※画像1「ヘルシンキ・エテラ港」


5/25で、9周年を迎えた「ピロレイッキ」。10年目が始まりました。

今回は北欧買付の思い出の写真を交えて、ノベルティのポストカードや、ボツ案も踏まえてのお話です。


エテラ港は、フィンランドの海の玄関口。屋内型のオールドマーケットがあったり、屋外テントのマーケット広場があったり。

スウェーデン行きや、エストニア行きのフェリーや、観光フェリーが出てたり。観覧車があったり。

北欧のイメージを絵画化したような、アイコン的な風景です。


※画像2「Snellmaninkatu・ヘルシンキ大学図書館を正面に望む」


こちらもヘルシンキ市内ですが、観光スポットから少し外れた、閑静な通り。

港周辺以外、ヘルシンキ市内は意外と坂が多く、歩くと高低差を感じます。


※画像3「北欧初夏の骨董市の風景」

フィンランドで歴史のある鍛冶の町「Fiskars」近郊で行われる骨董市に、白夜の時期に毎年行ってました。

今でもハサミや様々な刃物のブランドとして「Fiskars」の名を冠した商品が、ヨーロッパ中で愛用されてます。


※画像4「北欧、蚤の市のストックヤード」

画像3の建物内など、屋内外で行われている、夏の骨董市。

ストックとして立てかけてあるアイテムも、絵になります。


※画像5「23時半頃、白夜のヘルシンキ市内」※今回ボツ案

2019年のノベルティポストカードに採用した写真の別バージョン。

絵画的で好きな風景です。


※画像6「Hötorget広場の蚤の市」※今回ボツ案

ストックホルムで日曜日に開催されている蚤の市。

市内の中心地なので、観光でも行きやすい蚤の市です。


※画像7「Goteborgの夏」※今回ボツ案

スウェーデンの人口第二の都市「イェーテボリ」で撮影した、夏の一枚。

世界的には「Gothenburg(ゴーゼンバーグ)」と英語名の方が一般的で、現地の方と英語で話した際も、Gothenburgの方を使われてました。


※画像8「SALU HALL」※今回ボツ案

ストックホルムの歴史ある「フードホール」。

農産物、海産物、お肉など食材のお買い物も、カフェも、レストランも、楽しめます。


※画像9「Fiskarsの湖畔」※今回ボツ案

フィンランドは湖がたくさん。湖畔の風景も絵になります。


※画像10「木のドアが続く道」※今回ボツ案

ヘルシンキ市内。夏は入りやすいように開放した木製ドアが連なって、素敵な風景。

地震や災害の少ないフィンランド。味わいあるマンションの一階は、路面店として使われていることも多いです。




日本の風景とは異なる美しさを持つ、北欧の風景。

ピロレイッキにとっても、生活雑貨や家具等を介した、北欧文化・デザインへの尊敬や憧れが、お店の根幹の1つであることは間違いありません。

ピロレが買付の際に撮影した写真が、皆様にほんの一瞬でも、楽しい気分をご提供できれば幸甚です。

10年目も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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※画像1「ペンダントライト」を使った、程よい明るさの「落ち着きの空間」。


内装工事を伴う「リフォーム」が終わり、理想の空間へと整えていきます。


家具の配置が終わったら、またはお部屋の模様替えなどと共に、テーブル上など、適切な位置にライトを配置します。


日本では、高度成長期に伴う人口ボーナス期に、マンションやアパート、建売住宅など、一気に増えた住宅事情に合わせて、施工しやすい「シーリングライト」等を使った、室内を1灯のみで照らす「直接照明」が主流となりました。



※画像2「PH5」のヴィンテージ。ポール・ヘニングセン(ルイスポールセン社製)の名作で照らす。


北欧での主流は「間接照明」。明るくしたい場所や、部分のみを照らします。


緯度が高く、暗い冬の時間が長い北欧では、必然的に屋内で過ごす時間が長くなった結果、インテリアが発達しました。


照明も例外ではなく、中空にぶら下がり、目線の高さに近くなる「ペンダントライト」は特に、デザインが洗練されていきます。




※画像3「北欧ヴィンテージ(琺瑯)、陶磁器、ガラス」それぞれ異なる素材を吊るした、ピロレが住むレトロ賃貸住宅(以前紹介済み)。


しかしながら、日本では「シーリングライト」、北欧では「ペンダントライト」がメーカーに量産されたり、リプロダクト品が出回るなど、個性的な照明を得るのが難しくなってきました。


最近では、個人の工芸家さんなどが制作する「ペンダントライト」が、アート、オリジナリティ、希少性もあって人気です。



※画像4「渡邊浩幸」さんの、木製ペンダントライト。玄関、リビング、和室、トイレ、脱衣所、どこでも合う。


夜の室内空間は、心安らぐ癒やしの空間にしたい。お昼の太陽光のような明るさの直接照明では疲れてしまうことも。



※画像5「栗原志歩」さんの、ガラスのペンダントライト。複数ぶら下げても、楽しい灯り。


北欧の人々は、お昼は太陽光の真下で日光浴、夜は暗めのペンダントライトとロウソクを灯して、間接照明の空間でゆったりと過ごします。



※画像6「ふじい製作所」さんの漆のペンダントライト。岩国スタジオでは和室で灯る。


小ぶりなペンダントライトは小さな空間でも使えて、複数ぶら下げても面白く、日本の住環境にオススメです。



※画像7「アイアンのヴィンテージランプシェード」。デンマーク製。アイアン好きには、たまらない。



※画像8「MWC.WORKSHOP/コバヤシユウジ」さんの、藍染めランプシェード。木をグラデーションのインディゴブルーに染め上げた作品。



※画像9「liir/森谷和輝」さんの、蛍光管リサイクルガラスのランプシェード。重厚感ある半透明ガラスならではの優しい灯り。




※画像10「PH4.5」のヴィンテージ。ポール・ヘニングセン(ルイスポールセン社製)の名作。




おさらいになりますが、目線の高さに近いペンダントライトは、部屋の個性を演出してくれる、大切な「アート」や「インテリア」となります。


素敵な「灯り(あかり)」をセンス良く選定・配置し、洗練された住空間デザインの仕上げに。ご参考くださいますと幸いです。




ピロレイッキの店舗(一部オンラインストア)では、北欧ヴィンテージのランプシェードや、各作家さんのペンダントライトを取り扱っております。

常に品薄や完売状態が続いておりますが、タイミングが合いましたら、ぜひご検討くださいませ。




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※画像1「朝ごはん①)」パン、トマトジュース(器:栗原志歩)、肩ロースステーキ肉を低温調理したローストビーフ風(器:出島正樹)、チーズとアボカドとキャベツのサラダ(器:羅以音窯) / トレイ(樹種:チェリー)



木の「トレイ」を使った素敵な食卓。

料理や器を、1つのアートの様に、額に収めてくれる道具「トレイ/お盆」

華やかに、あたたかに、食事シーンを演出してくれます。


今回は陰影のコントラストが美しい「長角盆(削り)」を、様々な食器と料理と組み合わせて写真を取りました。

削りの装飾が入った、我谷盆(わがたぼん)スタイルの長角盆。※当店では前田充(ki-to-te)さんの作品を取り扱ってます。

日常で使うイメージのご参考になれば幸いです。




※画像2「朝ごはん②」ベーコンエッグとワサビ菜とさつまいものサラダ(器:yumiko iihoshi porcelain)、パン(器:iittala)、カフェオレ(器:袖飾窯) / トレイ(樹種:ウォールナット)



※画像3「朝ごはん③」マンゴー、プルーン、バナナ、ドライイチジク入りヨーグルト(器:降幡未来)、パン / トレイ(樹種:クルミ)



※画像4「朝ごはん④」パン、みかん、トマトとアボカドのサラダ(器:ガラス不明)、ハムエッグ(器:羅以音窯)、フォーク(竹俣勇壱) / トレイ(樹種:チェリー)



※画像5「昼ごはん①」刻み揚げと小松菜とかきたまの温蕎麦(器:出島正樹)、白漆箸(田澤祐介)、箸置き(鬼丸豊喜窯) / トレイ(樹種:クルミ)



※画像6「デザート①」celesteのケーキ(器:降幡未来)、コーヒー(器:Gustavsberg/ヴィンテージ)、ケーキナイフ&フォーク(Fiskars/ヴィンテージ) / トレイ(樹種:チェリー)



※画像7「デザート②」celesteのケーキ(器:Gustavsberg/ヴィンテージ)、麦茶(器:栗原志歩)、ケーキナイフ&フォーク(Fiskars/ヴィンテージ) / トレイ(樹種:クルミ)



※画像8「フィーカ①」コーヒー(器:Arabia/ヴィンテージ)、コーヒーキャニスター&珈琲杓(田澤祐介) / トレイ(樹種:クルミ)



※画像9「夕食①」ご飯(器:袖飾窯)、味噌汁(器:亀田泉)、トマト(器:不明)、もやしとハムときゅうりのサラダ(器:ガラス不明)、醤油皿(器:やちむん)、刺し身(器:羅以音窯) / トレイ(樹種:チェリー)



※画像10「接写①/別角度」



※画像11「接写②/別角度」



※画像12「接写③/別角度」



※画像13「接写④/別角度」



※画像14「接写⑤/別角度」



※画像15「接写⑥/別角度」



※画像16「接写⑦/別角度」



※画像17「接写⑧/別角度」



※画像18「接写⑨/別角度」



料理好きにはもちろん、簡単な料理を作ったり、アレンジしたりする位の、ライトな料理好きにもオススメの、ひときわ料理を引き立ててくれる道具。

お惣菜など買ってきたものや、並べるだけのもの。冷凍の食材なども織り交ぜる、忙しい現代人のライフスタイルだからこそ、食事を文化的に味いたい。

素敵な器やトレイなど、道具にこだわる、楽しむのは、とても大切なことだと思います。


プロの料理人こそ「料理は器」と口にされます。こだわるあまり、器をオーダーメイドされたり、北大路魯山人のように美食家・陶芸家として著名な方も。

料理の完成には、視覚イメージ、見た目の完成度の高さも欠かせません。

逆に言うと、どんなに美味しい料理も、器が合わなければ、その美味しさを感じることができません。

「食べるのが好き」だからこそ、一食ごとの食事の満足度に向上に、器やトレイなど、食事の道具にこだわってみるのも良いのかもしれません。

 

 

 

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※写真1「備え付けの照明」は昼白色で部屋全体を照らすには十分明るいが、夜なのに太陽光に近い照明は落ち着かない。電球色で好きなランプシェードを織り交ぜて、部分(スポット)照明や、間接照明を取り入れて「北欧のような」癒やしの落ち着く空間に変えよう。



工事ゼロで、照明を変えるだけの低コストで、お部屋の印象をガラッと変える、簡単なリフォーム方法のお話。賃貸物件や分譲マンションなどの工事NG物件でも可能な方法です。


当店では作家さんや北欧ヴィンテージの照明などの取り扱いもあるのですが、「素敵なランプシェードは欲しいけど、賃貸だから諦めてる」というお話をお伺いする機会があります。



※画像2「簡易取付型のダクトレール」は、賃貸物件リフォームのマストアイテム。最近は流通量も多く、安価に導入できる部材。


ピロレオーナー宅は築30年超の、こぢんまりとした賃貸なのですが、簡易取付型のダクトレール、丸棒2本(ホームセンター)、Sカン4つ(100均)で、ある程度好きな位置に照明を持ってきて、住空間を整えてます。


①白い丸い蛍光灯の照明を取り外す(入居時着いてたのを押入れへ)


②引っ掛けシーリングに、簡易取付型のダクトレールを取り付ける


③取り付けた2本のダクトレールの間に、Sカンで丸棒を取り付ける


④取り付けた丸棒に、Sカンでもう一本の丸棒をクロスで取り付けて、ペンダントライトを下げる位置(テーブルの中央)に合わせる


⑤十字に取り付けた丸棒にコードを巻いて、ペンダントライトを希望の位置にぶら下げる




※画像3「部材」は、S環と丸棒のみ。数千円程度のコストで収まる。



ダクトレールが一本のみ取付可能な部屋でも、そのダクトレールに丸棒とSカンを取り付けることで、同様のことが可能になります。釘もネジも使わず、穴を開けることもなく。


ダクトレールとズレた位置にも、照明をぶら下げることが出来る方法です。




※画像4「十字」に丸棒をクロスさせることで、ライティングレールに平行な位置ではなくとも、お好みの方向や位置にペンダントライトを置くことも可能に。




埋め込み式の照明だと出来ない方法ですが、引っ掛けシーリングの場合はぜひご参考下さい。

 




※画像5「十字部分」のアップ。S環も双方向でかけると、簡単に丸棒が落ちたりしなくなる



北欧の住空間は、照明で部屋の雰囲気が決まると言って過言ではないほどに、照明にこだわります。


ホウロウ、磁器、ガラス、それぞれの素材感、デザイン、設置位置が、部屋に落ち着いた雰囲気と、奥行きの視覚効果をもたらしてくれます。



※画像6「異素材(ホウロウ、陶磁器、ガラス)」の照明が、近距離でもバランス良く映える。製造年代も、作家も、コンセプトも異なる照明なのに、不思議と統一感を演出してくれる。



ちなみに、手前のカウンターはDIY。

 

 

 

ガスコンロ奥の食器/スパイス棚もDIY。



空間にはめ込む丁度よいサイズ感は、DIYの方が既製品より向いている場合はあります。



手前の色は薄めに。奥の色は濃い目に。周囲の色に合わせたり、グラデーションを意識することで、広がりのある空間に印象を変えることも可能です。



自分の好きな照明、家具、DIYを組み合わせて「住み心地の良い室内空間」の実現に向けて、ご参考になれば幸いです。

 

 

 

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※画像1「吹き抜け」「大幅な間取り変更」「天然木のヘリンボーン床」など、大胆なリフォームを実施。



【リフォームを含めた「総予算」のお話】



良いタイミングにも恵まれて「200万円」で、お得に購入できた本物件。



DIYで庭を造園中ですが、まだまだ時間がかかりそうなので、完成前に「総予算」をご報告します。




※画像2「工務店」に依頼した工事分は「5,254,618円(税込)」。画像は見積書ですが、完成後の支払額も同額のため、詳細記載のある資料画像として掲載します。



工事内容は、ざっくり言うと「吹き抜け」「大幅な間取り変更」「床」「壁紙」「電気工事」「給排水(風呂など)工事」です。



本物件の購入時の間取りは「6SLDK」相当でした。※1階は「リビング・ダイニングキッチン」を含め「5部屋」+物置部屋。2階は「2部屋」。



「1階」は、リフォームにて「約20畳の空間」の「2部屋」に間取り変更しました。※未リフォームの6畳の和室もあります。



「2階」は、1部屋の床をぶち抜き「柵」と「ロフト」を造作。残り1部屋の和室は、畳表替えと、一部壁紙張替程度に。




※画像3「吹き抜け」にて、一気に室内が明るくなる。屋根裏も抜いて高さと明るさのある空間に。



「吹き抜け」「間取り変更」「床工事」「壁紙」の各工事費は、画像2の見積項目「造作工事」「内装工事」「左官工事」が該当し、3項目合計で「約160万円(税込)」。面積や作業の割には、お得な印象です。



「仮設工事」「解体工事」の項目も含めると、大工・左官作業の関連工事費は、約160万円+約100万円で「約260万円」相当と考えても良いかもしれません。




※画像4「フレンチヘリンボーン(ナラ)」と「ヘリンボーン(アカシア)」で、それぞれ別の表情のヘリンボーン床を愉しむ。



「鋼製建具工事」は「約84万円(税込)」。



2F吹き抜けの大きなスライド窓及び、FIX窓、1F玄関スライドドアそれぞれの「部材費+工賃」と、1F勝手口の工賃(ドアは自己調達)だと思われます。



「電気設備工事」は「約67万円(税込)」。



間取り変更にて、コンセント、スイッチ、モジュラージャック等の場所を最適な位置に変更。1階、2階のライティングレールの新設代金も含みます。



電気工事は部材が他に比べて少なく、工数や工事日程の割に、費用が高めな印象。専門性の高い仕事だからでしょうか。




※画像5「水回り」のリフォームは最優先事項。お風呂、洗面・脱衣所をリフォーム。



「給排水設備工事」は「約92万円(税込)」。お風呂の部材調達と工事費、洗面所の工事費も含まれると思われます。



キッチンは恐らく以前にリフォーム済みで比較的キレイなので、そのまま使用してます。



上記の各工事と諸経費合計で、見積書の総合計「5,254,618円(税込)」になります。




※画像6「内窓」のリフォーム。防寒・防暑対策に。



工務店さんにお願いしたリフォーム以外に、別途発生した費用は以下の通りとなります。



内窓(掃き出し窓10枚相当)工事「約55万円(税込)」



ヘリンボーン床材(自己調達)「約70万円(税込)」



洗面所の鏡、洗面シンク(自己調達)「約6万円(税込)」



トイレのリフォーム(便器・工賃・床シート張替え全て込み)「約8万円(税込)」



勝手口の木製ドア(自己調達)「約3万円(税込)」



上記合計でリフォーム代金は「約667万円(税込)」となりました。



土地・建物購入費用「200万円」、契約書作成・登記等諸経費「15万円」、リフォーム「約667万円」で、物件購入+リフォーム総額は「約882万円(税込)」。




まさかのコミコミ900万円以下!で実現しました。



大改造なビフォア・アフターの割にはとてもリーズナブルで、個人的には大満足の結果となりました。



浮いた予算は、家具・照明・食器・道具・アート等に注ぎ、住空間を整えます。




参考になりましたでしょうか。




とはいえ、今となって考えると、ウッドショック前の良いタイミングに恵まれた部分もありますので、あくまでご参考程度になれば。




ピロレの撮影スタジオ件、保養所件、ストレージ(倉庫)として稼働中の「岩国スタジオ」。今後も登場予定です。




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インスタグラムとフェイスブックに投稿した文章ですが、備忘録にブログにも投稿します。

 

ピロレ家族の被爆者1世から4世揃って今日まで運良く元気。実は4世の通ってる小学校が「はだしのゲン」の中沢啓治さんが通い、当時被爆した小学校になります。

 

今の住まいも中沢さんが生まれ育ったのと同じ町内でして、子供の頃から読んでる「はだしのゲン」は、どこか遠い世界の話だと思っていたのですが、時間軸が違えど、作中の舞台となった場所に暮らしていることに、平和のありがたみを改めて噛みしめる8月6日。

 

久しぶりの夏の北欧ヴィンテージフェア開催にあたり、2年半ぶりの北欧買付に行ってきたのですが、戦争と、それに伴う円安や世界的なインフレ傾向にて、以前の買付時に比べて飛行機代約1.7倍、宿代約2倍。ロシア上空は飛行できず、迂回路でしかヨーロッパに行けません。

 

コロナ禍においても、輸入品の価格上昇や納期の遅れがすっかり常態化している厳しい状況ではございますが、上昇したコスト分全てを価格転嫁するわけにはいかず、業界全体で、なんとかやっていけるギリギリのラインを見極めながら、粛々と夜明けを待つ日々。

 

戦争はダメ。平和が一番。生まれてこの方、その思いを最も身に沁みて迎える8月6日かもしれません。

 

まずはウクライナの皆様に一刻も早く平穏な日々が戻りますように。心から平和を祈りたいと思います。

 

そして、文化は平和な時代に発展すると、歴史が証明しています。

 

当店が取り扱う日用品や工芸品も、平和を享受して文化的に育まれた暮らしの道具。平和の賜物です。

 

先人に感謝。平和に感謝。

※画像1「デスク&チェア」で仕事、「イージーチェア」で息抜き。サイドボードが届いたので模様替え。テーブルランプは @record.jp 、黒の花瓶は @newforest_object 。植木鉢は @eguchi.potterylion 。



【家具は資産。家の印象を決定付けるマストアイテム。存分にこだわろう。】



2021年春頃から騒がれ始めた「ウッドショック」。木は限られた資源だと、改めて考えされられます。



特に家具に用いられる「広葉樹」は、針葉樹に比べて成長が遅く、十分な樹齢の木は伐採しつくされ、若い木は保護されており、流通が少なく希少価値が高まる一方です。



質の良い広葉樹が出回っていた頃に作られた「北欧ヴィンテージ家具」は、今後の価値が下がる要因は少なく、良い資産にもなります。



家具は高額なお買い物。思い切った決断を要しますが、このような視点による考え方も参考になれば幸いです。




※画像2「Erik Worts(エリック・ウォルツ)」のイージーチェアは「石本藤雄」の「LINNUNPESÄ(marimekkoヴィンテージファブリック)」と組み合わせた。有名な「MAISEMA」と似ているが「LINNUNPESÄ」は小紋柄で、加工に向く。



シンプルな北欧家具の中に、アクセントとなる色鮮やかなmarimekkoのファブリック。



経年劣化している座面や背面部分の布は、好きなファブリックに張り替えて見るのもいかがでしょうか。



世界に1つだけの、自分好みの家具へとカスタムするのもオススメです。




※画像3「Hans Wegner(ハンス・J・ウェグナー)」デザインの「デイベッド」。生地は「Johanna Gullichsen @johanna_gullichsen_official (ヨハンナ・グリクセン)」の「EOS」。



ソファも、自分仕様にカスタム。好きな色、好きな柄のファブリックに張り替えました。



イスの布の張替えは取引先に頼んだり。近所の中区吉島の斉藤椅子工芸さんにお願いしたりします。面積に応じて数千円~数万円程度。熟練の腕前、仕上がりの美しさに唸ります。




※画像4「デイベッド」は、あらゆるメーカーで出ている他の「ソファベッド」と比べても、類を見ないデザイン。美しく、機能的。寝心地もフラットで良い。



ソファで過ごす時間、イージーチェアに座って過ごす時間は、自分へのご褒美。贅沢な時間となります。




※画像5「Jorgen Baekmark(ヨーエン・ベックマーク)」のイージーチェアは「Maija Isola(マイヤ・イソラ)」の「KAIVO(marimekkoヴィンテージファブリック)」を組み合わせた。



まさに「安楽椅子」。ゆったりとした座り心地は快適そのもの。



イージーチェアに座りながら、気持ちと体に余裕を持って仕事をする「夢」を、やっと実現しました。時には、パソコンを移動し、イージーチェアに座って仕事も。




※画像6「イージーチェア」に座りながら仕事が出来るよう、デスクorテーブルの標準サイズよりも低く、ちゃぶ台やコーヒーテーブルよりも高い、高さ55cmのラウンドテーブルを @pynel_studio へ特注。



本川町の店舗でも活躍している「栗(クリ)/ 黒檀象嵌(コクタンぞうがん)」の、ラウンドテーブル。




※画像7「ブルーアガベ」のプランツポットは @sutudio_oyama の作品。また「Sweden/Göteborg」にお邪魔するときは、ぜひ譲って貰えると嬉しい。



素敵なモノを揃えつつも「自分の好み」や「ライフスタイル」や「仕事のスタイル」など、しっかりと「自己主張」を交えて、住空間を整えましょう。



暮らしや仕事への「スタンス」を意識し、「好きなもの」「理想とするもの」「譲れないもの」のバランスや優先順位を考えて、「妄想」「熟成」を日々行って、しっかりとした意志の元に築かれた「自分の素敵空間」を、ぜひ実現してくださいませ。




「200万円」で購入した「中古一戸建て」シリーズは、残りは「庭」や「総括」で、ほぼ連載が完了します。



今後はタイトルの通り「ライフスタイル」を暮らしの道具を介した視点から考察した連載も交えていきたいと思います。




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※画像1「勝手口」は、約3万円で購入したアメリカンヴィンテージの「木の扉」を上下を切断して嵌め込み、取っ手と鍵を取り付けた。当初はグリーンの扉を探していたが、クリームホワイトで剥げかけのペンキが良い味。

【続・防暑/防寒対策。ドア・窓回りをオシャレに、コスパ良く仕上げよう】

「撮影スタジオ兼、保養所」となる本物件(通称ピロレスタジオ)は、勝手口が道路側なので、建物の「顔」は勝手口でした。

元は「アルミ扉」だったのですが、岡山県のSTAGEさん(フランス・アメリカヴィンテージ)で、意中の扉と出会いました。

アメリカらしい、剛健な厚みのある木の扉。

岡山は平野が広い。土地も余裕があって、倉庫店も多い。AXCISさん(イギリスヴィンテージ)など、ヴィンテージ家具巡りも楽しい。

ちなみに当店は広島の三角州を反映したような、ささやかな店舗スペースですが、北欧家具も若干あります。探している北欧家具なども、お気軽にご相談ください。 


※画像2「吹き抜けリビング」の扉は、元々この家の応接間に使われていたものを移設。重厚感と色味、金具のアンティーク感も良い味を出していたので、再利用した。

「ペンキ風のホワイト」の壁紙も、相性良かったのかもしれません。


※画像3「キッチン・ダイニング」の扉も、そのまま残した。こちらも重厚感と色味、金具のアンティーク感も良い味を出していたので、違和感なくハマりました。

壁紙、床、天井。そして何よりも設置している多くの家具や、北欧家具が、同系色の「ミディアムダークウッドカラー(チーク、ダークチェリー、マホガニー、アカシヤ、経年変化したオークなど)」だからでしょうか。既存の扉と建物が上手く融合しました。

カラーコーディネートの基本となる「同系色でまとめる」の説得力を実感した気がします。


※画像4「玄関の扉」は、カバー工法。こちらも「第6回」に掲載した「内窓」のフレームと同色。

「玄関の扉」はメーカー現行品の新品。実際にお客様を迎える玄関口なので、機能性も重視しました。

玄関に網戸があると便利なことに改めて気付かされます。風通しは玄関は大きく開けられるから大切なんですね。

但し、「第6回」窓でお世話になった営業さんに教えて貰ったのですが、こちらもグリーンポイント対象とのこと。

玄関を施工した工務店さんは、対象期間中に施工したのに、それらの説明は一切なく、他社の説明で知ることに。

明してくれることが信頼に繋がるのだなと、自分の仕事でもお客様にしっかり説明出来る心掛けようと改めて思います。

業者選びは本当に大切ですね。


※画像5「借景は隣家の畑」。とは言っても、畑の向こうは「崖」。家はない角地だ。「里芋」の成長ぶりにびっくり。ご近所さんが育てる野菜の成長を見るのも、四季を感じる景色の楽しみ方かもしれない。

こちらの部屋の「窓」は、建築当時のものではなく、リフォームされていたので、とりあえずは様子見。

※画像6「目隠し」には、遮光/遮熱生地の「ロールスクリーン」を施工。取り付けは、カーテンレールを敷設するより楽に感じた。

カーテン選びも楽しいけど、今回は束ねたカーテンや、カーテンレールのない、より「スッキリ」とした空間を目指しました。

ロールスクリーンは寒いという意見もありますが、突っ張り棒など、窓フレームの内側に施工すると、構造上「隙間」が出来るのが理由の1つ。

窓フレームの外側上部に、サッシを覆うスクリーン幅で「隙間なく」設置すれば、しっかりと効果を得られると思います。

掃き出し窓4枚を覆うスクリーン(幅約180cm×高さ約230cm)を「2枚」、「遮光/遮熱」の、グレードの高い生地を選びましたが、合計37,000円(税込)程度でした。1つ辺り約18,500円です。

同面積を覆うカーテンを買うより、コスパも優れた結果に。

ということで、今回の記事に登場した「扉」と「窓」のリフォームは、かなりの低予算で実現出来ました。

 

 

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※画像1「樹脂フレーム&断熱ガラスの内窓」を取り付けた。夏を過ごしてみて、吹き抜けでも、冷房が効くことがわかった。ただ、冬はアルミサッシと旧世代のシングルガラスでは、おそらく厳しいので、気密性を上げる「窓リフォーム」を実施した。

【防暑/防寒対策。ドア・窓回りをオシャレに、コスパ良く仕上げよう】

今回は窓のお話です。北欧の防寒対策と言えば…当初は「薪ストーブ」への憧れがありました。

しかし、北欧の都市部でも、今は熱電供給によるセントラルヒーティングが一般的で、床や壁に「温水パイプ(不凍液入り)」が張り巡らせてあり、「薪ストーブ」や「暖炉」は暖房の主力としては今や使われてないと思います。地域暖房網から外れた田舎だと例外かもしれませんが…。

日本でも「寝てる間に燃え尽きて、朝方寒い」とか「本当に寒いときは薪ストーブだけでは厳しい」など、実際に使っている複数の友人からデメリットも聞きました。

北欧でも「薪ストーブ」は、日本でいう「こたつ」くらいの、クラシックな暖房かもしれません。「熱電供給設備」にトラブルが発生した場合のライフラインとして設置していて、たまに火を見て楽しむ時などに使われるイメージです。


※画像2「フレームの色」は木をイメージした、ナチュラルカラーに。外側のサッシと重なるように、あえて真ん中にフレームが入る形を選択。金属質な印象が消え、インテリアが「統一感」ある印象にアップデートした。

北欧の住宅の防寒対策としては「気密性」が最も最重視されてます。地震が少ない北欧は、古い建物も多いのですが、窓といえば、腰高以上の「出窓」が一般的で、しかも二重、三重窓。

湿気の多い日本のような「掃き出し窓」は、北欧では窓の性能が上がった、最近の建築に多く見られるようになった気がします。


※画像3「外側のサッシ」は残して、内側にサッシを新たに取り付ける。サッシは2重、窓ガラスは新しいのは「ペアガラス」なので実質「3重」になった。

薪ストーブは、本体や煙突と施工費含めて「約100万円」前後が相場。ランニングコストやメンテナンス費用もかかります

予算に限りがありますので、まずは建物の気密性の改善、断熱性能の向上を、優先することにしました。

当初は経年劣化した掃き出し窓を、樹脂サッシと断熱ガラスに「交換」しようと考えてました。

調べてみると、掃き出し窓の交換は、10万円以上/1枚(工賃込)、最低でも費用が発生する模様。工賃を抑えれるカバー工法でも、このような金額になるようです。


※画像4「掃き出し窓」が6枚。画像2の方角は 「掃き出し窓」が4枚。合計「10枚」。窓は多いと明るいけど、ガラスは高額な建築部材だ。

交換予定の窓は合計10枚。費用は100万円以上になりそうです。ガラスは高額な建材なので仕方ないと思っていたら、「MADOショップ」のサイトで見積もりすると、「約60万円」の見積額が表示されました。なんと期間限定の割引価格とのことです。

「ネットの見積もりは客寄せ用に安くして、実際は現地で見積もりするとアレコレ言って、なんだかんだ高く提示するパターンかな?」と、「MADOショップ(中区吉島店)」さんに現地調査に来て貰い、改めて見積書を貰うと、サイトの見積額の通り。寧ろ「グリーン住宅ポイント」を使って、更に実質支払額がお得(55万円弱)になるとのご案内を受けました。

但し、提案してきたのはサッシや窓の交換ではなく、新たに樹脂フレームと断熱ガラスを「内窓」として取り付けてると言う工法でした。


※画像5「元からある掃き出し窓」の内、1枚は、窓を締めても一部隙間ができる状況でした。調べてみると建物やサッシの経年劣化ではなく、施工不良だったのですが、前の住人は気づかなかったのか気にしなかったのか。これでは冬はスキマ風で寒い。

営業さんの見立てでは、既存のサッシには、経年劣化によるガタツキはあるが、窓の開閉そのものには支障が無いので、今ついているサッシは生かしたままで、内窓を新設して「二重窓」にするのはどうですか?というご提案。

二重窓にするほうがコストが高いと思っていて諦めていたので、寧ろ嬉しいご提案。しかも遮熱&遮光性に優れた、最新のエコガラス(Low-E複層ガラス)で、このお値段。担当の営業さんも丁寧で、即断しました。


※画像6「吹き抜け(2階部分)」もペアガラス。薄いガラス&すきま風吹き込む部屋では、いかに優秀な暖房でも寒いだろう。間取りを広く取るからこそ、冷暖房効率が良くなるように、気密性に優れた空間にしよう。

施工後は、気密性も高まり、音も静か。断熱性や遮音性に、明らかな違いを感じます。

田舎なので元々静かですが、虫やカエルの声が喧しい時期もあるので、意外とありがたい。

憧れの「薪ストーブ」は、また予算に余裕が出来たときに再考しようと思います。

ドアや、別部屋の窓については、今回の記事に掲載しきれなかったので、次回に持ち越します。


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※画像1「吹き抜け」により、上から自然光が差し込む空間。天然の明かりは、人間にも植物にもきっと優しい。

【中古住宅だからこそ、間取りは大胆にアレンジ。吹き抜け&梁(はり)丸出し。】


2階の1室の床を落として、つまり1階の天井を取っ払い「吹き抜け」を作るのは、この物件と出会った当初から考えていた案でした。元々「画像1」の部屋は仏間で暗く、上階は明るい部屋でした。

1階の「仏間」と、隣にある庭に隣接した「和室」の計2間と、上階の「2部屋の和室」、つまり合計「4部屋」の仕切りを無くし「ひとつの空間」へと、大胆に間取り変更を行いました。

その結果、天井の高い20畳超のヘリンボーン床の1室(及び、6帖の和室と3帖の板張りの間の「2つのロフト」付き)という、ユニークな1つの繋がった空間が、出来上がりました。


※画像2「シーリングファンを取り付けた梁(はり)」が「3部屋」に分かれていた名残りの部分。梁の下は襖(ふすま)があり、1階の部屋を2つに分け、梁の上は2階の床が乗っていた。

明るくて広々と、開放感のある空間。

今のところ、夏は冷房が問題なく効くのを確認したのですが、冬はどうでしょうか。

防寒等の対策についても、改めて別記事で紹介する予定です。


※画像3「リフォーム前の仏間」採光面が1面のみで、障子戸を閉めると更に暗かった。


※画像4「リフォーム前の2階和室」この部屋の床が、仏間の天井だった。

上記とは別部屋となる「第1回」の「画像1」や、「第4回」の「画像5、6」で紹介した、デスクやキッチンのある部屋も、実は「2部屋」を「1部屋」に、まとめた空間です。


※画像5「屋根裏」を落として、こちらも「梁(はり)丸出し」に。キレイな天井と、立派な梁で、ゆとりのある空間を演出してくれる。

仕切りを取っ払い「フレンチヘリンボーン」の床で、1つの空間へとリフォームしました。

元は「ダイニングキッチン」と「応接間」の2部屋。20帖超のゆとりある「1部屋」に。


※画像6「柱」は、縁側があった名残り。2部屋と縁側を全て繋げて、スッキリとした1つの部屋になった。


※画像7「冷蔵庫の隣の柱」は「キッチン」と「応接間」が分けられていた壁があった名残り。時代に合わせた大胆な間取りに変更するのも、リフォームの醍醐味だ。

この家が建てられた1970年代は、ベビーブームの時代。家族が多く、6-8畳の部屋を多く作るのがトレンドだったのかもしれません。

当時と比べて「ソファ・ベッド・テーブル・チェアなど」の大型家具を使う西洋風のライフスタイルや、家電製品の充実、一世帯の少人数化の影響で、暮らしやすい「部屋の間取り」は変わりました。

リフォームは思い切って、現代のライフスタイルに合わせた空間へと変える、良い機会なのかもしれません。

「増築、減築」といった「外観」を変更する工事ではないので、大胆な変更の割には、コストパフォーマンスの良い結果になりました。

トータルのコストについても、改めて別稿にて公開予定です。


第6回は【防暑/防寒対策。ドア・窓回りをオシャレに、コスパ良く仕上げよう】を掲載したいと思います。


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