笠無、比志の塒 | ピストンさんちゃん

ピストンさんちゃん

甲州弁で語る登山のブログ

はんでめためたごっちょでごいす!



笠無、比志の塒

(かさなし、ひしのとや)

2024年5月18日

笠無登山口から笠無〜見晴らし岩峰~比志の塒〜大尾根峠で周回



山梨の北杜市須玉町津金から林道に入ってすぐのところのスペースに止めて6時50分に出発




鳳凰三山の奥に北岳が頭を出している




道路脇にマムシグサ
茎の見た目がコンニャクにそっくり




道標も無い登山口




山に入るとツツジがたくさん咲いてた




伐採地との境を進む





蟻地獄だ!久しぶりに見た!

子供の頃はほじくったり蟻を入れてみたりして遊んだな(今思うと残酷)。神社の境内下とかにあるイメージだったが、こんな日向の雨ざらしにあるのは初めて見た





隙間から甲斐駒ヶ岳





新緑がとても綺麗だった





建石?
陶板の道標だ。文字も書いてから焼かれていますよ




地面に横たわっていた道標。どっちを示しているのか分からなかったし、割れてた。なんて読むんだ?オミズカミジョウ?オミズカミカミ?





笠無は真っ直ぐだが左の尾根にも薄いトレースとテープがあった。お水神上はこの左の尾根を示していたと思われる。5分ほど下りてみたけど何も無かった。隣が谷地形だったのでもっと下りると水場でもあるのかな?





笠無山頂、何も見えません(笑)






少し進んで見晴らしの岩峰





おお〜っ!八ヶ岳がすげぇ〜!
左から、編笠山、権現岳、阿弥陀岳、赤岳、横岳だ
遠すぎず、近すぎず、南八ヶ岳が麓まで見渡せてこれぞ八ヶ岳って感じ (あくまでワタシ個人の感想)




真教寺尾根、県界尾根、杣添尾根もよく分かるじゃん。こんな眺めが見られるなんて感動だわ〜





八ヶ岳の左に見えている白い山はどこ?




ここで休憩。最近、これにハマってます

セブンに寄ってパン棚に無くて、陳列前のコンテナに4つ入ってたから店員さんに「これもらっていいけ?」と聞いたら予約品と言われ、2店目で買ってきた 。注文買いする人がいるんだなあ
(いいけ?=甲州弁で、いいですか?)




岩の上を歩いたり、巻いたり




通り天狗

岩の上に不自然に乗っている石碑に気がついた



こんくれえの大きさ
(こんくれえ=甲州弁で、このくらい)




右から、阿留摩野天狗、摩利支天尊、通り天狗と彫ってあった。『刀利』ではなく『通り』なのだ




通り天狗から

鋸岳〜甲斐駒ヶ岳〜早川尾根〜鳳凰の稜線。甲斐駒ヶ岳摩利支天と早川尾根の間に仙丈ヶ岳




金峰山
瑞牆山も見えていたけど逆光で写真に撮ると黒く潰れてしまうので金峰山だけアップで。




歩を進めると立派なクヌギも何本か。

尾根に交差するような薄い道(獣道には見えない)もあり、不思議な山だ



比志の塒(ひしのとや)
何も見えないし何の特徴も無くて通り過ぎてしまった


比志はこの辺りの地名。
『塒』は「とや」と読み鳥小屋という意味らしい。寝る場所の「ねぐら」とも読む。初めて知りました。
なんでこんな何の変哲もないところに名前が付いているんでしょう?




比志の塒分岐からは林道へ向かって下り。
不思議な岩があった




他の方々の記録によると金ヶ岳と曲岳




少し開けたところから甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳
(スマホ横にしてください)




甲斐駒ヶ岳の下の小さくこんもりした山は中山かな?




大尾根峠の林道に合流。誰にも会わなかった





車を止めたとこのすぐそばで伐採作業してた




入っちゃダメニャ!なのだ。かわいい(笑)




11時20分、終了




旬を過ぎてちょっと硬いかもしれないけど、タラの芽



この1週間、珍しく「仕事をしている振り」にとても集中していたのでどこに登りに行こう?と考えていなかった。


近場で行ったことないところ、またもや長野 川上村の女山か高登谷山へでも行こうかなと前日の夜に調べてたらこんな山があるのか〜と。


踏み跡薄く、樹林が濃い所では方向感覚を失い何回か尾根を間違いそうになり、ツツジの花の赤と赤テープを見間違いそうになったり。こういう歩きにも面白みを感じるようになりました


お疲れサマンサ!!



では。