「神仏なら」・「真呼吸」・「4つの宝」

こんばんはぴよぴよ侍です

なんだか、久し振りにブログを書いた気がします

書きたいことは山程あるのですが、色々な事情で中々書けずにおりました

私のブログを楽しみにお待ち頂いている方(居るのかな)には大変申し訳ないと思っています

長らくお待たせして申し訳ありませんでした

さて、今回は「イラッとした時などの対処法」「深呼吸は神呼吸神呼吸は真呼吸」「ぴよぴよ侍的信仰の道を歩むための4つの宝」の3本でお送りします

なお、この記事に限ったことではないですが、私がブログで記している内容に関してはあくまで私の経験や考えなどによるものですので、全ての人にとって正しくて間違いが無く、全員に受け入れられる内容なんてことはないですし、間違ったことやおかしなことを書いているかもしれません

そこのところをご承知おき下さったうえでお読み頂けると嬉しく思います

其の一「イラッとした時などの対処法」

皆さんは、普段生活をしていて「何あいつめっちゃ腹立つんだけど」とか、「なんなのあの人超ウザいんだけど」とか……何かしらイラッとしたり、ムキーッとなったり、人の事を悪く思ったり言ったりしてしまうことが大なり小なりあるのではないでしょうか

私達だって人間なのですから、普通に生活を送っていると負の感情を持ってしまうことは自然とあると思います

偉そうな事を書いている私だってもちろん例外ではありません

ただ、「相手が悪いから」とか、「どう考えても相手がおかしい」とか、理屈や感情論を並べ自分を正当化したとしても、相手に負の念を向けてしまった時点で罪……とまでは言わなくても、とても良くない事だと私は思います

ではどうすれば良いのかということですが、私が個人的に行っている対処法としては、負の念を抱いてしまった時やそれに気付いた時、または負の念が湧いてしまいそうだと感じた時、一旦深呼吸をし頭を冷やし心を落ち着けた上で「自分が崇敬している神仏ならこんな時どのように考える(行動する)か」を考えるようにしています

以下は例え話です

あるところに、趣味の寺社巡りとブログがキッカケで知り合った仲良しのAさんとBさんが居ました

最近、Aさんがよく「私、写真を撮ったらオーブや龍雲がよく写るんだホラ見てこれこれこれって神仏に愛されてるのかなぁ」等と寺社で撮った写真をBさんに見せたりブログに載せるようになりました

Aさんは写真を撮るのが得意で、Aさんの撮る写真はどれも美しく迫力があって多くの人から高い評価を得ています

しかし、Bさんは写真が苦手で、オーブや龍雲もなかなか写真に収めることができません

AさんもBさんも同じように、純粋に寺社や神仏がお好きで、いつも心がこもった参拝をしています

それなのに、Aさんのような写真を撮ることができないでいるBさんは「私が神仏に愛されていないから綺麗な写真が撮れないのかな」と自分に負の念を向けてしまいます

そしてその負の念は次第に「Aさんは自慢ばっかりして人の事を無意識に見下している」等という思いとなってAさんへと向けられてしまい、二人の関係は徐々に悪化していくのでした……

このお話の場合、BさんがAさんに良くない感情を持ってしまう気持ちはなんとなく分かる方も多いのではないでしょうか

でも、よくよく考えて見たらAさんは何一つ人に悪念は向けていませんし、Aさんの言動を「自慢」と一方的に捉えてしまったのはBさんの方なんですよね

確かにAさんの言動は配慮に欠けていた部分もあるかもしれません

しかし、言葉というのは難しいもので、「発信側の意図」するものと「受信側の捉え方」が全く異なってしまう事も多々あります

それも、「発信者」一人に対して「受信者」は何人にも何百人にもなり得ますし、言葉の捉え方も「受信者」によってそれぞれ千差万別で解釈が異なる事もよくある話だと思います

これは例え話だから冷静に捉えることができるのであって、正直な話、実際自分がBさんの立場だったとしたら、少しAさんに嫉妬の気持ちや怒りの気持ちが湧いてきてしまうかもしれません

Bさんが、自身に負の念が湧いてしまった時点で「落ち着け……こういう時は深呼吸深呼吸……観音様ならこのような時どう考えるかな」と考える事が出来たら、また結果は変わっていたかもしれません

〜以下Bさん目線〜

「自慢話ばっかりしてと怒る幼稚だとか霊性が低いだとか考える」

「いや、観音様は慈愛に満ちた仏様……そんなこと思ったり言うハズがない」

「きっと観音様は『Aさんは写真という形で人に感動を伝えることや神仏からの愛を受け取ることが得意なんだね』とか、Aさんの想いを素直に受け取って、まずは長所を認め自信付けて、Aさんの今後も後押ししてくれるんじゃないかな」

「たとえAさんの言葉に違和感を覚えたとしても、観音様ならきっと『Aさんの気持ちはよくわかるけど、そういう言い方は誤解しちゃう人も居るかもしれないから、こんな言い方にしたほうがみんなに伝わるんじゃないかな』とか、Aさんの気持ちに寄り添って注意するんじゃないかな」

「そのうえで自分には何が出来るのか、いつも何を感じているのかを考えてみる……例えば花を見て癒されるとか、御神籤でよく大吉を貰うとか……そっか形は人それぞれだけど、自分も神仏からの愛をたくさん受け取っていたんだな」

「Aさんが写真を撮るのが得意なように、私はこうやって色々考えたり、自分や他人のいい所を見つけて伸ばしたりするのが得意なのかも何が得意で何が苦手とか、そこに優劣は無いんだ」

「私、これからは自分も他人も成長できるようにこの『得意』を伸ばしていこう」

「そして、自分のこれまでの行動や言動を省みてこれからに活かしていこう」

……とまぁ、こんな風に、一度自分の心を落ち着かせ冷静な心で「自分の崇敬する神仏ならどのように考えるか」と神仏に思いを馳せることで、自然と視野が広がり、心の器も深く大きくなってゆくのではないかなと私は思っています

もちろん、このように思考して辿り着いた考えと実際の神仏の考えとは違うのかもしれませんが、このように愛のある心で俯瞰的に考えるという事が大切だということをお伝えさせて頂いたというワケであります

其の弐「深呼吸は神呼吸神呼吸は真呼吸」

其の一が長くなってしまったので其の弐に関しては簡潔に書いていこうと思います

先日、愛宕権現の御縁日に愛宕山へ登拝していた時のこと、愛宕山山頂にある愛宕神社社務所の近くで休憩していると、ふと頭の中に「深呼吸・神呼吸・真呼吸」と浮かんできました

どういう意味かな〜と思ったのですが、山頂ということでとても空気が美味しかったですし、大好きな愛宕神社の空気を目一杯身体中に取り込みたいと思ったのでとりあえず深呼吸してみることにしました

すると、「口から自身の邪気や穢れを吐き出すように息を吐ききり、鼻から新鮮で清らかな空気を体内に取り込むイメージで大きく息を吸い、体内に取り込んだ清らかな空気を身体中に張り巡らせ、大きく息を吐く。そしてまた、ゆっくりと時間をかけ息を吸う。この呼吸を、自身の肉体とその土地の自然や御神気とを一体と感じ気を循環させるイメージで数回繰り返す。鼻から吸って口から吐く」というイメージというか言葉というか思考のようなモノが浮かんできたので、その通りに深呼吸してみるととても清々しい気分になり、気力と体力が漲りました

私は、愛宕山の神仏に「この深呼吸こそが神呼吸であり真呼吸なのだ」と教えて頂いたように感じました

皆さんも自分が好きだなぁとか心地いいなと思えるような場所で、この深呼吸もとい真呼吸を試してみてはいかがでしょうか

其の参「ぴよぴよ侍的信仰の道を歩むための4つの宝」

元々はこのお話をメインに書こうと思っていたのですが、既にここまでで長〜〜〜い記事になってしまってるのでなるべく簡潔に書いていこうと思います

また、この記事を読んで下さる方々のために少しでも気分転換になればと文章の合間に色々な写真を載せさせて頂いております

読んでくださる方にとって気になるお写真があれば嬉しいなと思います

今、私は信仰の道を歩むという事において、とても大切だと考えているモノが大きくわけて4つあると考えています

それは【祈り】【行動】【知恵】【経験】です

私が人生の教訓としている言葉の一つに『祈り無き行動は妄動であり、行動無き祈りは妄想である』という空海様の御言葉があります

もうね、この御言葉を初めて目にした時は「こんなに真理を表した言葉があったのか」と思いましたよ

どんなに良き祈りであっても、行動が伴っていなければ(ほぼ)何の意味もありません

同様に、どんな行動をしたとしても、そこに祈りが無ければ(ほぼ)なんの意味もないのです

空海様は上述の御言葉を信念に、「道無き所に道をつけ、池無き所に池を掘り、橋無き所に橋を架け、食の乏しい者には食を得る方法を教え、病む者のために良医となられた」そうです

衆生のために祈り、衆生のために行動した空海様のように、上っ面だけでなく祈りと行動を相備え道を歩んで行きたいと思っています

自身の行動に意味を持たせるために心を磨き祈ること、その祈りに力を持たせるため行動を起こし心身を健康に保つこと

「幸せは歩いてこないだから歩いてゆくんだね」

そして、【知恵】と【経験】ですが、こちらも切っても切れない関係にある存在だと思います

【経験】するからこそ【知恵】は生まれ育まれる

【知恵】があるからこそ【祈り】が生まれ【行動】に繋がる、【行動】によって【経験】を重ね、また新たな【知恵】を蓄えてゆくのだと私は考えます

この4つはどれも等しく尊いもので、どれか1つが欠けると上手く循環しなくなってしまうと思います

正直言って私はこんな記事を書いていますが、全然完璧ではないし足りないモノだらけです

心ではああしたいこうしたいと大層な理想を掲げていても、何かと理由をつけて行動に移さなかったり、そんなんだから祈りもまだまだ微力だし知恵も経験も浅く薄っぺらいのです

進むべき道を間違えたり山から転げ落ちたりなんてしょっちゅうです

そんな私が気ままに書いているブログですから、説得力がないと言えばそれまでなのですが、少しでも皆さんの参考になればと思い、足り無い頭をフル可動させて記事を書かせて頂いております

そして自分でも時々記事を読み返したりして、改めて勉強したり気持ちを奮い立たせたりしようと思います

こんな私ではありますが、皆さんと共に少しでも前に前に、光の道を歩んで行けたらなと思っています

このブログが少しでも皆さんの御力になりましたら幸いです

記事を書く時、最初に写真を数枚載せてから文章を書いているのですが、今回写真を多く載せすぎてしまったので、ここから先は一言ずつ写真についての解説を書いていこうと思います

愛宕神社末社の白髭社へ続く鳥居です

この先は結構細い崖道になっており落下防止のロープなどもないので雨や雪など足元の悪い日は勿論のこと、そうでない日も参拝する際は細心の注意を払う必要があります

愛宕山を登ってここまで来れた時の達成感は毎度のことながら凄いです

愛宕神社の鉄鳥居、和気清麻呂公繋がりなのか猪さんが彫られていてカッコよくて大好きです

山頂は山の麓と比べて10度の気温差があるので涼しくて過ごしやすかったです

登るまでが暑くて大変なんですけどね

いつの日か河童守りをお頒かち頂きたいものです

写真では伝わりづらいですが、わりとデカい蛇さんが目の前をにゅる〜んと這っていって驚きました

もう少しで踏んでしまうところでした

石切劔箭神社と中山寺は私の魂の故郷です

最近、夢の中で飛行神社と書かれた石柱・美しい青空と飛行機と何故か「Fly Away」という言葉が浮かんできました

飛行神社は実在する神社で御祭神は石切様と同じく饒速日様らしいです

だからなんだって話ですが

今回も非常に長〜〜い記事になりましたが、お読み頂いた猛者の皆様、ありがとうございます

それでは皆さんご一緒に〜……満足満足

ありがとうございました〜