運貯金 | ピロの屋本館@ロサンゼルス

ピロの屋本館@ロサンゼルス

天使の女王の町Los Angelesでの生活記録

3,4週間前のこと、

学校から

なんかデカい封筒が届いた。

 

 

 

 

折っちゃいかんよって感じの

しっかりした封筒っていうか

そんなんだったから、

一体なんだろうと思ったら、

奨学金とそのCertificationが

同封されていたポーン

 

 

奨学金らしい$100チェック

 

 

 

その証明書
 
 
実は以前から
メールは来ていた。
 
”あなたに奨学金があるから、
学校までチェック取りにきて”
 
とか、
 

”奨学金のセレモニーあるから

参加します?”
 
とか。
 
 
『おぃおぃおぃおぃ、
なにかの間違いだろ(笑)』
思って無視してたんだけど、
そんな内容のが複数回届いた。
 
 
間違いだろうと思っているのに
チェックを受け取って、
あとでバレて問題になったりとか、
うちの学部の名に
キズがつくこととかだけは
避けたかったので、
再び無視をきめこんだ。
 
 
けど最終的には、
”チェックを取りに来れなければ
ファイナンシャルオフィスまで
連絡くれれば送りますよ。
でも連絡なければ
受け取らないとみなします”
ってメールが来たんで、
ならほっとこと。
 

 

そしたら、

連絡しなかったら送らない

言ってたくせして送って来た。

 

真顔汗

 

 

なんだかなぁ~。。。

 

 

 

 

話は変わり、

先月クラスメイトのマリンと、

エンバーミングミーティング

しようって話が出たんで、

仕事終わってから会った。

 

 

まぁ、ミーティングという名の

飲みというかね笑

 

 

で、その話をしたら、

マリンにもそれが来たと。

 

 

彼女はルームメイトと住んでて、

それが届いたのは実家だったから、

取りに行くんだと言っていた。

 

 

そしてやっぱり

間違い?と思っていたらしく、

まぁ$100くらいだから、

自分はデポジットしないって言ってた。

 

 

マリンも不思議がっていたんで、

私は翌日散歩がてら

学校までブラブラ歩いて行って

聞いて来た。

 

 

そしたら

間違いじゃなかった真顔あせる

 

 

マリンにTextして

知らせてあげた。

 
 
 
話を戻し、
 
 
さて、貰ったはいいけど、
これにはもちろん
ドナー(提供者)がいる。
 
 
彼らの意図は学生援助だから、
在校生に使って欲しいわけでしょ。
 
 
でも私は既に卒業してるんで、
その使い道にはならない。
 
 
けどまぁ、
在学時代に使ったお金が
今少し返って来た
っつー見方でもいい。
 
 
いいんだけど~、
実は私、政府からの援助金を
受け取っていたので、
3年の在学期間で、
まともに授業料払ったのは
最後の学期のみ。
 
 
なんで最後の学期だけは
自腹だったかと言うと、
もしかしたら
規制が変わったのかも。
 
 
私は4年生大学の学位の
BA Degree(バチェラー)
ってのを持っているんだけど、
それを持っているのに
2年生の学位を取るのに
今回は大学に戻っていたので、
それには援助しないよって理由。
 
 
当然っちゃ~当然だけどね笑
 
 
更に、この奨学金が
なんなのか知らんけど、
以前私は
もっとしっかりした
っていうか、
普通のっていうか、
ちゃんと論文を書いて提出して
そんで選ばれる奨学金を
受け取ったりもしている。
 
 
あと、学校のなんかの抽選に
勝手に当たって(笑)、
Book Storeの買い物
$200が当たったり。
 
 
それと、先輩から
結構安い値段で
教科書を売ってもらってたので、
そこも少し助かった。
 
 
アメリカって
教科書バカ高いですからね~汗
 
 
そういった様々な事を考えると、
サポートがいっぱいあった。
 
 
まぁ、今回のこれが
なんだかは知らんけど、
私が受け取るに値する生徒
とみなされた事は確かだと
確認はできた。
 
 
だけど、
『もう別にいいんじゃん』
と思った。
 
 
それよりも、
この奨学金を
運貯金に回そうと思った。
 
 
それは一体なんぞや?
 
 
私が命名した、
まぁ所謂、徳を積むこと。
 
 
そこで私は
その$100チェックを
まず自分の口座にDeposit。
 
 
そしてキャッシュで
$50を2つ用意。
 
 
そして職場に行って、
現在うちで働いている、
うちの学校の生徒2名に
あげることにした。
 
 
でも
その前に事前調査を。
 
 
だってね、
彼らも政府からの
援助を受けていたり、
特に金銭的に困ってなければ、
そこは無理にあげる必要って
ないんじゃん?
私、もらっていいんじゃん?
でしょ笑
 
 
だって元々は、
私の努力の結果で、
私がもらったものなんだから、
代わりに受け取ってくれる人が
いなかった場合であれば、
心おきなく受け取っていいだろ。
 
 
1人はまぁ20代くらいの
プリシラ。
性格に変なクセもなく、
普通に明るくていい子だ。
 
もう1人は、
以前のBBA記事に登場した
BBA笑
 
 
本音を言えば、
あげたいのはプリシラ
だけだったんんだけどね、
そういった差をつけるのは
良くないから。
 
 
プリシラも政府からの援助は
少し受けていた。
 
 
教科書は?って聞いたら
全部持っていると。
 
 
ならあげなくて
いいかな~って思ったら、
『でもエンバーミングの
教科書だけまだ持ってないから
それは買わないと』
と、ボソッと付け加えた。
 
 
よし!
 
 
次にBBA調査を
しようと思ったけど、
機会がなかった。
 
 
けど、プリシラに
あげる事にしたらな、
調査抜きでも、
BBAが拒否をしない限り、
2人に同じ金額を
提供せねばいかんでしょう。
 
 
渡すなら2人一緒の
時がいいと思ってたら、
すぐにその日がやってきた。
 
 
まぁ、恩をきせる
ってわけでもないけど、
やっぱり皆いる時に
渡すのがいいかと思ったので、
ランチをみんなで食べる時に渡した。
 
 
プリシラとBBAの名前を呼んだけど、
振りむいたのはプリシラだけ。
 
 
BBAは聞こえないフリでも
していたのか、
2度呼んでも知らん顔だったから、
そのまま私は、
振りむいたプリシラの方だけを向いて
説明をして、
2人にお金を渡した。
 
 
プリシラは、私が彼女に
援助の事とか教科書の事とかを
尋ねた時には、
単なる会話程度って
思っていたんだろうけど、
お金を渡した時に、
”あ~!だからあの時!”
って気づいたらしく、
そんな表情をしたので、
 
『エンバーミングの教科書
買ってね!』
 
って言っといた。
 
 
そしたら立ち上がってきて
『You're so sweet!
Thank you so much, Piro!おねがい
と感謝を示してくれた。
 
 
BBAも、プリシラに便乗して
『Thank you』とは言ったものの、
笑顔を見せるでも
ハグをするでもなく、
もらったらとっとと
知らん顔だった。
 
 
 
 
 
 
というわけで、
また1ポイント
運貯金が増えたと笑
 
 
徳ノートってのをつけていて、
なにかあったら
記録するようにしてます。
 
 
誰かにいい事をしてあげたら、
その度合いで
ポイントを決めて記入。
 
 
誰かに嫌な事を
言われたりされたりしたら、
それを上手くかわせたか、
大人対応できたか、
とかでまたポイントアップ。
 
 
私は特に
宗教的信仰はないんだけど、
いつも思っているのは
因果応報。
 
 
過去にしたいい事は、
未来に必ず返ってくると
思っている。
 
 
お金を貯金するのと同じで、
過去に貯金をしておけば、
未来に困った時にそれを使える。
 
 
過去に散財していれば、
未来にもそれはない。
 
 
いたってシンプルです。
 
 
そしてその夜も、
私の運貯金ポイントは
アップしたのでしたアップ
 
 
BBA記事は以下を参考に
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでは皆さま、
良い週末を音譜