基礎の基礎…少し応用編です。
今回は傾斜配点について触れてみます。
傾斜配点って、何かと言うと…
特定の教科・科目の配点を
高くしたり、低くしたりする
配点方式をいいます。
同じ大学でも学部によって
重視する科目の配点を高くして
入学するために
必要な学力を計るワケです。
最近だと
グローバル系や外国語学部に限らず
英語の配点が高いケースが
多いですね。
国公立大の場合に多いパターンとして
共通テストの点数を
傾斜配点にすることがあります。
例えば、2025年度からの
共通テストの通常配点は…
国語=200点
地歴・公民=各科目100点
数学ⅠA・ⅡBC=各科目100点
理科=各科目100点
ただし、基礎を付した科目は
2科目合わせて100点
外国語=200点
英語は
リーディング100点
リスニング100点の
計200 点
情報=100点
になるのですが
例として、埼玉大学理学部数学科の
配点を見てみると…
国語=200点
地歴公民=100点(いずれか1科目)
数学=300点(数IA・数IIB)
理科=200点(基礎科目不可)
外国語=200点
情報=50点
の配点でした。
埼玉大は学生募集要項の公表が
学部ごとに7月以降順次予定なので
2025年予告にあった配点になりますが
数学が1.5倍になっていますよね。
これが傾斜配点の一例です。
ちなみに…埼玉大学理学部数学科の
前期日程試験は
数学のみで配点は1050点!
2100点満点中
1450点が数学の配点になります。
とにかく数学が大好きな人、できる人
来てくださいっ!
そんな大学からのメッセージが
伝わってきます。
サラッと書いちゃいましたけど
共通テストの英語はリーディングと
リスニングと合わせて
200点になってます。
リーディングとリスニングの比率は
大学毎に変えることができるので
リーディング100点、リスニング100点
の配点とは限りません。
ちなみに、2025年度の予告や
2024年度の実施要項から
配点比率を変えた大学をみると
[リーディング:リスニング]
の比率が
東大は[7:3]
東北大や京大は[3:1]
筑波大や千葉大は[4:1]
と、なっていました。
英語は国公立大でも
私大の共通テスト利用でも
リーディング・リスニングの配点比率は
各大学の選抜要項が公表された時の
要チェックポイントです。
傾斜配点なんですけど
私大の場合は
一般入試によく取り入れられています。
傾斜配点がどのようになっているかで
同じ難易度の大学でも
有利になったり
不利になったりすることがあるんです。
これを知っていると
これからの勉強の計画や
志望大学、併願先を決める時…
そんな時に
少しは役に立つかも知れません…
そんな私大一般入試での
傾斜配点について
次の機会には、ちょっとだけ
くわしくお知らせしたいと思います。
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