エシディシを葬り去り、第10決戦場。残る相手はあと4人かー・・・。
漫画から「二子峠の主 赤カブト」が登場・・・。動物漫画の名作ではあり
ますが、このゲーム中ではここに至るまでに関係キャラが登場しないば
かりかストーリーでの絡みも一切なく、ここでこの作品のキャラが出てくる
とは、誰も想像できなかった筈です。熊と言ってもただの熊ではなく、10
mをも超す体躯を誇る・・・って、もはや熊と言うか次元が違う、地球外の
生命体レベル。確か人間でいう「巨人症」の様な設定だったと思います。
資料によると、体重はなんとt(トン)単位。陸上生物の範疇を超えてます
漫画では主人公である犬の「銀」が、何百の犬と力を合わせて最終的に
は首を搔っ切ることで勝利と、漫画だからまあ、それもありという事・・・の
訳ないですよね、普通。ともかく、そんな熊さんの攻撃方法はと言うと・・・
かってきたら、地球上の生物では絶対勝てない・・・はずが、通常攻撃の
1.5倍ダメージ。そして、通常攻撃で受けるダメージは相性悪キャラでも
16と、見た目と攻撃力が明らかに釣り合ってなくないですか?
が、噛みつきに来てるんでしょうか?原作に詳しい人、教えてください。
通常攻撃の4倍ダメージと強力で、相性悪キャラの加納、星矢、もも辺り
が喰らうと、かなりきつい攻撃です。滅多にやってこないけど・・・。
赤カブトは復活能力こそありませんが、似たような厄介な特徴があり、
展開が繰り広げられます。原作でも赤カブトそっくりの熊が登場するよう
なので、その再現ということで、2頭の子分達を倒した後にようやく本物が
登場する仕様です。ラスネールと違い、体力は1頭目が50、2頭目が80
、そして本物が250と、単純計算ではこの決戦中で最大の耐久性を持つ
強キャラとなっています。おまけに、本物は子分たちの1.5倍の攻撃力と、
しっかり差をつけてくれてて、苦戦は必至・・・でもなかったりするのです。
それは後で紹介するとして、とにかくそんな強敵が立ちはだかる場面で、
銀は味方にいないので、誰を選んだものか・・・。ここまで出番のなかった
方にでも、まずは登場頂きましょうか。
な行動力でこのような二つ名がつけられてるとの事で、赤カブトとの対戦
はぴったり・・・と言うほど相性は良くはなく、前述の様にむしろ悪いです。
まあ、せっかくなので闘ってもらいます。
拳銃の名前だと思っていましたが、正確には使用している銃弾の名前
だそうですね(拳銃は「ニュースーパーブラックホーク」というのを使用して
いるとのこと)。漫画ではこの銃で犯罪者を次々にジェノサイドしまくって、
ドーベルマンの異名に違わない活躍をされてるとの事です。強いなあ。
話が逸れましたが、「44マグナム」は通常攻撃の2.8倍ダメージです。
熊相手なら拳銃が効きそうかと思ったら、そこまで効果がある訳ではない
ようです。ただ、冴羽亮は相性が良いのか攻撃はよく通り、逆にイサムは
やっぱり相性悪で、ここでも闘わせない方がいいでしょう。
加納のもう1つの攻撃方法は相当、技の捻出に苦労してる事が伺える。
ダメージを与えてくれます。相手は10m超の高層ビルみたいな相手なの
に、一体どういう事ですか?そして、相手の行動封じ効果とか、そんな物
は当然ながらあるわけもなく、通常攻撃の1.4倍ダメージと弱いので、ネタ
として使うぐらいに考えておきましょう。名前にも掛かっている事だし。
加納も、言われないと分からないレベルの隠し要素持ちだったりします。
が1.5倍になるというもので、普通にプレイしていて気付く事はまずない
と言っていいでしょう。義理人情に厚い性格を反映しての要素と思われま
すが、なぜ加納にだけ採用されているのかは不明です。ちなみに、この
効果は決戦場を退却した後も続くようで、味方が死んで退却、その後に
例えばドラゴンボールで味方を生き返らせてから再度決戦場に行って、
加納が最初の邪鬼と闘っても、なぜか1.5倍効果は続いているのです。
フラグが変な条件で立てられているんでしょうね・・・。しかし、この仕組み
は仲間を生贄にすることを推奨する事になる気が・・・。特にイサムとか。
話変わって、この熊さんに関してはなぜか、隠し要素がかなり盛り込まれ
ています。まず、ぬけさく先生の必殺技について。
で、必殺技の2つのダメージが通りません。熊にギャグは通じないという、
至極当然の事実とは言え、、妙なリアル設定がシビアに感じられます。
そして、ぬけさく先生以上にひどい扱いを受けているのが、ケンシロウ。
までもがまさかのダメージ0扱い。ケンシロウって、別に秘孔を突く能力
だけで闘っている訳ではないでしょうに・・・。赤カブトに対してはいかにも
相性が良さそうなだけに、はまる人は多いと思います。これはあえて制作
側が張った、悪意満点のトラップと言っていいでしょう。
最後にアラレちゃんのこの攻撃?が、この勝負の鍵を握る重大事項。
でしょー、と突っ込まずにはいられない謎要素。それも、1頭目の影武者
に対して使うと、その後の2頭目と本物の闘いをすっとばせる文字通りの
一撃必殺技となっており、何らかの救済措置っぽいようですが・・・。でも、
ゲーム中でのヒントは一切出てこないので、普通は気づかない筈です。
これはあくまでもゲームの演出で、原作では当然こんな事はありえない。
赤カブトに対しては闘える味方キャラが14名もいて、味方の星矢のような
ウエルカムな対決姿勢は素晴らしい。単に好戦的なだけでしょうが・・・。
でも、そんな赤カブトと闘えないキャラが2人います。その数少ない人達↓
アラレちゃんの「遊ぶ」で必殺なので誤解しがちですが、アラレちゃんは
取り立てて相性がいいキャラではなく、悟空が一番相性よく闘えるキャラ
となっています。原作でも巨体の相手を軽々と倒したりしてるので、納得。
第11決戦場からは音楽が変わって、ガチめの方々が登場してきます。
「聖闘士星矢」から、「ジェミニの黄金聖闘士 サガ」。実は、ゲーム中で
一度倒しているのに再登場している、唯一の相手(マシリトも途中で会っ
ているが、直接対決はしていない為除外)で、密かな優遇キャラです。
さすがに、ラス3の相手とあって基本能力が高く、唯一の正解キャラを
引き当てないと、残りのキャラでは結構な苦戦、もしくは必敗します。
サガの必殺技は2つあって、1つは補助系の技。
通常攻撃の6.5倍ダメージ。通常攻撃が比較的強いせいで、ほぼ全ての
キャラが大ダメージを受ける鬼攻撃です。闘えるキャラは12人いる中で、
半数余りが勝てる見込みがなく、中でも悟空が苦手としているのは意外
な点と言えます。この闘いにおいての弱さはなんと、あのイサムと同等の
扱いとは・・・。バランスを取る為に、しょうがなかったのでしょう。
一応、原作対決では当然ながら「星矢」ですが・・・
相手もいるので、過信は禁物。あと、こういう強化技は他のゲームみたい
な重ね掛けができず、何回やろうが意味がないので、補足しておきます。
ここでの最善手は「ぬけさく先生を選ぶ事」とは、誰が予想できようか・・・
最悪であろう・・・と考えるプレイヤーの裏をかくのがこのゲームの特徴で
あることは、今までの闘い同様です。だって、こんな技しかないんですよ。
ダメージ変換され、ぬけさく先生は決戦カースト上位の存在となります。
か・・・。ぬけさく先生はこの闘いにおいてだけは、通常攻撃が全キャラ中
一番強く、被ダメージも一番低いという、破格の扱いの上・・・
「死兆星」は実在する星で、北斗七星のそばに微かに見える特徴があり、
作中においてはっきり見えた人は、近いうちに死亡する!というジンクス
として扱われている・・・という事は、ラオウは相手の死亡フラグの有無を
確認しにきてますね。原作でも、こんな感じで探りにきています。
去り際の「図にのるな!」という、有無を言わさぬセリフが素敵なラオウ。
ですが、他にも「ある」と答える人がなんと、8人もいます。突然こんな事を
聞かれて、よくもまあ即答できるもんですね。所詮、ゲーム制作側が適当
に選んだ要素なので深く考えるだけ無駄ですが、なんだかなあ・・・。
名前からもこの画からも、知っていないと分かりようがないですね。通常
攻撃の1.7倍ダメージで、結構乱発してくる主力技となっています。
大半のキャラはきつい闘いになります。実を言うと、ラオウ戦は例外的に
原作対決が推奨できる闘いとなっていて、ケンシロウの相性はいいです
でも、そんなラオウにぶつけるべき味方キャラは、ケンシロウではなく・・・
の間では、なぜか先程のサガ戦同様有名な「山下たろー」の出番です。
「県立海南高校野球部員山下たろーくん」は読んだことありませんが、
野球漫画であることは当然分かります。攻撃方法も、当然投球です。
が3.25倍ダメージ。なぜか球一と違い、画が一緒なのは手抜きですか?
それはともかくとして、たろーは、ラオウ相手には攻防共に絶大な強さを
発揮して、わずか2撃で倒せる上にダメージもほとんど受けないときます。
やっぱりどのキャラもある程度見せ場を作れるよう、配慮されてるんです
ね。ジョジョとイサムは、もう見放されているから、どうしようもないけど。
たろーは、追い込まれると力を発揮する性質が反映されているのか、
強化されます。こうしてセリフが出ると、変化の有無が分かりやすい。
あと、一度に40以上のダメージを喰らう事で、某「うっせーわ」の様な語呂
の、相手を激賞するセリフまでもが用意されています(なお、両方の条件
を満たせば、同時に発生)。攻撃1.5倍効果は使えるようになった途端に、
相手の必殺技を喰らって死ぬことが多いので、過信しないように注意。
ラオウの隠し要素はケンシロウ絡みではなく、またもぬけさく先生。
作者の了解を得て採用されたのかどうか定かではない、「ギャグの笑い
に弱い」ことで、ランダムですがこれが出ると、ミスって相手に攻撃ができ
ないという、盛大なキャラ崩壊設定がなされています。サガに続いてラオ
ウまで、ぬけさく先生の毒牙にかけられるのか、ひそかに対ラオウ戦で
の防御力だけはたろーと同等なのも、それが原因のようですね。
最後ラオウがやられたら普通、有名なあのセリフが出ると思うでしょう?
に軽々しく使えないと配慮されたんでしょう。この対決では、悔いが残る。
ようやくラスト、の第13決戦場。相手はやはり、この人です。
この最終決戦をお膳立てした人でもあり、ラスボスとして事前にゲーム中
でもネタバレされてるので異論はないでしょう。ただ、思ったほど強いわけ
ではなく、初見で倒す難しさで言ったら、先程のラオウの方が上のように
思われます。実は通常攻撃が、そこまで痛くなかったりするのです。
喰らわないし・・・(もちろん、相性良キャラの場合)
必殺技。原作では天下一武道会編で使われ、辺り一帯を更地にする程
の威力の通り、通常攻撃の5倍ダメージを喰らって相性悪いキャラは即死
する事も。ただ、この技はレア技で、存在を知らずにゲームを終えた方も
多いと思います。このマジュニアもまた、原作対決で悟空を選んでもそう
悪くはなく、あとはもう1つの鳥山先生の作品キャラ「アラレちゃん」を選ん
でも、かなり相性良く闘えます。最後だしせっかくなので、闘ってもらいま
しょう。
以外には使用頻度が低い技です。得意のプロレスごっごではない様子。
攻撃方法なので、そこそこ強く設定されてはいるものの・・・
見た目、威力共に酷似しています。苦手なマシリト以外には、万遍なく高
ダメージを与えてくれ、更にマジュニア相手には御覧の通り、128と最強
レベルのダメージを与える事を考えると、ゲーム中で最強の味方キャラと
言っても過言ではないでしょう。やはり、鳥山作品は強いということで・・・
それ以外の方々はこの人を除いて、虐殺される可能性大なので注意。
方の事はよく分からないのですが、主人公が神と悪魔の力を使って闘う
作品との事で、マジュニアの事を知っていれば「ああ、そうか」と感じる物
があると思います。しかしこの霊気、ここに来るまでは使い所がいまいち
分からず、取り立てて得手や不得手もない、これも星矢同様の器用貧乏
キャラかと思って闘わせてみると・・・
「ペルセポリス神魔碑文」は通常攻撃の3.8倍ダメージとかなり高火力で、
この闘いにおいて唯一、マジュニアを一撃で葬れる文字通りの必殺技。
でも、霊気の対マジュニア最強伝説には、まだ続きがあります。
マシリトから「ゴチャゴチャ言ってる」と言われた、この「大日経疏」は実在
する経典で、文字を唱えることで攻撃力がUPする効果があるようです。
試しに唱えてから、「ペルセポリス神魔碑文」を放つと・・・
504ダメージ!唱えなくても倒せるから別に意味ないんだけど、プレイした
人全員が憂さ晴らしに必ずやると言われている、お約束事項です。制作
サイドはどういう思いで、このダメージ調整をしたのかが気になります。
ちなみにマジュニアは、霊気から攻撃を受けるたびにこのセリフを言うの
ですが、原作では神と悪魔の力を両方持っている人って、このマジュニア
本人しかいなかった気がします。弱点になっている理由もよく分からず。
最後もあっけなく勝利し、もしや残るゴールに隠れボスがいたりするのか
と思ったら・・・
相手のレア技を拝もうとすると、想像以上に手間と時間がかかる事が
よく分かりました・・・。まだ把握してない要素があったら申し訳ないです
が、おおよその部分は網羅できたと思います。