秋華賞回顧。 | PIROちゃんの酔いどれ競馬

PIROちゃんの酔いどれ競馬

ぬるま湯で搔きまわすような、泡のような日々の中で何ができるだろう…
当たるも八卦当たらぬも発見。
馬券だけじゃないものを探しにいかないか?

さて、今週も順調に外し続け、当たればガミるという不治の病が…

おれは馬券下手だなあ。
ま、楽しく買ってるからいいんだよ。
テメェで稼いだ金をどう使おうが、他人にやいやい言われる筋合いはないしね。
募金とか納税気分よ。
だいたいね、好きな女とやれないなら意味がないし、馬券も狙って当てなきゃ意味がない。
当たったって泡銭で、宵越しの金はもたねぇのが江戸っ子だよ。
武士じゃなくたって、当たらぬど高楊枝よ。
だいたいがよぉ、ちぃと親からもらった顔が良くて、無駄に若くて爽やかに見えてるくらいのナルシストに、ホイホイ股開くようなのは願い下げなんだよ!
んな、鏡を使った自慰みたいなことができるか!

すいません。嘘つきました。
安西先生、銭が欲しいです。
泡銭で泡のお風呂入りたいです。
ゆるゆると浸かり、ヌルヌルしたいです。
僕も男前に産まれたかったです。
ちょっと陰のある風な顔してたら、ホイホイ股開いて欲しいです。なんつて。

でも、おれのような男には、安西先生より村西先生だな。
人生、死んでしまいたいときには下を見ろ!俺がいる。
あとは西原先生のどん底でこそ笑え!てのもいいね。
俺はほんと役に立たない人間でさ、金はないし、運はないし、縁もないし…
でも、悪友には言ってある。
死ぬ前に連絡くれ。助ける銭はないだろうけど、2人で一杯飲むくらいは持ってるはずだから。

てことで、秋華賞回顧ね。
まず結果から言ってしまえば…
阪神JF2着、桜花賞3着、オークス3着のクロノジェネシスが勝ち。
オークス2着のカレンブーケドールが2着。
桜花賞3着のシゲルピンクダイヤが3着。
ということは、春から力関係は変わらなかったということだな。
最後の直線でゴチャついて、上位3人が揃って制裁を食らったのは、川田が1枠とスプリンターズSの事があって、早めに外にと動いたことの影響ではないかな?
川田被せに北村が行こうとしたら、間を突きたい津村とゴチャゴチャしてしまった的なね。
川田は馬の能力的には、多少のロスはあっても差せると思ってたんだろうね。
上位三頭は、みな上手くハマったかんじ。
もちろん、馬の能力あっての結果だろうけど、道中は川田が前で内で見やすかったと思うね。
北村はロスなく1番楽な競馬できたんじゃないかな。
勝てる馬を、勝たせる良い騎乗だったね。
津村は、いろいろ考えてたんだろうな…
あの形でも競馬になったとこは収穫だよな。
枠の差もあったかもしれないが、前に出ずに腹を括ったんだな。あれで、北村と競り合いながら、川田に取り付ければ、尚良かったんだろうけど、クロノジェネシスのほうが一瞬の脚は速かったね。
和田は…まあそれくらいやるやつよね。
川田は…やっぱスプリンターズSが頭にあった気がする。
基本的にはみな距離がどんと来い!てな感じではないだろうから、その辺も前日の雨の影響があるだろう馬場で、後先どちらを取るかはみんなすごい考えたんじゃないかな。
その中で意外だったのが、いつもは腐す福永。
行ったね。来るなよ!俺は行くぞ!ひかねぇぞ!と意思のある競馬だったね。
本人もレース後にあと1秒遅いペースで行ければ…と言っていたが、けっこう納得。異論はない。
馬には苦しい厳しいレースになるだろうけど、勝ちにいった素晴らしい騎乗だったと思う。
その福永の覚悟を台無しにしたのがルメールだな。
なんの考えもなく出て行って、中途半端に福永に絡み、結果的にそこが速くなったことで、福永を殺してしまった。
そして、ノープランで中途半端に引いた結果、前に行った組で最低の競馬になった。
でも、今見返してみたら、ルメールは離して行かせたほうが良かったかもね。
福永どうするかはわからんが、大逃げなら2番手で行ったんやないかな?
そう考えると、福永の狙いは、とにかくダノンファンタジーの前で、競馬するということだったのか?
津村はスタート良かったけど、ダノンファンタジーと同じような位置で競馬したかったか?
まあ、どちらにせよ北村絶好には変わりないか。
しかし、逃げる気ないなら、なんで2番手に上がるとこで、ルメールは抑えなかったんだろうな…
意味不明だな。

てことで、なんのかんの面白いレースだったと思うね。
ただ、フィリアプーラが出てれば…
とは思わないな。
ハービンジャーで重めの馬場だし…と
かも思わないし。
1番条件の合うG 1だったんじゃないか?
そうかもね。
んー、そうなるとヨーロッパだな。
完成形のイメージは、マイルから2000までのサクラバクシンオーだから。
スピードに良さ、差し脚に良さがあるとは思わないな。
あくまでも血統的なイメージだけど。
やっぱ、高い巡航スピードから、1捲りでねじ伏せる剛脚というかんじやね。
スピードだけの馬を寄せ付けないかんじ。
そういう意味では、秋華賞回避は本当に残念だけど、トライアルを見る限り、丸山にそんな意思はないし、ということは急にそんな競馬が出来るわけではないし、完成はまだまだ先だということだろう。

けっきょくフィリアプーラの話かよ?
そう思った人は…正解。
この秋にアーモンドアイを中心に、どんな競馬が行われようとも、私の心にはフィリアプーラしかいません。

さ、BSで鈴鹿始まったから、何年かぶりにF1見よう。

んぢゃまた素股。