ペンションをチェックアウトして、向かったのは屈斜路湖。宿のおかみさんが、美幌峠の様子をチェックしてくれて、濃霧で何も見えないことが分かったので、岸から屈斜路湖を眺めることにした。それなら、砂を掘れば、足湯が湧くという砂湯に行ってみた。途中、たくさんのサイクリストを追い抜いたけれど、かなり自転車のマナーが悪いので最近の日本人も変わって来たのね~、っと思っていたら…
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砂湯に到着!
岸辺に立っていたら、例の大群のサイクリストがやって来た。
でも、話す言語が日本語じゃない…
中O語を話していらっしゃった。
なるほど~!と納得。
どこに行っても、中国人(台湾人もいるかと)と、
韓国人で大賑わいの北海道。
湖の水は冷たいけれど…
砂を掘ると、本当に温かい!
すでに足湯になっているところにはベンチが。
このベンチの下の水たまりには、
地面から熱いお湯が湧いているのが見えた。
たまにかなり熱いところもあって、おどろき!
ここから和琴半島(宿のおかみさんのオススメ!)へ行って、
小さな半島1周した。
1時間程度で廻れる感じ。
初めに、湖畔にこんな露天風呂まで!
触ってみたら、いい湯でした~!
1週間の北海道でたった1回しか見かけなかったエゾリス。
それも動きが早くて…
キツネの方がたくさん見かけた…
ハマナスも咲いていた。
このバラみたいな花は何だろう?とググってみた結果、
ハマナスと分かったけれどね
香りが良くてビックリ!
名前と遇わないような…
森林のトレイルを歩いて、見え隠れする屈斜路湖を眺めて…
途中、何も木が生えずに、苔と草だけが生えている場所があった。
硫気溝と呼ばれるところで、画像の凹んだ苔を触ったら、
かなり熱い!
地熱が高くて、どうやら木などは生えてこないらしい。
冬でもこの一帯は温かいから、
虫の鳴き声が聞こえるそうで…
不思議~!
そして、こちらを見ると!
煙が出ている~
オヤコツ地獄と言うらしい。
硫気口と温泉が湧く場所。
こんなふうに煙が常時立ち込めて、
硫黄のような匂いもする。
自然の脅威!
駐車場にあった民芸品のお店の
おじいさんの彫る素朴な彫刻が気に入って…
トレイとスプーンなどを購入。
まだ11時ちょっとだったから、お腹もすかず
ここから出て次の場所へ。
途中でランチをしようと言っていたら…
延々と森や山が続き、コンビニもなければ、
食堂もなし!
圏外になる場所も出て来て…
神の子池へ。
かなりの山の中にあって、砂利道を最後に運転。
この池の底から清水が湧き出ているそうで…
かなり深く、水はあくまでも透明。
魚も泳いでいた。
伏流水は1日で12,000Lも湧き出るらしい!
とても美しいところでした。
ここから向かったのは、さくらの滝。
ここは現地の人たち3名に「イチオシ」と言われた場所。
何が見られるかと言えば、
サクラマスの遡上。
高さ3mの滝。
そこをかなりの数のサクラマスが上ろうとする。
こんなもんじゃないっす...
みんな固唾を飲んで見守る感じ。
あまりにも過酷な行程で…
たったの10%しか遡上出来ないそうで。
あまりにもの健気さに、感動すら覚えた。
諦めずに何度もトライして最後には、
滝登りが出来なかったマスは、
滝の近くなどで産卵するらしい。
滝の威力や水圧で、吹き飛ばされてしまうマスもいた。
こんな川を上って来るだけですごい!
なかなか立ち去れずに、ずっと見続けた私たち。
時間を見たら、すでに午後3時近く…
ますます何もなく、
途中で清里町の道の駅に行ったら、
すでにレストランはクローズ。
北海道では食いっぱぐれが数度あった。
コンビニなんて、よほど街中じゃない限り、ないし。
外にあったこちらのワゴン車で、
コーヒーとオープンサンドを購入。
道の駅の売店でポテトコロッケのミニサイズも。
これは注文してから揚げてくれるそうで…
見かけはフツーなのに食べたら、とても美味しかった!
サクサクした衣とじゃがいもと…
驚くほど、美味しくて感動。
もちろんソフトクリームも。
やはり乳牛の多いエリアなので、
間違いなく美味しかった!
道の駅の売店で売っていたのが、
サクラマス。
かなり大きい。
そして表面の皮が剥がれているところが多く…
もしかして、遡上することが出来なくて
こと切れてしまったサクラマスなの???
ああ、でも屈斜路湖と書いてあるから、
屈斜路湖で獲れたものらしい。
道東での毎日は、いろいろなものが新鮮で、
感動の毎日。
本州で見られないものも多く、
マレーシア人の中にも
北海道が好き!と言う人が意外と多いのに納得した。
インスタもしています。