野外での徹夜明けの朝、うちに戻る前に肉を含む朝ごはんが欲しくなって、Antipodean Cafeへ。Bukit Tinggiからの帰り道、一番近いのはMenara Tan&Tanと呼ばれるKLCCの近くの店だった。まあ、中年夫婦が徹夜する(夫は仮眠したし、私は居眠りをしていたけれど)のは、Once in a Blue Moon(めったにない)ことだけれど。今回はお誘いされたら、ホイホイと乗る尻軽な私のせい... いやいや、前回、マーハ・シヴァラトーリに初めて参加して私はテントで寝てしまうということをしたので、今回はリベンジ!寝ない!が目標。(失笑)
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夜8時に山の麓に到着して、そのまま真っ暗闇の山道を歩き出した。
でも、たまに農夫たちのオートバイが通るし、
山の中にはオランアスリ(少数先住民族)たちが住む。
決して、怖い道ではないけれど…笑
途中で、インド系の男性と出会い、一緒に。
そうしていたら、友人が車で迎えに来てくれた!
中華系の友人の車に乗り込んでGO!
山寺では、神様の祀ってあるところは裸足。
友人夫婦とラクシュミさんの祠の近くで談笑。
そうしたら、大きなセミが夫の肩に。
マレーシアのセミはでっかい~!
布にくるまれたラクシュミに
グリーンのセミ。
山で働くネパール人の皆さんも、テント張ってお祭り気分。
あまり山の中じゃ、娯楽がないから、
ネパール人は仏教徒でしょうが、ヒンドゥー教の
神様も仏教の中にはいるので、OK!
毘沙門天、弁財天、仏陀...
マーハ・シヴァラトーリのお祭りは、シヴァ神をたたえる。
そのシヴァは、日本では大黒天だそうだ。
そして不動明王はシヴァの一面(ルドラ=破壊の神)とのこと。
山寺の脇を流れるゲンティン・ハイランドから流れて来る川では、
冷たい水の中で瞑想する人もいて…
日本で言うところの不動明王であるルドラ(シヴァの一面)を
祀ってあるのが、
この祠の中。
やはり清らかな川の流れの脇に立っていて、エネルギーが強い。
シヴァのお祭りなので、
うちの夫も慣れないことをして…笑
ルドラ神は、リンガ(男根)の形をしている。
シヴァ神は、リンガで象徴されている。
見えないけれど、反対側にカイラス山を象徴する
大きな三角形の水晶が置かれている。
このカイラス山で結跏趺坐で瞑想していたのがシヴァらしい。
こちらが水の儀式だとしたら、
こちらは火の儀式(アグニ)を行う準備をする祭司。
祭司はインド医学の先生でもある。
始まった~!
火を見ていると、心が落ち着く感じ。
午前3時の儀式だったので、
火を見つめていたら…
ときどき、居眠りモードに。
眠らないことが目標だったから、写真を撮って頑張る!笑
だって2時間の儀式だったので、眠い眠い…
寒くて、半袖Tシャツの上に厚手のパーカーにスカーフ、
さらに登山用のジャケットの上に大判のストールを巻いて、
みんな裸足なのに私は厚手のニットの登山用靴下まで!
だけれど、男性は上半身裸の人が多いし、
女性でも薄着。
みんな信仰心で、眠らない、寒くない。
私たちは、寒いし、眠い。
小川のほとりのジャングルの中、
夜の静寂の中で。
もう何も疲れ果てて考えられず、
ただただ参加する傍観者。
最後にお花をみんなそれぞれ、献花した。
瞑想をしているうちに寝入ってしまったり...
実は瞑想のために参加したのに、
瞑想すればZZZ...
3度瞑想して、そのつどに居眠りしていたような気がする!
最後には足がしびれて立てないぐらい
左はガルーダ。
ガルーダの建つ川のほとりは、昨夜、水の中で瞑想していた
グループがいた場所。
ガネーシャは日本では歓喜天(密教では、大日如来か観音菩薩とのこと)、
サラスヴァティは弁財天。
アジアの文化は、インドから始まり、
そこから中国、朝鮮、日本へ。
マレーシアでは、中華系、マレー系、そしてインド系の文化を
間近に観察できるのが素晴らしいところ。
早朝に下山して、
朝ごはんは、Antipodeanへ。
ここはニュージーランド人のオーナーで、
バンサー店が本店で、今ではいろんなところに支店が!
徹夜明け(?)にはやはりコーヒーよね!
ついでに甘いものも欲しいし、
水分を我慢したので、喉も乾いている。
搾りたてのオレンジジュースでのどを潤した。
夫のサンドウィッチ、最高に美味しかった!
私のアボカドとベーコンオープントースト。
夫のサンドウィッチと半分ずつシェア。
最後にピーナッツプラウニークッキーもシェア。
この後、帰宅してシャワーして爆睡!
午後2時過ぎまでしっかりと寝た。
今日は何もやらないデーに。
インスタもしています。