今年のアメカジ本 | アメカジ好きサラリーマンの靴日記

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アメカジは好きだけど、週末にしかブーツやスニーカーを履けないサラリーマンの
靴の経年変化日記。
さらに休日はほとんど波乗りに行くためスニーカーやサンダルばかり履いて。。
いましたが、2013年7月より通勤にワークブーツ等を使用しています(^^ゞ

このブログで、過去に書籍の紹介を2回書きました。

書籍の紹介は人のフンドシで相撲を取っている感丸出しですが、やり過ぎるとネタ切れがバレてしましますが、なかなか面白い本があり、あまり宣伝されていないのでご存知ない方もいらっしゃると思い、ここで紹介します。

(ブログテーマ「書籍」も増やしちゃいました)

 

「渋カジが、わたしを作った。」と言う本

あまりアナウンスされていなかったので、僕は販売後しばらく気付きませんでした。

 

 

この本、何が良かったかと言うと、内容の切り口が新しいように思います。

 

これまで、ジーンズやスニーカー、アロハシャツと言ったアイテムの歴史を書いた本はありましたが、服装としての文化を書いた、アメカジに関する本は僕の知る限りはありませんでした。

 

 

大きな構成としては、渋カジと呼ばれる服装の発生と変遷と、具体的にその時代にその場所(渋谷)にいた方たちの懐古録です。

 

僕が服装に興味を持ったのは渋カジも終焉を迎える91~92年頃で、渋谷とは離れた郊外の都立高校に通っていたこともあり、リアルな文化としての渋カジは知りません。

その頃は、自分たちの服装をアメカジと認識していました。

 

そのアメカジが、どのような流れ。つまり渋カジのどのような歴史から生まれたのか、1つのルーツを知ったような気がします。

 

渋カジの発生と変遷を書いたページは、ただ淡々と事実を記載しているだけですが、時系列順に渋カジの変化が書かれ、それが時代や場所が変わりアメカジに変化したかと思うと、そういった意味でも、アメカジが好きな方には面白いかと思います。

 

 

渋カジ懐古録部分についても、渋カジを作った人、渋カジの波に乗った人、色々な角度から書かれ、興味深いです。

アメカジ好きな方は、リーバイスの506xxや507xxが、どのように「ファースト」や「セカンド」と呼ばれるようになったかが書いてある部分に驚かれると思います。

 

この本はおそらく、どのような住宅街の駅前の本屋にもないと思います。

渋谷か、どこかの都市部の本屋にはあるかもしれませんが、僕は近所の本屋を数軒まわり、諦めてアマゾンで注文しました。

僕がアフリエイトでもやっていれば、リンクを貼りたいところです(^^ゞ

 

 

さて2冊めは、今年40周年を迎えたグレゴリーのムック本です。

 

 

こういった本にありがちなカタログ的要素はやや控えめなこともありますが、これまで、雑誌にはタグを通して以外にほとんど書かれていなかった(と僕は思っていましたが正しいでしょうか)グレゴリーの歴史ですが、この本にはそれ以外のディテールや生地、カラーについても言及され、興味深いものでした。

 

また、意外と各タグの使用期間が短いにもかかわらず、僕のダッフルバッグに付いている銀タグ。

 

 

これだけ18年間も使われていることに、軽くショックを受けました。。。

できれば短期間の使用で、「あのバッグを買ってからもう○年も経つのかぁ」とか思いたかったです。

 

さて、カタログ的要素が少なかったことが良かったとは書きましたが、スピアシリーズは興味深いので、もうちょっと書いてもらっていても良いような、かと言って、詳しく書いてあれば物欲を抑えられなかった可能性もあり、危ないところでした^_^;

(ちなみに前回のスピアシリーズが全く載っていないのは残念というか、僕が全く知らないので教えて欲しかったです)

 

過去ブログ

2冊のスニーカー本( http://ameblo.jp/piro-surf/entry-12155654099.html )

アメカジ書籍( http://ameblo.jp/piro-surf/entry-11906253821.html )

グレゴリーのバッグ( http://ameblo.jp/piro-surf/entry-11952772287.html )