ただいま。

すっかりブログもご無沙汰してしまった。
こんなに間が開いたのは、初めて？

9月末に帰国し、早2か月半。もう歳の瀬。
帰国間際から、一生のうちにナカナカ経験しないくらいバタバタしてた。

この2か月半を、強引にまとめることに果敢に挑戦しよう。


・ムービングセール、車の処理、銀行口座の処理etc

・ネットも止め、早々に通信不能に

・さすがO型。あまい見積り、楽天的な計画、結果、最後まで追い込まれた梱包。

・とにかく、とにかく飛行機に乗れ

・帰ったけれど家がない「即入居可」のアパート、入居まで2週間かかるってどーしてよ

・入居したら、転入届。戸籍謄本がいるって？聞いてないよぉ・・・と言いつつ本籍の東京を数回往復。

・家具だ、家電だ、ケータイだ・・・ニトリって何エディオンって

・おっと、車を忘れてた。通勤できないじゃん・・・って中古車1台買うのに１ヶ月

・ネットはAUひかりで決まり！導入工事を全部面倒見させていただきますって言った「AUお任せアドバイザー」のさわやかなお兄さん。君１人でうちのネット導入を１ヶ月半も止めてたなんて、、、ぶっとばすぞ

・帰国早々、会社は大きく変革。そして大手の子会社になっちゃったけど、どうなるんだろう！？



そうこうしているうちに、先週末諏訪は雪が降りました。

PittsburghのOfficeで、同僚の女性の机には、”CHANGE NEEDED”って書いてあった。そして、今俺はCHANGEの真っ只中にいる。
でも、諏訪湖と八ヶ岳、周りの自然はずっとずっと変わらない。

スマホ

日本の同僚からのメールで、
「帰ったらスマホにするの？」
と書かれていた。

スマホって何

ス・マホ
酢を使った健康食品？でもマホって何だ

スマ・ホ
須磨地方の特産品でも帰ってからすることなのか？？

Wikipediaで調べたら、スマートフォンの略称らしい。
おそらくこれを読んでる大多数の人は、知ってたりするのだろう。

もちろん俺もスマートフォンを知ってるし、今はブラックベリーを使っている。
でも日本を出る前にはスマートフォンなんて無かった。
それに、なんで「スマフォ」じゃないのか納得がいかない。

帰ったら、新しい言葉、新しい文化なんかがたくさんあって、

「俺の知ってる日本じゃない・・・」

とかって思うのかな。
なんか怖いなあ・・・

心の中で、ふるさとはいつまでも変わらない。
でもそれは幻想で、実際は、変わってしまうのだね。

ムービングセール

帰国準備のために、荷物整理を始めている。

手っ取り早いのが、ムービングセール。
日本人コミュニティのメーリングリストに、ムービングセールの告知を出した。

しかし・・・意外と大変だった。

やり始めると、次から次へとあふれ出る不用品たち

どこからそんなものが！？
と驚きつつ、なんと70品目(￣□￣;)!!

まずは、ひとつずつ丁寧に写真に収めた。バカみたいに一眼レフを持ち出し、角度や配光を気にして、ちょっとした撮影会だった・・・というより、70品目、撮っても撮っても終わらない

数時間の格闘ののち、撮った写真をPicasaでまとめる。
スライドショーにしたときに表示される、説明文を考えて入力しなければならない。
もう半分集中力が切れ、真面目にやる気が起こらない。(´□｀｡)

次から次へと、ふざけたコメントが。


日本直輸入、成田空港で購入したタイガー製炊飯器。これで魚沼産コシヒカリを炊けば、美味しいこと間違いなし。
（そら、そーだ）


ラーメンをスープ皿で食べるなんて切なすぎる。これさえあれば、インスタントラーメンだって、名店の味！
（んなわけ、ないやろ）


ハロウィンの準備はお済みですか？これであなたもジョニー・ディップ。Pittsburghに伝わる伝説の聖剣付き。メークはご自分で。
（こんなん売っていいのか(((( ;°Д°))))）

価格はいずれも$1-$5程度。
意外と好評を得て、25人くらいからメールをもらっている。



残念ながら、パイレーツの仮装セットは売れていない。
売れ残ったら、これを着て成田に降り立とう。
長時間のフライトで目の下にクマができれば、ノーメークでジョニーになれる
・・・入国審査、通らないかも

あーッ、なっつ休みぃ！！

日本のお盆休みに合わせて夏休みを取り、カンクンに行ってきました。








なんだろう、これだけリゾートを満喫したのは、初めてかもしれない。
ほとんどホテルから出ず、レストランとプール、海の往復。
オールインクルーシブだったので、お酒も飲み放題、食事も食べ放題。
時間の流れるままに身を任せ、何も考えずに過ごしたと言っていい。
リフレッシュという意味では、本当に100%リフレッシュできた。


海は圧倒的に奇麗だった。
透明感が溢れ、コバルトブルーとスカイブルーが入り組んでいた。
沖縄の海が世界で一番きれいと思っていたが、それに勝るかもしれない。


若干残念だったのは、ホテルの中はすべてアメリカ。
町の中もすべてアメリカ。
メキシコらしさを感じることができなかった。
まあ、そういう遺跡巡りや街めぐりをしなかったのがいけなかったのだが。


でも、でも、本当に楽しい夏休みだった。
また行く機会がある・・・といいな！？

メダルの数え方

明日、オリンピックも閉会式。

水泳経験のある自分は、どうしても競泳が気になってしまった。
北島康介が不調だったのは、本当に残念。
日本競泳陣は金メダルが無かったものの、メダルが11個
かつてはほとんど決勝に残れなかったことを考えると、凄く強くなった。

高校3年の萩野選手が400個メマイケルフェルプスに勝って銅メダルを取って、
「すごい夏休みだった」
とコメントしたのは、すごく印象的。
また、ずっとこれまで運に恵まれず、苦労してきた寺川選手や松田選手。
27歳という水泳選手としては大ベテランとなる年齢で会心の泳ぎをした。
メダルを手にしたこともさることながら、彼らの笑顔は見てて涙を誘うものだった

すべての競技を通じて、今日現在日本は金6個、銀14個、銅17個で、合計37個。
Yahoo! Japanのランキングによれば、日本は11位である。

しかし・・・


Yahoo!（US版）では、日本は6位。

メダルの数は変わりようもないのに。
単純な理由である。


Yahoo! Japanは、金メダルの数を最初に較べているが、Yahoo!はメダル総数を較べているのである。
つまり、Yahoo! Japanでは、金メダル8個のハンガリーは日本の上に来るが、Yahoo!ではメダル総数が17個しかないハンガリーは、日本の下に来るのである。



これはあくまで想像だが・・・

金メダル至上主義か、とにかくメダルを取ったのだから素晴らしい！と考えるのか、考え方に違いがあるのでは？

銀メダル、銅メダルを取ったときに、日本では「おしい」「負けた」「悔しい」と悲観的になる場合が多い気がする。
もちろんUSでもそういう選手も多いが、たとえ負けても「ここまで努力してきたことを誇りに思う」というようなポジティブなコメントが多い。

極論かもしれないが、銀、銅を、敗者ととらえるか、勝者ととらえるか・・・

日本の国民的アイドルが歌っていたが、「No.1にならなくてもいい、もともと特別なOnly one」
そんな考え方ができるのであれば、銀や銅を否定することなど、絶対にできないはず。

オリンピックに出られるだけですごいのだ。本当は、国別でメダルの数を数えること自体、ナンセンスなのかもしれない。

いや、土日を部活動に費やし、大会に全力で挑む中学生、高校生、みんなみんな、すごいのだ。

自分はもうバリバリ鍛えるような歳ではないが、でも楽しんで、ときどきベストが尽くせるように、何かしらスポーツを続けていきたい