インスタグラムとフェイスブックに投稿した文章ですが、備忘録にブログにも投稿します。
ピロレ家族の被爆者1世から4世揃って今日まで運良く元気。実は4世の通ってる小学校が「はだしのゲン」の中沢啓治さんが通い、当時被爆した小学校になります。
今の住まいも中沢さんが生まれ育ったのと同じ町内でして、子供の頃から読んでる「はだしのゲン」は、どこか遠い世界の話だと思っていたのですが、時間軸が違えど、作中の舞台となった場所に暮らしていることに、平和のありがたみを改めて噛みしめる8月6日。
久しぶりの夏の北欧ヴィンテージフェア開催にあたり、2年半ぶりの北欧買付に行ってきたのですが、戦争と、それに伴う円安や世界的なインフレ傾向にて、以前の買付時に比べて飛行機代約1.7倍、宿代約2倍。ロシア上空は飛行できず、迂回路でしかヨーロッパに行けません。
コロナ禍においても、輸入品の価格上昇や納期の遅れがすっかり常態化している厳しい状況ではございますが、上昇したコスト分全てを価格転嫁するわけにはいかず、業界全体で、なんとかやっていけるギリギリのラインを見極めながら、粛々と夜明けを待つ日々。
戦争はダメ。平和が一番。生まれてこの方、その思いを最も身に沁みて迎える8月6日かもしれません。
まずはウクライナの皆様に一刻も早く平穏な日々が戻りますように。心から平和を祈りたいと思います。
そして、文化は平和な時代に発展すると、歴史が証明しています。
当店が取り扱う日用品や工芸品も、平和を享受して文化的に育まれた暮らしの道具。平和の賜物です。
先人に感謝。平和に感謝。