信頼するピアニストさんが本当にスゴイ件 | piyoの生活 - ソプラノ歌手の精進の日々

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昨日は演奏したい人が集まって順番にピアノ伴奏していただくセッションでした。

赤坂見附のカーサクラシカの金澤亜希子さんの回。私が信頼する凄腕ピアニストさんです。

 

私は浜辺の歌、フォーレのMandoline, ドビュッシーのNuit d’Etoile、モーツァルトの

Come Scoglio、Allelujaを歌わせていただきました。

Allelujaをラテン語とカウントすると日伊仏羅4か国語歌唱。なんだか、会社で書かされる今年の目標!などで嵩高で高達成率を稼ぐ習性がまだ消えていませんね。

声が体から離れなくてちょっと苦労しました。

 

いつもながら、他の参加者皆様の演奏も素晴らしくて、本当に刺激になります。

昨日の参加者は声楽ソプラノ2,カウンターテナー1,テノール2,バリトン2,器楽フルート2,クラリネット1,バイオリン1、鑑賞1でした。


いろいろ面白いこともあったのですが、一番すごかったのが、右左を逆に製本された楽譜で伴奏を弾ききった金澤さん。

楽譜のページが普通1,2,3,4と続くところ、1,3,2,5,4となっていたらしく、2ページ飛ばして戻して、また2ページ飛ばして戻して、それで初見伴奏って、どういうことでしょう。聴いている分には音楽は途切れず素敵に流れていたんですよ。また、一つ武勇伝が誕生しました。

 

先月のシェアライブでは同日に2回(当日リハも含めると4回)異なる調でシューベルトの魔王を伴奏され、それも凄かったのですが、それを上回る超絶技巧(?)でした。

 

そもそも、その日に集まった10人くらいから渡される30~40曲、そのうち何割かは本当の初見で伴奏してくれるというだけでもただモノではないですよね。それに、ここに集まる人たちも割とマニアックなのでどこから発掘してきた?みたいな曲を披露してくださる方も多いので。とはいえ、参加する私たちは、初見ではなく、日ごろ練習している曲を持っていきます。

 

本当に楽しいカーサクラシカのクラシックセッションです。