七つの勾玉のカムヒビキ ~ヤサカマガタマ~ | カタカムナの共鳴

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「イキモノ」 と 「モチモノ」 の間

アインシュタインの相対性理論に踊らされ、

 

「光よりも速いものは存在しない」 と思い込んではいないだろうか?

 

原子力の実験では、光よりも速い粒子「タキオン」が見つかり、

 

宇宙空間に存在していることが分かった。 

 

だが、再現は不可能で、空想科学やアニメにしか使われていない。

 

「タキオン」は奇妙さ量が多く、お化けのようで、二度と観測できないと思った方がいい。

 

奇妙さ量とは、見ることはできないが存在しており、心で感じられる量のことである。

 

もし、奇妙さ量を意識的に感じられるとしたらどうだろう?

 

奇妙さ量を感じる歌がある。

 

「カムヒビキ」 という。

 

直感的に、耳で感じる超音波を歌にしたものだ。

 

地球の自転がものすごい音を立てているという。(楢崎皐月さんの弁による)

 

重力の本源で、引力となり、物体に対して瞬時に伝わる。

 

見ることはできないけれど、日本の先住民(一万年以上前)は、

 

野性的な身体の感覚によって、感じ取っていた。

 

大自然の美のなりたち(つくり、作用)は、音の波が倍音となって、宇宙空間に波及している。

 

先住民は、そんな超音波を歌にたくし、記号や三種の神器と共に、子孫に伝えていた。

 

野性的な生物の勘を失った我々では、あまりにも達観しすぎて、理解に時間がかかる。

 

三種の神器の意味は失われ、天皇家の宝となった。

 

音の記号は残っておらず、漢字になった。 (でも、僕がお伝えいたします!)

 

先住民のことばは神さまの名前になった。 (まずは、日本神話に親しむのもあり!)

 

神さまが人間と同じように嫉妬するなんて、おかしな話である。

 

ただ、神さまの名前に加工され、断片的に伝えられてきた先住民のことばでも、

 

先住民には無かったであろう科学的知識と思考力で、内容の解釈はできるとみる。

 

特に日本人は、無意識に先住民の感覚を日本のことばに引き継いでいるので、

 

カムヒビキの音を聞いただけで、なんとなく、感覚的に通じるものがある。

 

「カム」 という、形(カ)のない(ム)音を把握する、清らかな感覚である。

 

良くも悪くも、日本人同士なら通じ合えるが、外国人相手だと、言わなければ分からない。

 

だから、外国人は日本人のことを 「はっきりしない、軟弱な姿勢」 と批判する。

 

外国人からしたら、日本人はとても恐ろしく、奇妙で、得体のしれない人に映るのだろう。

 

 

 

七つの勾玉のカムヒビキ

 

アマカムナ  アマカムヒビキ  ヤホヤチホ  ヤサカマガタマ

 

アメアマヒ  アキツナナヨノ  タカマクラ  ヨロヅハジマリ

 

イツノタマ  アキツトヨクモ  アメノウケ  コゴリコゴリミ

 

ヒジリタマ  アキツフトヒノ  アマヒクラ  ヤタチホホデミ

 

イワネタマ  アキツアサヒノ  ヒコネクラ  ソトヨニギスム

 

エミノタマ  アキツヒコネノ  ホシマクラ  ウヅシマヒコユヅ

 

ウヅメタマ  アキツホシマノ  サタテクラ  ヤシキハルホシ

 

ナリマタマ  アキツタカマノ  フタセクラ  オホキアソフク

 

クシサチタマ  アキツヤサカノ  アラタクラ

 

 

<用語説明>

アマ-カム :ふたつの宇宙的根源の名前。 万物はペアで一組の構造なっている。

ナナヨ   :七周期の世

タカマクラ :宇宙の天球全体

 

先住民は宇宙空間の天体から、七周期のパターンを悟っていた。

七つの勾玉に託して、それぞれ名前がついている。(色は七つのチャクラに似せました)

現在の文法とは違い、音が前後にわたって、幾重にも重なって、意味が浮かび上がる。

響きそのもの意味をもっているのだ。 これを思念と呼んでいる。

 

 

 

<歌詞の訳>

 

アマとカムの中心で、アマとカムが響き合う。宇宙の始まりと終わりは永遠に循環する。

目に見えない心から、あらゆる現象まで、アマの空洞から輻射されている。

極限的に循環する七つの勾玉は、宇宙の新陳代謝の反復をあらわしている。

イツノタマは、万物のはじまりをあらわす、アマの最も小さなタマである。

分厚い雲が集まって、宇宙空間が生まれゆく。この極微空間のことを「アメ」という。

記号では、小さな八つの 〇 であらわされる。

ヒジリタマは、最も大きな塊に集まった宇宙の中心である。

宇宙空間ができあがる。この超巨大空間のことを「アマ」という。

記号では、大きな 〇 であらわされる。

イワネタマは、宇宙の中心から、八方に伸びてゆく根である。

記号では、大きな 〇 の中に引く、縦と横の線である。

〇 が四分割されるが、物質世界と精神世界の二面が表と裏で重なっているため、八分割となる。

根の周りには、無数の光が、空間を割って出ていく。

根をつくる核は「ミナカヌシ」という。 物質と精神の両方を仲立ちする存在で、アマナ ともいう。

エミノタマは、周囲の物体を引き寄せる。引力をもち、光子を集め、核となる。

核は正反のペアに分かれる。正反の間を反復する超音波は、「アマハヤミ」という。

物理量でいえば、正と反は、空間量と時間量にあたる。

時間量は極微空間のアメ、空間量は無数のアメを統合するアマに通じている。

ウヅメタマは、正反に分かれた空間(アマナ)が渦を巻いて、物質化が盛んになる様子。

物質化することを「アマウツシ」という。ウヅシマは、物質世界に写したアマという意味。

物質同士が互いの引力関係で、衝突したり、集まったりする。

ナリマタマは、宇宙全体が安定して、物質を生み出しているスガタである。

宇宙空間全体がふたつに割れており、精神世界と代謝関係にある。

それぞれの世界に属する物質と精神は、個々がペアとなり、周囲の物体の力関係で回転している。

この動きは、先住民が四十八の記号であらわした。

とても幽玄微妙であり、繊細で、静謐さに富んでいる。

現代人は物欲にまみれ、記号の意味を感じ取れなくなった。

ことばの原型であり、片仮名の原型である。

クシサチタマは、宇宙が膨張して、爆発することをあらわす。

火山の噴火に例えられ、「アソ」と呼んでいた。

アマを極限まで分割していき、これ以上分割できなくなれば崩壊、

爆発した後は、物質世界とは反対の、精神世界が表に出て、展開される。

その展開のされ方は、同じように、イツノタマ、ヒジリタマ、イワネタマ、・・・ と繰り返す。

と、同時にクシサチタマは全体の崩壊系で、物質世界がアマへ還元される方向に

フタセクラ、サタテクラ、ホシマクラと解体されてゆく。

 

物質世界がクシサチして、七つのクラが中に入り、小さな回転をすると共に、

精神世界のヒは、クシサチタマへ向かって、大きな回転をすることになる。

なお、クシサチしたときの大きな回転をつくるヒは、記号に照らせば、カミと読める。

 

<精神世界>             <物質世界>

  アメアマヒ   アキツナナヨノ   フタセクラ     ヨロヅハジマリ

  イツノタマ   アキツトヨクモ   アメノサタテクラ  コゴリコゴリミ

  ヒジリタマ   アキツフトヒノ   ホシマクラ    ヤタチホホデミ

  イワネタマ   アキツアサヒノ  ヒコネクラ    ソトヨニギスム

  エミノタマ   アキツヒコネノ   アマヒクラ   ウヅシマヒコユヅ

 

となり、「ヒコネ」という音が、前と後ろでスキマ無く、ぴったり交差する構造になっています。

ヒコネとは、記号でいえば、〇 の外縁を埋める中の空間全部だといえます。

正反そのままアキツヒコネノ ホシマクラ → 正反がひっくり返るアキツヒコネノ アマヒクラ

となり、「ホシマ」と「アマヒ」が重合し、同一の意味になる特徴があります。

 

フトヒ」という音に着目すれば、

正反そのままアキツフトヒノ アマヒクラ → 正反がひっくり返るアキツフトヒノ ホシマクラ

となって、「ヒコネ」と「フトヒ」が正反対称の関係であることも分かります。

 

アマウツシが行われて、精神世界が優勢になってくると、

 

<精神世界>              <物質世界>

  ウヅメタマ   アキツ        ホシマノウケ  ヤシキハルホシ

  ナリマタマ   アキツタカマノ   タカマクラ    オホキアソフク

  クシサチタマ  アキツヤサカノ  アラタクラ

 

となって、物質世界と精神世界の波の上下は、

全体が、アラタクラに集約されることになり、永久に、

生まれ続けるもの(アラタなクラ)が循環しているのだと分かります。

 

ふたつのクラは、左右対称の渦で回転していますので、

タマに関して、ふたつのクラが物質世界にあらわれることになります。

 

   アマ      アメ      左回転       右回転         ハラ

<精神世界> <発生> <ペアの変換>   <循環>     <左右の還元>

 アメアマヒ   ナナヨ     タカマクラ     フタセクラ     ヨロヅハジマリ

 イツノタマ   トヨクモ    アメノウケ    アメノサタテクラ   コゴリコゴリミ

 ヒジリタマ   フトヒ     アマヒクラ      ホシマクラ    ヤタチホホデミ

 イワネタマ   アサヒ    ヒコネクラ      ヒコネクラ     ソトヨニギスム

 エミノタマ    ヒコネ    ホシマクラ     アマヒクラ    ウヅシマ ヒコユヅ

 ウヅメタマ   ホシマ    サタテクラ     ホシマノウケ    ヤシキハルホシ

 ナリマタマ   タカマ    フタセクラ      タカマクラ     オホキアソフク

 クシサチタマ  ヤサカ   アラタクラ   

 

という関係で、図象が動いているのでしょう。

左回転は個人的な主観、右回転は主観を受けての客観世界をあらわします。

 

また、アマーカムが重合する時間領域においても、正反があり、

アマナミチとカムナミチへ分かれることになります。

 

                         ムカヒ      ツガヒ

<始元世界>   <発生>     <無回転>  <ペア回転>  <静動の還元>

 アマカムナ   アマカムヒビキ   ヤホヤチホ    アラタクラ   ヤサカマガタマ

 

以上、訳。

 

 

渦の回転に心が宿ります。

感じてみてくださいね!

 

四十八の記号の名前は、カタカムナ といいます。

 

 

◎ 相似象四号より