明日、オリンピックも閉会式。

水泳経験のある自分は、どうしても競泳が気になってしまった。
北島康介が不調だったのは、本当に残念。
日本競泳陣は金メダルが無かったものの、メダルが11個クラッカー
かつてはほとんど決勝に残れなかったことを考えると、凄く強くなった。

高校3年の萩野選手が400個メマイケルフェルプスに勝って銅メダルを取って、
「すごい夏休みだった!!
とコメントしたのは、すごく印象的。
また、ずっとこれまで運に恵まれず、苦労してきた寺川選手や松田選手。
27歳という水泳選手としては大ベテランとなる年齢で会心の泳ぎをした。
メダルを手にしたこともさることながら、彼らの笑顔は見てて涙を誘うものだったグッド!

すべての競技を通じて、今日現在日本は金6個、銀14個、銅17個で、合計37個。
Yahoo! Japanのランキングによれば、日本は11位である。

しかし・・・


Yahoo!(US版)では、日本は6位。

メダルの数は変わりようもないのに。
単純な理由である。


Yahoo! Japanは、金メダルの数を最初に較べているが、Yahoo!はメダル総数を較べているのである。
つまり、Yahoo! Japanでは、金メダル8個のハンガリーは日本の上に来るが、Yahoo!ではメダル総数が17個しかないハンガリーは、日本の下に来るのである。



これはあくまで想像だが・・・

金メダル至上主義か、とにかくメダルを取ったのだから素晴らしい!と考えるのか、考え方に違いがあるのでは?

銀メダル、銅メダルを取ったときに、日本では「おしい」「負けた」「悔しい」と悲観的になる場合が多い気がする。
もちろんUSでもそういう選手も多いが、たとえ負けても「ここまで努力してきたことを誇りに思う」というようなポジティブなコメントが多い。

極論かもしれないが、銀、銅を、敗者ととらえるか、勝者ととらえるか・・・

日本の国民的アイドルが歌っていたが、「No.1にならなくてもいい、もともと特別なOnly one」
そんな考え方ができるのであれば、銀や銅を否定することなど、絶対にできないはず。

オリンピックに出られるだけですごいのだ。本当は、国別でメダルの数を数えること自体、ナンセンスなのかもしれない。

いや、土日を部活動に費やし、大会に全力で挑む中学生、高校生、みんなみんな、すごいのだ。

自分はもうバリバリ鍛えるような歳ではないが、でも楽しんで、ときどきベストが尽くせるように、何かしらスポーツを続けていきたいゴルフ走る人スノーボード