こんばんはぴよぴよ侍です
今回は先日参拝させて頂いた『飛行神社』と『石清水八幡宮』の参拝記録やちょっとしたあれこれを書かせて頂こうと思います
飛行神社は大正4年に日本で初めて動力飛行機を発明した二宮忠八という方により創建された神社で、御祭神として第一殿には太陽神や天空神としての神格を持つ饒速日命を、第二殿には国籍に関係なく世界中の航空事故で亡くなられた方々や技術革新や指導などで航空業界に多大な影響を与えられた祖霊達を、第三殿には薬業界の偉人達と、かつてこの地に住んでいたとされる白蛇(白龍神)がお祀りされています
私が飛行神社へ参拝させて頂くキッカケとなったのは、夢の中に飛行神社の石柱と『Fly Away』の文字、青空を悠々と飛ぶ飛行機が出てきたからというのと、近くにある石清水八幡宮に用事があったからです
飛行神社、結構住宅街の中に溶け込んでいるので注意していないと見過ごし通り越してしまうかもしれません
手水鉢には参拝者によって奉納された飛行機がたくさん浮かべられています
3種類の中から1つ好きな飛行機を選び願い事を書いて奉納するらしいです
航空業界の聖地と言える神社だと思います
拝殿はこんな感じでギリシャの神殿のような雰囲気でとても美しいです
独特な飛び方の蝶々と気持ちいい風がお出迎えしてくれたようでとても爽やかな参拝になりました
飛行神社には紙飛行機型の御神籤など珍しい授与品があったり、資料館があったりするそうですがそちらの方へは撮影禁止&授与される意思の無い方は進んではいけないとのことでしたので、しばらく拝殿とお稲荷様のお社を拝ませて頂きゆっくりさせて頂きました
今回、夢で見させて頂いた神社に実際に参拝させて頂く事ができて純粋にとても嬉しかったです
飛行神社へ御参りさせて頂いた後は石清水八幡宮へ御参りさせて頂きました
ちょっと色々あって助けて頂いたので御礼参りといった形です
石清水八幡宮は平安時代初期の859年に行教という僧侶が九州の宇佐神宮にて「われ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん」と神託を受けて男山の峯に社殿を造営したのが創建とされる神社で、日本三大八幡宮の1つであり伊勢神宮と共に二所宗廟の1つとしても数えられる神社です
石清水八幡宮で行われる勅祭である石清水祭は、上賀茂神社・下鴨神社の葵祭・春日大社の春日祭と並び日本三大勅祭の1つです
石清水八幡宮駅近くにケーブルカーの駅もあって、それで本殿近くまで移動することもできるようですが私は山を自分の足で登りたかったのと各摂末社へ御参りさせて頂きたかったのでケーブルとは逆方向にある一之鳥居へ進みました
一之鳥居を過ぎると極楽寺跡という場所に出ます
石清水八幡宮は明治以前は神仏習合の色濃い場だったようで、所々にこのような神仏習合時代の名残を見ることができます
徒然草にも登場する程のお寺だったようですが鳥羽伏見の戦いにて焼失、御本尊の阿弥陀如来様は善法律寺というお寺に移されたようです
極楽寺のすぐ近くに摂社である高良神社という神社があります
此方も徒然草に登場する古社で、仁和寺のある法師が、年を取るまで石清水八幡宮へお参りしたことがないのは恥ずかしい、石清水八幡宮へお参りしてみたいと思い立ち、ある日、男山山麓の極楽寺と高良神社へお参りした法師は、これで石清水八幡宮への御参りを果たせたと思い込み帰ってしまいます
法師は仁和寺へ帰った後、仲間に「これで念願の八幡宮への御参りを果たせた聞いていた以上に尊さ(八幡神の御神威)を感じたなぁところでみんな山に登って行ってるけど山上に何かあるのかな行ってみたいとは思うけどお参りすることが本義だから山上まで見に行くのはやめといた」と言いました
この話から法師が石清水八幡宮本殿と勘違いしてしまうほど当時の高良神社と極楽寺は栄えていたということがわかります
手水鉢に綺麗な鳩さんがとまっていて、此方をジーッと観察した後何処かへ飛び立って行きました
神様に「ぴよぴよ侍きよったで〜」とご報告に行ったのかなぁと思いました
御祭神は八幡地区の氏神様でもある高良玉垂命(こうらたまだれのみこと)です
昔から人々の心の拠り所となっていた神社と言われているだけあって凄く優しい空間です
ちなみに境内案内図を見ればわかるようにとても広い境内なので、今回記事で紹介させて頂くのはごく一部のみです
また記事にさせて頂くことがあればその時に今回ご紹介できなかった場所をご紹介できればなと思います
大扉稲荷様です
江戸時代に富くじというのが流行った時に「この稲荷社にお参りすると富が得られる」と伝えられ、その信者達によって建立された神社のようです
宝くじにご利益がありそうですね
石清水八幡宮は竹でも有名で、山中は綺麗な竹林に癒されながら、爽やかな気持ちで参拝させて頂けます
三之鳥居です
ここまで来れば石清水八幡宮本殿もすぐそこです
それにしてもこの日はめちゃめちゃ暑かったので、標高的には低いはずなのですが歩くだけで汗だくになってしまいました
皆さんも猛暑の中でのお参りでは熱中症や脱水症状などに十分気を付けて下さいね
そのすぐ側に皆さんご存知のあの天才発明家"エジソン"の記念碑が
エジソンが白熱電球のフィラメントとして石清水八幡宮の竹を使用したとの御縁から立派な記念碑が建てられています
エジソンのご令嬢スローン夫人は「アメリカでもこんな立派な記念碑見たことない」と感激されたそうですよ
ちなみに、石清水八幡宮ではエジソンに因んだ絵馬や神事も斎行されています
寺社を参拝していると時折見かける神仏霊場巡拝の道、こう見ると此処に記される寺社の数は凄い量で、果たして全てを参拝させて頂ける日は来るのだろうかと思ってしまいます
最近初めて知ったのですが神仏霊場巡拝の道では石清水八幡宮は81番札所、私の大好きな中山寺は80番札所と連番だったんですね
個人的に何故か嬉しい気持ちになりました
さて、来た道を戻り改めて本殿へ向かいます
とても美しく力強い御神気が写真からでも伝わると嬉しく思います
ご祈祷の太鼓と祝詞を聞かせて頂きながらの御参りはとても有り難かったです
少し話が逸れますが、私は以前のブログで『信仰の道を歩むための4つの宝』として【祈り】【行動】【知恵】【経験】を挙げたかと思います
実はそれとは別に私が大切にしていきたいと思っているモノに『人として育んでいきたい4つの心財』があると自分の中で考えていて、今回の参拝で石清水八幡宮の神様方には、4つの心財を豊かに育んでいく後押し・応援をして頂けたと感じています
私の考える4つの心の財とは【強さ】【正しさ】【清らかさ】【温かさ】です
これらの財も、どれか1つでも欠けてしまってはたちまち輝きを失ってしまうことだろうと思います
まず前提として、4つの宝だとか心財だとかは私が勝手に考えているものであって、御神託でもなければ特定の宗教でこのような教えがあるとかではありません(多少の影響は受けていますが)
なので、この考えが絶対的に正しいとか100%間違っているとかは正直言って断言できません
ですから、このブログを読んでくださっている皆さん其々が自由に判断して頂き、ほんの少しでも参考にしたり、逆に全くスルーしたり、この考えは間違いだとの御意見をコメントしてくださったりするなど、どのように受け取って頂いてもそれは自由です
それを踏まえて少〜〜しだけ話を脱線させて心財についてお話させてください
信仰の道を歩む歩まないは別として、人として生きていくうえで大切にしたい心の財のことを私は心財と呼んでいます
4つの心財の内、特に【正しさ】については何が正しくて何が間違いなのか……そもそも正解なんてモノがあるのか、あったとして真実は1つだけなのかと、迷うことやわからないことだらけだと思います
私もモチロンそうですし、殆どの方がそうなのではないかなと思います
正直言って私自身うまく言葉に出来ないという理由もありますが、皆さん自身で、この【強さ】【正しさ】【清らかさ】【温かさ】について、また皆さんが思う『心の財』はどのようなものかについて1度考えてみて頂けると嬉しく思います
あ、なんとなく今【明るさ】【輝き】といったワードが浮かんできたので、これらも大切な心の財なのかもしれません
とにかく、これらの【心の財】を大切に育みながら【信仰の道を歩むための宝】を集めていく、そんな【財宝】のような人間に私はなりたいと思います
さて、キリッとビシッとお強い神様に後押し頂けたところで、石清水八幡宮の紹介に戻ります
私のながーーい無駄話にお付き合い頂いた皆様も、付き合ってられるかと読み飛ばした皆様も、どうもスミマセンでした
こちらは末社の貴船社と龍田社です
最近とても龍田大社が気になっていたのですが、こちらでは私の大好きな貴船様と龍田様が一緒にお祀りされているではないですか
有り難く御参りさせて頂きました
いつか龍田大社へお参りさせて頂けますように
摂社の若宮社は男性の守護神とのことでお参りしない訳にはいきません
とても歴史を感じる素敵なお社です
もちろん女性の守護神様もいらっしゃいます
彼女や家族、有縁の皆様の分も祈らせて頂きます
女性の守護神様は若宮殿社という摂社にお祀りされています
こちらは向かって左が気比神社、右が水若宮社です
水若宮社の狛犬さん、めちゃめちゃラブリーで素敵です
可愛らしく感じますが、力強さと頼れる雰囲気も凄く感じますね
本殿の裏側です
鬼門封じとして石垣が斜めに切り取られています
この堀はなんとあの超有名武将が寄進したものですその武将とは……
織田信長公です
他にも楠木正成公が植えたとされる大楠もあるのですが、写真を撮り忘れたのでご紹介はまたの機会に……
本殿と本殿周りの摂末社をお参りし終えたので山を降りて行きます
来た道とは違う道で下り、摂社の石清水社にお参りさせて頂きます
写真中央に見えるのが石清水井です
石清水社の御祭神は天御中主命です
お社自体のあまり規模は大きくないですが、とても神聖で落ち着いた、異次元感さえ漂う荘厳な雰囲気の、とても強いパワーを感じる神社でした
無事家に帰って参拝の疲れからかお風呂に入ってすぐ爆睡していたら、夢の中で『Great 2044』と書かれたカレンダーの一部と、別場面で9/27という日付が見えました
夢の感じだと2044年と9月27日に直接繋がりはなくて、9月27日は今年の日付の事なのかもしれませんし、来年か再来年か……その辺はまったく分からないのですが、何かあるのかなぁと思いました
2044年は何がグレートなのかはわかりませんが、調べてみるとその年はうるう年で、原爆が日本に落とされて99年目の年であり、オリンピック開催の年でもあるそうですね
もしかしたらオリンピック開催地が日本になる可能性もあるのかなと思います
……が、きっと『Great 2044』とわざわざ夢で見せて頂けるくらいですから、その程度で終わる訳ではなく、きっとその年に私にとって日本にとって世界にとって何かグレートな出来事が起こるのだろうと思います
それにしても飛行神社にお参りさせて頂く前に『Fly Away』の夢を見たり、お参りさせて頂いた後には『Great 2044』と夢で見たり、飛行神社に関連する何かがある時は何故か英語の夢を見るようです
飛行神社第二殿には国籍関係なく祖霊が祀られているということや、飛行神社の拝殿が海外風なことも関係あるのかなぁ
なにはともあれ、この日もいいお参りとなりました
長くなりましたがこの辺で……
皆さん、今回も私の拙いブログをお読み頂きありがとうございます
それでは皆さんご一緒に……満足満足
皆さんありがとうございました〜