左膝の抜釘手術をしてからようやく1年、退院後に仕事復帰してからは、リハビリと言っても
スーパー銭湯に行って1日中正座スタイルを繰り返すぐらいで、世間の人が思うような事は
してません。当初は限界を感じていたのですが、やり続けていると分からないもので、少し
ずつでも改善傾向が現れてくるのが不思議な所です。どうも私の場合は膝の構造上の
問題よりも、大腿四頭筋の硬直が原因で突っ張って曲がりにくかった、という事が分かって
きました。以前は正座してもかかとがお尻に着くまで少し時間をかけないといけなかったの
ですが、最近ではスッとつくようになったので、筋肉の柔軟性が怪我する前の状態に戻り
つつある証拠だと思います。これは骨折の部位や程度によって違うと思うので、実際に経験
してみないと分かりにくい感覚です。ただ、正座してかかとがお尻につくようになったと言って
も100%回復したわけではなく、正座以外の状態でかかとをお尻に着けようと足を抱えて
引きつけても、あと少しが届かないのです。ちなみに膝周りの皮膚の感覚はいまだに少し
鈍目で、手術痕は消えずに相変わらず残っています。
話変わってコロナ騒動なんですが、忙しさは相変わらずといった感じです。東京のスーパー
では入場制限をしようかという話になっているようですが、周知されるまで混乱も生まれそう
だし従業員を割く余裕もなさそうで絶対大変だと思います。私の店でもそうですが、小売業
では数ヶ月前では思いもしなかった対応を日々、パソコンのアップデートをするがごとく行っ
ていかないといけないので、ただでさえ棚の入替え時期で忙しい上に、お客さんの数が前年
の2~3割増し&従業員が減っているという与件で、スタッフ全員が疲弊しています。今、
我慢すればいいとは理解しているものの、その今だけを耐えるというのが結構きついん
ですよね。先の見えない辛い時期を数ヶ月我慢するというのがどれだけ大変かという事は、
私も最初に骨折した時の入院生活でもう、嫌という程味わっています。
今、どこのレジでも採用している飛沫防止スクリーンについて。
店によって色々パターンがあると思いますが、主にビニールシートを天井等から垂らすタイ
プかプラスティック製のボードを設置するタイプに分かれると思います。最初はうちの店も
手作りで対応しました。後に本部で手配したものが送り込まれてきたのですが、幅が狭い
ものだったので現場からは非難轟轟でした。こういう時に本部と現場の感覚のズレという
ものが顕著に現れがちだと思います。1週間ちょっと前に100円ショップのセリアで買い物
した際、一時噂になった無言対応レジを体験しましたが、あれこそ正に現場のことを全く
考えない、机上の空論で「飛沫防止の為、スクリーンを設置しなくてもしゃべらなければ
いいじゃないか」という結論に至った、上層部のとんちんかんな発想に現場が振り回された
一例だと思います。画期的な発想と思ったのか分かりませんが、どう考えても接客業として
ありえない行為だし、普通なら他の店同様にスクリーンを設置する発想になると思うのです
が・・・(無言対応にした後、やはりクレームが本部に嵐のように押し寄せたようで、数日で
スクリーン設置という方針に改められています)。セリアの事例程ではないですが、うちの
会社でも本部のしかるべき部署が少しでも現場の声を吸い上げることができていれば、
現場の人間が2度手間になるようなことなどをせずに済んだのに・・・。商品の販売に関する
ルールも朝令暮改が多すぎて、忙しさに拍車をかけられたので本当にそこは教訓として
改めてほしいなあと思います。しかし、本当にいつまで続くか、コロナ騒動・・・。