茶道を英語で教えよう:道具編「柄杓」 | おもてなし英語化計画実行委員会&和流文化塾(茶道・日本舞踊教室)

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英語で日本を説明しよう!をモットー様々なトピックを英語で語るコラムを提供しています。さらに群馬県前橋市で開校中の文化教室のご案内もいたします。英語を学び、さらに日本文化も学んで「発信型日本人」を目指しましょう。

茶道では様々な道具を使います。

名称やその使用目的も多種多様ですね。

 

一つずつ主要な道具を見ていきましょう。

Let's explain tools for tea ceremony in English!

 

今回は、お湯や水を汲む茶道の代表的道具 
「柄杓」(ひしゃく)です。

英語でなんと説明するでしょう?

 

 

柄杓は英語でladleまたはdipperと言います。

 

ladle(ラドル)の方が一般的なようです。

dipper(ディッパー)は古い言い方で、

 

The Big Dipper=北斗七星

を思い浮かべるそうですね。

 

柄杓の部位にはそれぞれ名称があります。

①合(ごう)=お湯をくむ入れ物の部分です。

 

②柄(え)=手で持つ部分です。真ん中に節があります。

 

③切りどめ=柄の先の部分です。

風炉と炉では、この切り口が異なります。

 

 

 

柄杓の持ち方はコツがいります。

茶碗に湯を入れる、釜から湯を汲むなど

もっとも見せ場になる作法だと言えるでしょう。

 

 

柄杓をすっと目の前で持つと身が引き締まります。

茶道は精神修行なんだとつくづく思います。

(たまには真面目に・・・しずしずと)