マレーシア２度目の友人を連れてキャメロンハイランドの次に、ちょこっとイポーに滞在。前日の午後はMM2Hの友人宅にお邪魔したので、翌日の朝は半日の弾丸イポーツアー。イポーは温泉があるけれど、Lost Worldに行く時間はないから、まずは手始めに、旧市街をざっくりとHeritage Tourの歩き方で見て歩き、古き良き時代のマレーシアの雰囲気を味わってもらった。
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とにかく朝から、かなり暑いイポーの街。
盆地だから仕方なし。
クアラルンプールよりも、日中は暑いと思う。
キャメロンハイランドから比べると、かなり暑さが堪える。
ホテルもイポーの方が高い。
キャメロンハイランドの４つ星のなかなか良い感じのところが
税サと朝食込みで３１５リンギぐらい。
ここはかなり広くて大きなお風呂とシャワーが別になっていて、
とても良かった。
ところがイポーは、かなりコンパクトで機能的には
素晴らしいシャワーのみの３つ星が３１０リンギ。
しかも、朝食なし。
朝食なしなので、有名なここ。
名前を忘れました。すみません。
それも外観の画像を撮ったと思っていたら、なし。
ここはサテでも有名らしく、みんな注文していた。
イポーと言えば、ホワイトコーヒーなので、
それを注文して、ここの名物、プリンを。
プリンは昔ながらのしっかりとしたプリンで美味しい。
なんとなく懐かしく、ほっこりとした味わい。
ホワイトコーヒーは、かなりフルボディで、好きな人は好きだろう。
私はギブアップ。
胃にもたれるから。
マレーシアのコーヒーは...
どうやって作るかと言えば、
身体の健康には悪い。
コーヒー豆は粗悪でも大丈夫。
それをマーガリンと砂糖を焦がしてキャラメル状にして、
コーヒー豆を焙煎する。
真っ黒になるまで炒って、これで深煎りとする。
それをグラインドして、淹れたのがマレーシアのコーヒーだ。
この作り方は、コロニアル時代、
イギリス人に仕えていた中華系の料理人が、
主人の使ったコーヒー豆の残ったかすの部分を、
自分たち用に、マーガリンと砂糖で炒めて
焦がしたら、コクが出てコーヒーらしくなったので
これが始まりだった。
今でも、イポーの先のタイピンに行くと、
マレーシアのコーヒーを作る家内工業的な
中華系の家族のコーヒー焙煎工場がある。
マレーシアのコピティアムで出て来るのが、
このコーヒーでホワイトコーヒーもあれば、
Kopi Oとかいろいろ。
ついでにイポーのB級グルメを堪能すべき、
近くのちょっとこぎれいな経済飯屋へ。
う～ん、美味しかったかと言われれば...
ごく普通。
特産品のイポーのもやしは、新鮮でシャキシャキしていたけれど。
この程度なら、何もイポーまで行く必要はなしかな。
ちゃんと店を選んで入りなさい、ということで
ところが、ここは中華系の人で意外と混んでいた。
豆腐も有名だから、トウフファを食べようと思っていたけれど、
もうギブアップ！
路地裏を歩きながら、ウロウロ。
この古い壁がアートしているし、
古い木の根っこが壁に絡まった状態で残っていて、
これまた絵になる！
キンタ川を渡っているときに、シロサギ発見！
美しいねむの木に止まっていた。
まあ、白とピンクで、これまた絵になる感じ。
旧市街の古い街並みの壁に這うツル状の木の根っこ。
内側の天井の部分もびっしりと。
ここから洞窟寺のひとつへ。
友人に提案した３つの寺から選んでもらった。
極楽洞へ。
鍾乳洞のお寺だけれど、何度も行っているので、
サラリと。
友人は、別に感慨を受けたわけでもなく、スルー。
そりゃ、日本のお寺とは違うよね。
ただし、私たちはこの庭の探索は、とても楽しむことが出来た。
ただしビックリしたのが、このお寺の庭の奥に採石場が出来て、
煙突からモクモクと白い煙に、工場が見えて、雰囲気台無し！
コロナ前は、そのままの自然の風景が広がるだけだった。
うまく写真を撮る角度を変えて、見えないように…
風光明媚なのは、言うまでもなし。
墨絵のような世界。
さらにビックリしたのは、右のようにボート乗り場と、
自転車乗り場が出来ていた！
みんな楽しそうでしたよ～！
マレーシアなのか、中国なのか...
イポーって、中国的な風景かも。
岩肌の模様も木の年輪みたいで面白く…
自然の美にはかなわないよね。
羅漢様たちが並ぶ姿。
とにかく暑い朝。
ここですでに正午をちょっと過ぎていて…
車で最後に向かったのは、タンブン。
イポーはポメロで有名だけれど、
そのポメロが栽培されるのは、
タンブンと呼ばれるエリアだ。
イポーに行くと、必ず寄るのが、この農園。
ここでSweet Sourのポメロを２つ購入。
通常のポメロは、Sweetが大部分。
ただし、このポメロ、Sweetだと大味で
味がぼやけていて、日本人には物足りないと思う。
日本人が好きなのは、Sweet Sourで、この酸味がないと
「一体、これは何食べているの？」
と思えるような、ヌボーっとした味なのだ。
甘酸っぱい味だと、グレープフルーツのようで食べられる。
どちらもバランスが良いので、味にメリハリついて美味しい！
ここでKLに向かって高速を進む。
２時間もしないうちに、我が家へ到着！
午後３時過ぎの出発は、渋滞にハマるので早めに
イポーを出て正解だった。
インスタもしています。
