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本北方の地域文庫は閉館しました。
2020年度からは市内各地でのイベント開催を中心に活動していきます。



「平穏死」を受け入れるレッスン:
自分はしてほしくないのに、なぜ親に延命治療をするのですか?
/誠文堂新光社
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今まさに・・・

義父母と夫の間で繰り広げられている葛藤が書かれているので




延命治療を切望する義父に読んで頂きたい、と思うけど、とても手渡せる状況ではない。




私の父が、お世話になったホスピスでも


プロの方の技と知識と真心で、上手に介護して頂くと、癌の末期である父がふと元気になったように見える時があったのだけれど


それは最後の花びらが舞い落ちる、一瞬の美しさなのであって


このままずっと続く種類のものではなく



義母の場合も胃瘻や器官切開の上、それを少しでも長引かせたいと願ったとしても、義母の苦痛を取り除き、人間としての尊厳を保つことは出来ない。と、嫁と息子は考えているのですが・・・。




・・・難しいですね。




いま、終末期の看取りを必要としているのが義母ではなく、もしも私自身なら、子どもや夫にこう言いたい。


「お母さんが出来ない代わりに、先生、看護師さん、ヘルパーさんに敬意と感謝の気持ちを表して下さい。人間は完璧じゃないから7割OKなら100点です」



先生には、

「もしも家族が情に流され自分たちのエゴを通そうとしても耳を貸さず、私の身体の声だけを聞いて下さい。絶対無駄に苦しませないようお願いします。」





私はまだ40代だけど、それでももう何かあったらそれで良いと思ってる。

治るなら別ですよ?でももう二度と誰かにありがとうとも苦しいとも伝えられないなら、そのまま穏やかに逝きたい。それは家族もわかってくれていると思う。




でも今、私の立場は「嫁」だから・・・

私の気持ちよりも義父の気持ちを尊重したいと思っていますが・・・

夫は・・・ずいぶん辛い立ち位置です。