抜釘手術38週目 リハビリに「竜泉寺の湯」遠征 | 激しい骨折のリハビリ体験記(大腿骨、膝蓋骨、肘関節の粉砕骨折(複雑骨折))時々株式投資記録

激しい骨折のリハビリ体験記(大腿骨、膝蓋骨、肘関節の粉砕骨折(複雑骨折))時々株式投資記録

骨折の中でも比較的後遺症が残りやすい、大腿骨遠位部、膝蓋骨、肘関節の粉砕骨折について記していくブログです。リハビリ中にあったこと、気づいたこと、思ったことについて、同じような境遇にあわれた方の参考になれば幸いです。暇つぶしにやっている株式投資も時々紹介。

スーパー銭湯での新たな刺激を求めて以前から気になっていた、愛知県名古屋の方面に

 

足を延ばすことにしてみました。もはや、リハビリを口実にしたスパ銭中毒と化しています。

 

「リハビリというか遊びだろ・・・」と言われそうですが、本人的にはれっきとしたリハビリ

 

(のつもり)。

 

 

名古屋にはいくつか有名な大型スーパー銭湯があります。「湯~とぴあ宝」、「天然温泉

 

アーバンクア」、「キャナルリゾート」等々・・・。どれもいずれ制覇したい中で、手始めに

 

選んだのは「竜泉寺の湯 名古屋守山本店」。

スーパー銭湯好きの方ならご存じだと思いますが、全国にチェーンがある店舗。その中でも

 

ここは2018年12月に改装リニューアルしたばかりで相当施設が新しいようです。入り口の

 

写真を見てもお分かりの通り、ライトアップに趣向をこらしているのが特徴で、それについて

 

は後々紹介していきます。

 

 

以前、高速道路上で入浴施設が充実&宿泊できるSAのホテルを紹介しましたが、今回は

 

「泊まれるスーパー銭湯」という条件に惹かれてここを選んだという側面もあり、風呂重視

 

です。宿泊については個室制ではなく、大部屋で漫画喫茶みたいにベッド1つ分のブースが

 

何10と分かれているタイプと好みが分かれそうですが、病院の相部屋と比べれば全然まし

 

な環境です。もちろん、予約もできます(2週間前からの受付)。ただ、今回当日行った先で

 

申し込みしたらよっぽど空いていたので、GWや夏休み、年末年始でなければ必要なさそう

 

です。とりあえず、入館料を払ってゲートを通ってから宿泊手続きをします。

「THE MAISON(ザ・メゾン)」という宿泊フロアの利用料金は3600円。翌日10時30分まで

 

にチェックアウトで、入浴施設や岩盤浴施設等が使い放題(深夜2時45分~6時は使用

 

不可)と完全に1日、私みたいにここで時間を潰す人向き。ちなみに入浴のみは700円

 

(朝風呂は600円)、フォレストヴィラ(岩盤浴兼雑誌漫画あり休憩所)利用は500円と、

 

この手の施設にしてはかなりお得。なので、2時45分までから6時まで車中泊をして再度

 

朝風呂料金で利用すれば更に格安で利用できますが、せっかく泊まる場所があるならどん

 

な所か試したいのです。「何ごとも経験だ」という気持ちはなぜか、若い時より今のが強い。

 

 

気合を入れて手荷物を持って来過ぎたので、風呂に入る前に寝床に直行します。

 

美味しそうな軽食屋の誘惑に負けずに側を通り過ぎ、この専用ゲートを抜けてから・・・

雰囲気のある階段を降りていくとあります。設計者はよく分かってる、このワクワク感よ・・・。

 

 

いかにも地下の隠れ家っぽい、妖しいブルーライトが映えるブースに到着。

平日だからかあまり利用者はいなさそうで非常に静か。リクライナータイプとベッドタイプの

 

2種類から選べますが、私はベッドタイプにしました。(単純に寝やすそうだから。)

狭そうに見える通り、本当に狭い。でも、カプセルホテルもこんなもんでしょうし、ちゃんと

 

テレビもあるのでまあ、値段を考えればいいんじゃないでしょうか。必要なものを下写真左

 

に写っているお泊まりセットに移し替えていざ、お風呂場へ・・・。

 

 

ここの売りの1つは高濃度炭酸泉。なんでも医療施設での治療にも使用されているメーカー

 

の設備を備えているようで、全国のスーパー銭湯の中でもここと豊田浄水店にしかないせい

 

か、超特大の効能説明看板が設置されていました。他に屋内風呂はジェットバス6基、電気

 

風呂5基とさすがに多い。でも、土日だと常にいっぱいになるんだろう気がします。私的には

 

地味に35度設定のぬる湯泡風呂があったのが好ポイント。もうずっと入ってられます・・・。

 

 

そしてここの最大の売りは露天風呂。広くて風呂の種類が多いのもそうですが、ここは夜に

 

なるとライトアップされてそれが非常に凝っているのです。以下借り物画像。

「天空ほたるの湯」。底に埋められたLED光がほたるの光っぽい雰囲気を醸し出していて

 

これはいいアイデア。時間毎に色が変わるという、芸の細かさも見られます。あと、ここは

 

外壁がないので外の夜景もしっかり見えます。(ただし、男湯の方が見晴らしがいいそう)

 

写真では一番奥の光がそうなのですが、こうして見ると結構まぎらわしいですね。

 

 

寝転び湯にも鮮烈な光。空を見上げると天板に光が反映されて天の川のように見えます。

「プラネタリウムっぽくなるのも計算のうち」と言わんばかりのLED数の多さがいい所。

 

 

この辺りは好みが分かれるかも。やり過ぎ感があると感じる人がいるかもしれません。

どこぞのナイトプールのようになっていますが、実際に見るとまあまあいい雰囲気でした。

 

ここのもう1つの特徴として、屋内風呂同様に露天風呂にも泡風呂が多く、炭酸泉を含めれ

 

ばほぼ半分がそうです。壺風呂の泡は微細、湯船の方は大きい泡と、ここまでバブリーに

 

凝ってる風呂が多いのは初めて見ました。今まで見て来た所がしょぼかったせいかどうか

 

はともかく、泡があると疲れがよく取れる気がするのはなぜなんでしょう・・・?

 

 

肝心のサウナはノーマルなドライサウナとソルトサウナの2種類。ドライサウナは2重扉で

 

外気が流入しない配慮に加え、機械によるオートロウリュサービスが1時間毎にあるのが

 

特徴。滅茶苦茶熱い熱波は、喰らうのに慣れてない人が裸足で逃げ出すほど。ちなみに

 

部屋は結構広さがあり、30人超は収容できそうな感じで余裕がありました。ソルトサウナ

 

の方は低温過ぎて良さがよく分かりませんでしたが、機会があればまた確かめてみます。

 

 

最後に恒例水風呂に入ります。広さはそこそこで4~5人入ればいっぱいいっぱい。土日は

 

サウナー達の争奪戦が繰り広げられる光景が目に浮かびました。気になる水温は17度台

 

スタンダードな温度設定で、初心者にも優しい配慮がされています。しかし、少し狭い。

 

 

そんなこんなで1回あたり2時間ほど費やしても泊まるとなるとまだ余裕あり。次戦に備えて

 

休憩所の「フォレストヴィラ」でいったん休みます。

もちろん、12000冊蔵書の雑誌や漫画はここでしか読めないので、500円払って1日中

 

いられるならぜひ利用したいところ。かなり広々として、もちろん設備もきれい。

 

 

ここにもなぜかサウナ室があり・・・(韓国式サウナで「汗蒸幕」というそうです)

 

隣にはアロマが香るクールダウン部屋、水風呂代わり・・・?

 

ゲルマニウム部屋(更に隣に女性専用部屋あり)

 

テレビの見れる床暖房完備のアロマオンドル部屋

 

夜景が眺めるクールダウンテラスもあり。さすがに冬は寒くて誰もいないけど春秋なら・・・。

 

ログシェルターなるものまであります。狭い空間で猫のようにくつろぎたい方向き。

 

これだけ備わっていれば長時間いても飽きない気がします。感心したのは館内で購入した

 

飲料を入れる、冷蔵庫が設置されていたところ。

ペットボトルが飲みきれなくてぬるくなって残る・・・ということを防ぐためのいい配慮。

 

 

さっき少し触れた軽食屋はメニューが豊富。逆らい難い誘惑を仕掛けてきます。

ソフトクリームが結構安いので、我慢できずに食べてる人をちらほら見かけました。

 

 

我慢した私は漫画等を見ながらまったり過ごし、お風呂2回戦目に突入。

ちなみに風呂と専用休憩所の行き来は階段を使用(エレベーターもあり)するので、いい

 

運動になります。こういうスパ銭は普通、風呂場に上がっていくつくりになってることが多い

 

ですが、ここは下っていくようになってます。

 

 

平日の深夜12時を過ぎても一向に人の数は減らず、むしろ増えている・・・?(ちなみに

 

この日は金曜日の夜ではありません。)12時を境に客層的に若い人が多くなってきます。

 

私も結局リミットぎりぎりの2時45分まで粘り、周りを見渡すと同じような人が5人もいまし

 

た(5分前に入って来る強者も)。どうやら、お泊まり組ではないようです。私が言うのもなん

 

ですが、さすがにラストまで粘る人はそんなにいないと思っていたのでちょっとびっくり。

 

 

3時に就寝。翌朝?は7時に起床。勇んで朝ごはんに出かけます。

館内施設「一休」。豚まんや焼売といったメニューもあり、種類が豊富で、朝7時から営業。

 

中央の特大丼カレーうどんが名物のようですが、朝といったらやっぱり・・・

朝カレー。前回の足柄SAの記事でもあった通り、お泊りにはこれを食べるのが習わしです。

サラダもつけました。前回以上にカレーに特徴はなく、業務用のカレーそのものといった

 

感じ。逆にこれぐらいライトな方が、おなかにたまらなくていいのかも。過度な期待は禁物。

 

 

チェックアウトまで少し時間があるので、もう少し館内散策。

この休憩所は無料の共有スペース。足つぼマッサージ機もあります。

大々的にアピールしてます。確かに施設のクオリティは高いです。定番のマッサージ機も。

こういうのがあるのをよく見かけますが、ここは十数台設置とかなりの規模。ここはそんなに

 

疲れてる人が多いのか・・・と思ったら、利用してる人はあまりいませんでした・・・。

 

 

あとは朝風呂&サウナをしばらく浴びて、時間までフォレストヴィラで休憩。

 

 

名古屋だけあって一般向けの雑誌以外にも名古屋関係の書籍がたくさんあり、やっぱり

 

これの漫画も置いてありました。八十亀の読みは「やとがめ」。言うまでもなく、やっとかめ。

「八十亀ちゃんかんさつにっき」。今、テレビアニメ2期が放映中で話題になってるようです。

 

見れば自然と名古屋通になれるかも?ご当地あるある満載です。私はほぼ分かりました。

 

 

ぎりぎりまで粘ってチェックアウト。色々利用したので4000円オーバーです。しかし宿泊して

 

この価格は冒頭でも触れたように格安で、まだ名古屋のスパ銭巡り始まったばかりなのに、

 

もう結構に満足してしまいました。次はどこへ行こうと思う前に、リピート利用も候補です。

 

 

ちなみにリハビリ効果ですが、あまり膝の曲がり具合は変わっていません。ただ、正座スタ

 

イルをした時の地面に接地する膝の嫌な感触は薄れつつあるようです。まあ、少し改善?