雑記 藤井聡太四段の受け答え | 激しい骨折のリハビリ体験記(大腿骨、膝蓋骨、肘関節の粉砕骨折(複雑骨折))時々株式投資記録

激しい骨折のリハビリ体験記(大腿骨、膝蓋骨、肘関節の粉砕骨折(複雑骨折))時々株式投資記録

骨折の中でも比較的後遺症が残りやすい、大腿骨遠位部、膝蓋骨、肘関節の粉砕骨折について記していくブログです。リハビリ中にあったこと、気づいたこと、思ったことについて、同じような境遇にあわれた方の参考になれば幸いです。暇つぶしにやっている株式投資も時々紹介。

暇がある時に、「将棋世界」という、将棋の

 

月刊誌の過去のものを見るのが趣味です。

 

将棋と言えば、藤井聡太5冠の話題を避けて

 

は通れません。昨日棋王戦の挑戦も決めて

 

6冠達成も視界に入り、今や名実ともにプロ

 

将棋のトップに君臨している藤井聡太5冠

 

ですが、デビューしたのはまだ5年前という

 

のが信じられません。デビュー時も大変な

 

騒ぎとなったのはご存じの通りで、その

 

デビュー前の対談内容が将棋世界2017年

 

3月号に掲載されています。お相手は

 

「ひふみん」という愛称で一般にもおなじみ

 

となった、加藤一二三九段。何か面白い人

 

という扱いで、一時はよくバラエティ番組等

 

に出ておられましたが、藤井5冠や羽生九段

 

でも成しえなかった記録を持つすごい方

 

なのです(18歳A級昇給、最年少5段昇段等)。

 

そもそも77歳まで現役プロを続けたというのが

 

すごく、下手すると今後現れない可能性も。

ご存じの通り、デビュー戦でお互い対局

 

し、史上最年少プロデビュー棋士同士&

 

62歳差対局と、デビューの頃から話題性

 

に事欠かず、ここから例のプロデビュー後

 

史上最多記録の29連勝につながる訳です。

 

面白いのは、この対談の時はまだ藤井四段

 

のデビュー戦の対局相手は決まっておらず、

 

加藤九段に決まったのも忖度なしの偶然

 

だったというから驚かされます。その後、

 

ほどなくして加藤九段は現役引退となり、

 

少しでもタイミングがずれていたらこの

 

対局は実現していなかったので、やはり

 

もっている人は違います・・・。

対談内容を見ると、本当に14歳の中学生が
 
話している内容なのかと思えるものですが、
 

それはそれとして、加藤九段との対談だから

 

当然面白く、特にタイトル戦での滝止め話は

 

関係者の間では有名な話。そんな事が

 

できるのは、プロ棋士の中でも加藤九段

 

くらいしかいないし、今後もいないと思わ

 

れます。

 

 

更に面白いのは、加藤九段が藤井四段に

 

「私と同じ状況(たぶんタイトル戦で対局)

 

になったら、滝を止めた方がいいです。

 

気になる事は言った方がいい」と返答に

 

困るアドバイスをするのですが、藤井四段は

 

答えは「・・・・・・。」の上、その後のアドバイス

 

にも肯定も否定もせず、単に「タイトル戦に

 

出られるよう頑張ります。」とこの時点で

 

すでに、アドリブで大人の答えを返す頭の

 

回転の速さを発揮。何度も言いますが、

 

この当時藤井四段は中学2年生で14歳です。

 

超大御所の大先輩でも物怖じせず、普通

 

に対談をこなしている時点で、その後の

 

棋戦での結果も納得・・・と言えるでしょう。

 

 

今年もほぼタイトル戦でトップ棋士としか

 

戦ってないのに、今までに増して勝ちまくっ

 

て色々いい意味で狂ってるし、他棋戦も

 

順調に勝っていて、現実的に8冠を

 

達成しそうな所まで来てるだけでも

 

すごいのに、本当に数年以内に

 

達成しそうな気配を漂わせている人は

 

この方しかいないですね。是非八冠

 

達成してほしいし、その時が来たら

 

世間がどんな反応をするか見てみたい。

 

 まずは年明けの羽生九段との初タイトル

 

戦の王将戦に注目です。