在住マレーシア９年。１０年目になったけれど、この９年間で私の忍耐力も達観度もかなり成長して驚くことがあまりなくなったマレーシア生活。今日もまた笑える事件が起こった…カーテンの寸法を測りに来て、丸々営業日１４日で出来上がったはずのカーテン。
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若い２０代のオニイサンがひとりで大きな
作業道具とカーテンの入った大きな袋を荷台に乗せてやって来た。
それも約束の時間の１０分前！
マレーシア人３０分遅れるのは当たり前。
約束して来ないこともあるから、
日本人並みに約束時間よりも早く来るのは奇跡的。
やはり中華系のお店だからか？
作業の手際も良くて、カーテンレールの長いのも、
どこにもぶつけることもなく、慣れた作業ぶり。
素晴らしい～！
リビングは修了。
生地のサンプルで私が選んだけれど、
壁とも家具とも合って、良かった！
大家さんはいつも私たちに選ばせてくれる。
好きな物の方が良いからと。
私も選ぶときには、高いものは選ばず、
中の下ぐらいから中ぐらいのを選ぶ。
そうすれば、大家さんの負担にはなるまい。
悪くはないわ～！満足よ
そして、マスターベッドルームのカーテンは
なんと長く、L字型に
カーテンもレールも取り付けるようになる。
ガガガー、ガンガン、ドンドンと騒音を響かせ、
レール２本を無事に取りつけたオニイサン。
しかし、このオニイサン、
何の断りもなしに、２つ目のバスルームに入って行った。
トイレ使用中らしい。
それも長くて…
う～ん、マレーシア人、みんなこんな風よ。
前に来て作業したペンキ塗りの職人さんは
カシミール人だったけれど、
断わりもなしに最後に水シャワーを浴びて行った！
トイレぐらい貸してあげなさよ、って感じだけれどね。
だけれど、一応、断わりがあった方が心証も良い。
いやいや、ここはマレーシア。
郷に入っては郷に従え。
みんな、やるから。
で、もう少しで終わりかな？
と思っていたら…
キッチンに立っていた私に声がかかった。
何だろう？と思っていたら！
「ちょっと見てもらえますか？
実は出来上がって来たレースカーテンと、
上に行く厚手のカーテンのサイズが
入れ替わっていて、完全に寸法があっていません」、
ですって！！！
寸法を測りに来たのは別の青年。
そのオニイチャンも若かった。
彼がレースカーテンと厚手カーテンの寸法を
間違って書いて、出来上がったのは
レースカーテンの方が長く、
上に行く厚手カーテンの方が寸法が短くなって
出来上がっていた！
そりゃ、寸法測る方も悪いけれど…
縫製する方も、
「なぜ下に行くカーテンの方が長い？」
と思って、確認しないのかな？
まあ、ここはマレーシア。
一応一番大切なところは押さえておいた。
「ねえ、再縫製は無料よね？
私の間違いじゃないし」。
「そうですよ、うちの寸法を測った者と
縫製の間違いですから、もちろんうちが請け負います」、と。
オニイサンが帰ってから、さっそくその店の
オーナーに連絡したら、
マレーシア人には珍しく謝って来た。
そして一言、
「出来上がったら連絡入れますね」。
カーテンレールだけ２本分新しいのを設置。
古いカーテンをまた付け替えて終わり。
何の感情も湧かず。
まあ、こういうのもありそう、マレーシア。
まあ、また３週間後ぐらい？
日本への一時帰国が終わった頃に
出来上がる？
インスタもしています。
