です。
私が受験した時に作ったものに若干手を加えています。
http://book.geocities.jp/cawaiihappie/senpakusyokuinoral101027.html
口述試験-船舶職員及び小型船舶操縦者法
いよいよ今週末が筆記試験の合格発表日ですね。
今日は「船舶職員及び小型船舶操縦者法」の口述試験対策について私が思うところを書いてみることにします。
船舶職員及び小型船舶操縦者法は、語句の定義と海技免状及び操縦免許証の取得(更新・失効も含めて)や手続きに関わることをマスターする。
加えて一昨年までによく出題されていた、小型船舶操縦者の遵守事項や乗船基準等を覚えておく。
以上のようになるかと思います。
船舶職員及び小型船舶操縦者法については、平成20年度までは、ほぼ毎年同じ問題が繰り返されていたように思えますが、昨年の受験者様から聞いた話だと、少し難化したということを聞きました。
そこで、平成21年度の口述試験問題を見てみると、確かに少し変わってはいるとは思いますが、それでも基本的な問題が多く、平成20年度までの問題と大差とまではいかないようにも思えます。
ただ事例問題を出題したと書かれてありますので、出題形式が変わったということになるのでしょうか。
例えば・・・
Q.二級小型船舶操縦免許の保有者が、後に一級小型船舶操縦免許を受けた場合、その者の従前の二級小型船舶操縦免許はどうなりますか?
上記の問題は、過去問にある「操縦免許が失効する理由をひとつ述べてください」と聞かれた場合には、「上級の免許を取得したとき」とすんなりと答えが出てくるかもしれませんが、少し角度を変えて出題されると、ちょっととまどってしまうかもしれません。
国土交通省のホームページに掲載されている口述試験の問題文とおりには、実際には出題されないこともあるということにご留意していたいただけたらと思います。
先日の「船舶法」と同じように、近日中に口述試験対策WEB問題もアップしようと思っています。
なお、神戸商船大学のホームページだと思いますが、この法律に関しての要約が掲載されています。
海事代理士試験の口述試験問題と共通する内容も含まれておりますので、ご参考にされてみてはいかがでしょうか?
船舶法-口述試験用-時限付問題(追加)
先日、船舶法の口述試験対策用WEB問題をアップしましたが、その時に追加するのを忘れていた問題を4問加えましたので、再アップします。
問題数は全部で39問から43問となります。
また、制限時間は前回の40秒から、実際の口述試験は3分間に5問出題されるとして、180秒÷5問=36秒と4秒短縮しました。
このWEB問題は、毎回ランダムに出題されるようになっています。
携帯電話では使用できない旨書きましたが、自分の携帯電話で試しにやってみると、問題は表示されるようです。
ただ解答と問題の一覧は表示されませんでした。
携帯の機種により状況は異なるかもわかりませんが、問題だけなら携帯電話使用でも見ることは可能だと思います。
追加した問題は以下の4問です。
1.日本船舶の特権について
2.日本船舶の義務について
3.外国船舶が日本国旗を掲揚できるのはどのような場合か
4.外国船舶が不開港場に入港できるのはどのような場合か
http://book.geocities.jp/cawaiihappie/senpakuoral101018.html
船舶法-口述試験用-時限付問題
WEBツールを使った口述試験対策問題をアップしてみました。
以下のリンクより入れます。
問題数は合計39問です。
昨年もアップしていましたが、それから一部修正したり若干手を加えています。
実際の試験時間は一科目3分間です。
その間に5問程度出題されますので、一問あたりの平均所要時間は36秒ということになります。
そのため、この問題も一問あたり40秒という設定にしました。
①携帯電話からはアクセスできません。
②40秒毎に自動的に次の問題が出題されるようになっています。その40秒内にちゃんと答えられるかトライしてみてください。
③40秒以内に答えることができた場合は、NEXTボタンを押すと次の問題に移ります。
④全問題終了後、問題と正解を一覧で見ることができます。
http://book.geocities.jp/cawaiihappie/senpakuoral101010.html
口述試験-船員法&船舶法
口述試験について、各科目ごとの留意事項を私なりに述べさせていただきたいと思います。
今日は「船員法」と「船舶法」の二つです。
船員法は、過去問も含め、条文を基本に浅く但し広くやっておく。
船舶法は、平成16年以降の口述試験の過去問を完全にマスターしておく。
結論から言えば、上記のとおりになるかと思います。
どんな問題が出題されるかということもそうですが、やはり口述試験の独特の雰囲気にのまれないようにすることが大切ですよね。
口述試験が、単に本人確認のために実施されているようなものであれば楽勝でしょうが、去年を例にとりますと4人に1人が不合格。
ずっと以前は、2人に1人が不合格だった年もあるようです。
やはり緊張します。
口述試験の最大の敵は、この「緊張」だと思います。
なかなか難しいこととは思いますが、できるだけリラックスできるようにしたいです。
①船員法
船員法に関しては、出題される問題は毎年異なります。
と言いましても、もちろん過去の口述試験や過去の筆記試験問題から出題されることもあります。
そういった意味で、過去問についても答えられるようにはしておく必要はあると思います。
これは聞いた話ですが、かなり以前の口述試験の受験者は「船員法は毎年出題される問題が異なることから、極端に言えば0点でも、他の3科目でカバーできるから、あえて深く準備はしなかった」、つまり船員法以外の3科目は、毎年ほとんど同じ問題が出題されていたため、三科目の過去問さえ数年分やっておけば、それだけで平均点の60点以上をとれるから十分だったということらしいです。
でも、その思惑は今では通用しないかと思います。
他の科目も出題範囲や問題の内容が変化し、さらに難易度も上がってきているようですので、船員法を捨て科目のようにするわけにはいきません。
船員法の問題は、従来からの傾向だと、難易度が決して高い問題というわけではなく、浅いですが広範囲に出題されているのが特徴です。
従って、「船員法」と「船員法施行規則」この二つの法令を熟読することから始めるのがいいかと考えます。
そして問題にされそうな部分をピックアップし、頭の中にインプットし、さらにアウトプットできるようにすることが必要です。
船員法は、船舶法や船舶安全法とは異なり口語で書かれていますし、条文に長文が多い「船舶職員及び小型船舶操縦法」と比べても読み易いのが救いです。
(例題)-たとえば過去問にはないと思われる範囲から以下のような問題が出題されるかも?という感じで作ってみました。
・航海当直を実施しなくてもよい船舶をひとつ述べてください。
・船員手帳の再交付申請はどのような場合に行うのか、ふたつ述べてください。
②船舶法
船舶法に関しては、過去から出題傾向はほとんど変わっていないように思われます。
「船舶法」「船舶法施行細則」「船舶登記令」「船舶登記規則」の中からの出題です。
筆記試験ではあまり出題されていませんが、口述試験では船舶登記令を絡めた問題が多いのが特徴です。
でも、基本的には過去問を確実にマスターしておけば、出題傾向に変化がない限り大丈夫だと思います。
あとは、上に書いた法令の条文をよく読んでおくことですね。
船舶法と施行細則は文語体ですから読みづらいですが。
特に、船舶の取得から船舶国籍証書交付までの一連の手続きは必須。
この問題から派生して、船舶の名称変更、船籍港の変更、船舶所有者の変更の場合等の場合の手続きも覚えておく必要があります。
なお、平成16年4月から法令の改正が行われ、船舶登記及び登録に関する手続きが一部変更になっています。
従って、平成15年度の問題の解答は現在では異なりますので、問題としては平成16年度以降のものを見るようにしてください。
具体的に言いますと、船舶登録は、以前は「船籍港を管轄する管海官庁で行う」ことになっていましたが、現在の船舶登録は「どの管海官庁で行うことができる」ようになっています。
新規に船舶を取得してから船舶国籍証書交付までの手続
①船籍港を定める。
②船籍港を管轄する管海官庁に船舶の総トン数の測度申請を行う。
③船籍港を管轄する登記所に船舶の所有権保存登記申請を行う。
④登記後(管海官庁に)当該船舶の登録を申請する。
この④において「船籍港を管轄する管海官庁に当該船舶の登録を申請する」とすると、間違いではありませんが、正確な解答ではありません。
それから実際の口述試験では、①とか②まで、「まるいち」「まるに」と付けて答える必要はありません。
もちろん付けてもかまいません。
もし昨年までと比較して難化する、あるいは過去問の範囲外から出題されると想定した場合の例題を考えてみました。
1.船舶の登記記録における3つの区分のうち、表題部を除く他の2つの区分の名称は?
答え 権利部 船舶管理人部
2.製造中に抵当権が設定された船舶を新たに取得した場合、船舶国籍証書が交付されるまでの手続きを述べてください。(以前もとりあげた問題です)
①船舶所有者は、
②日本国内に船籍港を定め、
③船籍港を管轄する管海官庁に、
④当該船舶の総トン数の測度を申請しなければならない。
(→測度実施→船舶件名書謄本等交付)
⑤その後、当該抵当権の登記がなされた登記所に、
⑥当該船舶の所有権の保存登記を申請しなければならない。(登記令30条)
(→登記→登記済証交付)
⑦登記後、管海官庁に、
⑧当該船舶の登録を申請しなければならない。
(→登録→船舶国籍証書交付)
保存登記は、普通「船籍港を管轄する登記所で行う」(登記令4条)こととなっていますが、製造中に抵当権の登記がされている船舶の保存登記については、その抵当権の登記がなされた登記所にて行います(登記令30条)
この部分が異なってきます。