先週の4回のレッスン、
それぞれに内容濃かったので丁寧に振り返り中。
曲は全部で6曲あったので、
それぞれにコメントもあったけれど、
共通するのは、
必要な力をもっと使い、
不要な力をもっと抜く。
そして、何が必要か不要かは、
その日の体調、環境、何を歌うかにより
微妙に異なるということ。
また、私の場合には、
必要な力が使えていないことが多く、
それは、裏を返せば、
不要な力が抜けきっていないからでもある。
そして、自分の体をどうすれば
声を育てていけるのか、
具体的に理解しておく必要がある。
目的はひとつだけれど、
手段は複数あってよい。
5月3日に本番で歌った曲も
レッスンに持っていきました。
自分なりに完成状態でのレッスンで、
まだ伸びしろがあることに気付けるのは、
とても貴重。
本番の後であっても、
常にできるとは限らないという意味でも
貴重でした。
偉大なるテノールの先生からは、
含蓄多く、また、先生に一段階上の本気ギアが入ったレッスンでした。
練習すべき技術的なことプラス、
歌う時には自分でなくなる必要。
音やら歌詞やらを気にしているうちは
ダメだと。
自分の脳神経を経由しないでと。
天から降ってくる音楽を
通過させるだけのつもりでやってみたら
ちょっといいと言われました。
修業は続きます。