☆★ハーネスの快適・安全設計★☆ | ・☆Piquet☆+゜

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- ハーネスピケ -

私がハーネスを商品化する上で、最も研究を重ねたのが 



      ✧✧ハーネスの構造(型紙)✧✧



一消費者としてハーネスを購入していた時、感じていたこと。(正直に書きますね)


今お使いのハーネスで、一つでも共感されることはありませんか?


●お散歩前後は興奮して暴れるので、簡単に着脱出来るものがいい

●スライド金具やマジックテープで毛を挟みたくない><(長毛種の場合)

●すぐに毛玉になる・・・丈夫で長く使えるものってないのかな

●汚れるものだから、洗える素材がいい!

●ハーネスだけでも目立って可愛いものが欲しい♪


こんな自分の欲求を、すべてPiquetハーネスに詰め込みました。



ではPiquetハーネスの快適・安全設計とは??!  




①リードヒモ


リードを接続させる場所は、元々バックル部にありました。

(この箇所に接続部があるハーネス、よく見かけます)


一部モニター様から、

「これでは結局首周りにも負担がかかってしまう。もっと背中側にして欲しい」

とのご意見をいただき、

ぐっと背中側にヒモを配置しました。 

矢印でわかるように、引っ張り圧が上半身全体に分散されます


また、ヒモを2箇所設けることで 2重ロックが出来、よりハーネス抜けが防げます

(※サイズが合わなかったり、

   後退癖のあるワンちゃんはハーネス抜けする可能性がございます)



②バックルヒモ


胴回りのサイズ調整6cm可能です。

ここは、ベテランの職人さんのアイデアなくして実現しなかった程、開発に頭を抱えました@@


各サイズ1cmずつ被るようサイズ設定 をしたので、

例えばXS(33~39cm)ギリギリのワンちゃん(ex.37cm)は、

ぴったりのXS(指一本分・プラス1~2cm)にするか、

毛量があったり、たまに洋服の上から着せる等で

調整に余裕が欲しい方は、S(38~44cm)にするかをお選び頂けます


※サイズ選びに不安のある方は、お気軽にお問合せください*

③首・足周り


市場のハーネス(一部)や旧ハーネスを使用時、

愛犬がお散歩中に、前足が突っかかるような、片足でトンっトンっとしながら歩くことがありました。


足の付け根を圧迫している・・・?


調べてみると、

”ハーネス”であれば何でもいいというわけではなく、

首・足周りの開きが少ないものを付けていると、股ずれ(ハーネ擦れ)を起こしてしまうそうです

(逆にヒモ状で幅が細いタイプも、接触部の首や脇が擦れてしまうとのこと)


Piquetハーネスは

首・足周りを最大限開け、接触部にはクッションを入れることで

喉や関節の圧迫を軽減させています。


(余談ですが、首周りが開いているので

先日UPした 首周りを冷やすアイスシュシュ も被ることなく装着できました♪)


④バックル


ツマミが突起していて、開けやすいものを使っています。

(このバックルを使用しているハーネスは、現行品ではPiquetだけだと思います)

バックルは硬くて開けづらいものもありますよね。 ここはオススメポイント!です^^


また、この型のホワイトは特注品で、市販されていません☆


⑤丸カン


強度の高いロー付けを使用しています。

太さは太すぎず細すぎず、

○カンはDカンに比べて穴の面積も広いので、リードがよりスムーズに装着できます


※Piquetはほとんどの金具がゴールドですが、

 伸縮リード はシルバーのみのお取り扱いの為、

  お揃いで使用されたい方は、ゴールド→シルバーへの変更も承っています。



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さて、ここで製作風景をちょこっとお見せしながらご紹介しますね♪



【下準備】


デニム生地は裁断前に水通しを行い、アイロンをかけて整えます




裁断後は、

デニム以外は接着芯(ソフトでとっても滑らかな厳選素材✧)で厚みを統一 ・ 強度をプラス。


今後大量生産になってくれば、予め貼り付けて効率化を図りますが、

柄物は柄の出を重視して裁断する為、今後もこの方法で★


ハーネス一着、接着芯含め 18~29枚裁断します。




貼り付け後は布用ペンシルで 点 ではなく 線 で、正確にライン付けします




表地より数ミリ小さくカットした中芯は 二種類の素材で、クッション性と強度をプラス♪




キラキラ輝くビジュー☆.。.:*・゚ 




裏面は二種類の台座を合わせ、一粒ずつ がっちり二重止めします★




下準備を終えると、縫製へ出します



【本縫い】


工業用ミシンで縫製されます (家庭用ミシンだとヒモ接続部で針が折れるのです)

※ヒモ部分には、強度に優れたPPテープを入れています


全ての手順は職人さんにお任せしている為、苦労は計り知れませんが

一日でハーネス・リード2セットが限界とのこと。


縫製時のつなぎ目の重ね方にもコツがあり、より耐久性を高める工夫をして頂いています



完成度を上げる為、ミシンステッチ前は全体を手縫いで仮止め。(特に足周り↓)






【検品・仕上げ】


縫製が上がってくると、サイズチェック、

デザインによってはスワロフスキーを付け、装飾レースは手縫いをして・・完成です!✧✧



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現在のペット市場では、ハーネス派は【2~3割】 と聞いたことがあります


納得してしまった


そもそもカラーや洋服は飽和状態なのに、ハーネスは種類自体が少ない。


ワンコの体にとってはハーネスが良いはずなのに、

なぜか隅に追いやられている・・・(お店の中心に陳列されてるのを見たことがない)


そのハーネスたちが、ちゃんとワンコに優しい作りなのかどうかの見極めも大事。

そしてやっぱり、購買意欲を刺激するデザイン面も重要なんだなぁって感じる><


また、作ってみて メーカーが少ないことに納得


作るの、大変です!(キッパリ) 


しかも、洋服と違って 命綱だから。

着心地とファッション性 + 安全性が必須なので、

商品化にはなかなかの覚悟と長期試用が必要でした。

(もちろん引っ張り強度テスト済み です★)




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上記の安心設計に、可愛いデザインをプラスしたPiquetハーネス☆彡


ゴワゴワ感もなく、きっと 想像以上に ✧軽い✧ です


見て楽しめて、長くお使いいただく程に、良さを実感して頂けると信じています


何より、ワンちゃんが「これ楽チン☆」って教えてくれるはず!