12月の師走を迎えてみんなが悩む、「大掃除をいつやるか問題」。
「思い立ったが吉日」、「いつやるか?今でしょ!」という格言もあることだし、時間がある
うちに早めにやろうということで、昨日休みを費やして行っていました。窓ガラス拭き、
鴨居や長押(なげし)の埃落とし、キッチン周りの油落とし・・・、と時間がいくらあっても足り
ない状態です。普段からきれいにしている人にとっては理解できない行事だと思いますが、
効率重視が変に災いして、まとめてやればいいか・・・という発想になってしまうのです。
この考え方はたぶん、一生直らないでしょう。普段からコツコツやれる人を尊敬します。
倉庫の整理整頓は特に大変で、普段絶対にやろうと思わない。何なんでしょう、この状態。
擬音で表せと言われたら、「ぐっちゃー」という感じです。三河弁では「らんごく」とも表現され
ます・・・。こういうの、業者に任せれば楽なんでしょうけど、結構お高いんですよね。自分の
ペースでおこなった方が気も楽なので、地道に片付けます。私はアレルギー持ちじゃない
けど、持っている人だったらマスクをしても防げないレベルの埃や塵が舞う状態。1日では
とても終わらないし、猫もうるさいような顔をしていたので、別の日に持ち越しです。
苦労したご褒美か、先程の写真の戸棚から年代物のお札が出てきました。
結構有名な岩倉具視肖像の「500円札(C号券)」と板垣退助肖像の「100円札(B号券」。
高橋是清肖像の50円札と今でも使える伊藤博文肖像の1000円札。
劣化がひどい、国会議事堂の10円札と、武内宿禰肖像の1円札。
どれも複数出てきました。全部円表示ですが、絶対まともに使えないだろうなあ・・・という
ことで銀行に持っていくといいかもしれないと思いつつ、しばらく保管しておこうと思います。
昔の札は紙質の悪さがはっきり分かるほどの手触りの悪さで、一番下の写真のような
経年劣化が起こるのもやむをえないのです。実際に手に取ってみないと分からないので
貴重な経験をさせて頂きました。なぜ、このタンスに入っていたのかは謎ということで終了。
他にもお金は見つかったので、また別の機会があれば紹介します。