手術後15週目 部屋移動&階段登りのリハビリ | 激しい骨折のリハビリ体験記(大腿骨、膝蓋骨、肘関節の粉砕骨折(複雑骨折))時々株式投資記録

激しい骨折のリハビリ体験記(大腿骨、膝蓋骨、肘関節の粉砕骨折(複雑骨折))時々株式投資記録

骨折の中でも比較的後遺症が残りやすい、大腿骨遠位部、膝蓋骨、肘関節の粉砕骨折について記していくブログです。リハビリ中にあったこと、気づいたこと、思ったことについて、同じような境遇にあわれた方の参考になれば幸いです。暇つぶしにやっている株式投資も時々紹介。

朝から看護師長さんが来て開口一番、

 

 

「○○さん、今日の昼から病棟変わりますので準備宜しくお願いします。」真顔

 

 

何でか分かりませんが、こういうことは毎回唐突です。(事前に教えてくれない) 

 

1つ下の階の「地域包括ケア病棟」という所に移れということだそうですが、これは

 

退院(転院)に向けての準備をしてくださいね

 

という意味合いがあるそうです。

 

ここに移ると大体1ヶ月以内に退院等する人がほとんどで、長くても2ヶ月が期限として

 

定められていると聞きました。もはや追い出し部屋に近い感覚。

 

 

昼のいつ移動するか分からないので、とりあえず片っ端から荷物をベッドの上

 

乗せていきます(ベッドごと移動する為)。見舞いでもらった本やパソコン、着替えなどが

 

ある位でしたが、壁にかけたカレンダーは忘れそうになりました。

 

忘れるとそのままスルーされてしまうので、こういうのは注意が必要です。

 

 

準備が終わったら朝のリハビリへ・・・。

 

片松葉杖での歩行が少し様になってきたので、階段の昇降訓練がメニューに

 

加わりました。歩行リハビリの最終段階といっていいメニューです。

 

健常者には何でもない段差も、骨折患者にとっては鬼門と化す階段。松葉杖を使って

 

昇降するのは結構コツがいるんですね。リハビリの先生曰く、慣れないうちは「足か杖、

 

どっちから先に出すんだっけ」とほとんどの人が混乱するのがお約束とのことです。

 

 

実際やってみるとそもそも足がおぼつかないので、まず昇降すること自体が恐怖に

 

感じます。段差の低い方で、「昇りは脚が先、降りは松葉杖が先」ということを肝に銘じ、

 

一段ずつゆっくりと・・・。

 

 

低い方は何とかできましたが、高い方は無理でした。

 

家の玄関にはこれよりも高い40cm程の段差があるので、退院までに克服しないと家に

 

入れないことに・・・。とりあえず頑張るしかありません。 

 

 

リハビリ状況

 

曲げ角度

左脚 80度→85度 右脚 155度(完全に曲がった) 

 

 

 

左腕 介助あり 125度→130度 なし 120度→125度

左腕伸ばし角度

介助あり 20度→15度 なし 30度→25度

 

握力 左20kg→25kg 右38kg→38kg

 

身長 177cm 体重 63.5kg

 

腕はたぶん目標通り行きそうですが、脚の曲げはかなり厳しそうな感じが。

 

痛くて曲がらないという感じではなく、曲がる限界の所で何かが引っかかったかのように

 

固まって動かなくなります。もはや限界が近いのかも。

 

 

リハビリから戻ると昼からのはずが、もうすでに部屋が変わっていました。ガーン

 

部屋のベッドの位置は窓際ではなく、やはり入り口側。スペースが狭くなり、必然的に物を

 

置く場所がなくなる為、稼働させていない冷蔵庫の中に本を無理やり詰め込みました。

 

部屋が明らかに暑いのに前の病棟では入っていた冷房が稼働してないみたいで、

 

ただでさえ眠れないのに更に寝苦しい夜を過ごす羽目に・・・。

 

なぜ誰も文句を言わないの?