読み聞かせ | おやこ絵本ぴよぴよ 

おやこ絵本ぴよぴよ 

本北方の地域文庫は閉館しました。
2020年度からは市内各地でのイベント開催を中心に活動していきます。


読み聞かせ講座にも本当に色々あります。
私が実際参加したもので、ぱっと思いつくだけでも


絵本作家さん
図書館
自己啓発
福祉
アナウンサーさんによる生涯学習
声優さんなどによるエンターテイメント


・・・他にもあるかしら?

どの講座にもそれぞれ良さがアリ

どれが良いのかくらべて考えるようなものではなく

同じ絵本を使った全く異なる作業だと思えばいいのですが



こどもたちを対象に読み聞かせを行いたい場合



子どもたちの心に静かに寄り添いたいのか
大勢の子どもたちとコミュニケーションを楽しみたいのか



どちらがやりたいかで随分ちがうと思います。



以前、コルトンで声優さんの読み聞かせがあって、


「声優さんってすごい!」と、とても楽しかった。


子どもたちも大勢来ていたのでホントににぎやかで。



ただ、聞きに来てくれる子がもしもひとりだったら、たぶん「さみしいイベント」で終わっちゃっていたと思うのね。


でも本当の読み語りは、イベントではないから
子どもの人数は、実は少なければ少ないほど良い。
ひとりだったらお膝にのせてあげられるし、気になるページはいつまでも開いてあげていられる。


ぴよぴよでは、ママだけではなく、時々、来館者さんが他の方のお子さんに読み聞かせをしてあげている光景が見られるのですが、こういう光景が他の色んな場所で見られるようになるといいなと思う。


少子高齢化らしいから、乳児院なんかに読み聞かせおばさんたちが毎日怒濤の如く押し寄せて、仲良しの赤ちゃんや子どもたちをお膝にのせて読んであげられたらいいな。


養護施設での虐待も、そんな風に頻繁に人目が入るようになれば、なくなるのではな
いかしら。


そういう活動が当たり前になったら、ボランティアによる学習支援もスムーズそうだ。


もしかしたら、清水の舞台から飛び降りるつもりで里子を受け入れる方も出てくるかも知れない。


と、また大きく話がそれましたが・・・


そういう風に考えていくと、エンターテイメントと読み聞かせ本来の魅力との大きな違いを混合して考える必要なんて無いとちゃんとわかる。


別物なのです。


だから
それぞれの信念を正当化する為の論拠として、別物を否定する必要もないのです。