メタ2023年第4四半期決算 | ものまね株式投資とインデックスで経済的自由を目指すブログ

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メタ2023年第4四半期決算





















メタ(META)
2023年12月
ファミリー日間のアクティブピープル(DAP)
31.9億人(+8%)
ファミリー月間のアクティブピープル(MAP)
39.8億人(+6%)
フェイスブック日間のアクティブユーザー(DAU)
平均21.1億人(+6%)
フェイスブック月間のアクティブユーザー(MAU)
30.7億人(+3%)

広告インプレッションと広告単価
広告インプレッション +21%
広告単価 +2%
2023年度
広告インプレッション +28%
広告単価 -9%

売上高
401億ドル(+25%)
コスト及び費用
237億ドル(-8%)
営業利益
164億ドル(+156%)
営業利益率
41%(21%)
税率
17%(24%)
純利益
140億ドル(+201%)
EPS
5.33ドル(+203%)

資本支出
69億ドル
現金および現金等価物等
654億ドル
フリー・キャッシュ・フロー
115億ドル
長期借入金
183.9億ドル
人員数
67,317人(-22%)
初配当金支払い決定!!
自社株買い
第4四半期にクラスA普通株式63.2億ドルを買戻し
309億ドルの買戻可能額および買戻権限を有する
本日、500億ドルの自社株買戻し枠の拡大発表
構造改革
2023年12月31日現在、データセンター構想および従業員解雇を完了

売上構成
Family of Apps 390億ドル(+24%)
(広告) 387億ドル(+24%)
(その他) 3.3億ドル(+82%)
Reality Labs 10.7億ドル(+47%)
売上高合計 401億ドル(+25%)

営業利益
Family of Apps 210億ドル(+96%)
Reality Labs -46億ドル(-9%)
営業利益合計 164億ドル(+156%)
営業利益率  41%(20%)

2023年度
売上高
1,349億ドル(+16%)
コスト及び費用
882億ドル(+1%)
営業利益
468億ドル(+62%)
営業利益率
35%(25%)
税率
18%(19%)
純利益
391億ドル(+69%)
EPS
14.87ドル(+73%)

2月1日、米SNS大手メタ・プラットフォームズ(META)が2023年第4四半期を発表しました。
増収大幅増益ラブ
メタ社初の配当金支払いと自社株買い500億ドル上乗せ決定しました!!拍手
決算発表翌日に株価は20%以上上昇しました上矢印
コロナ禍の反動による業績低迷で、株価暴落した時期もありましたが、経営陣は過去に決算発表で発言していたことを実行し結果を出してくれましたキラキラ
しかも、今後も増収増益に貢献してくれそうな商品サービスも展開も期待できるため、楽しみですラブ


決算発表後の電話会議で、Mark Zuckerberg創業者兼最高経営責任者(CEO)以下のコメントがありました。

この四半期は好調で、我々のコミュニティと会社にとって重要な1年を締めくくることができた
私たちのアプリを毎日少なくとも1つ使っている人は31億人以上いると推定

2023年は「効率化の年」であり、メタをより強力なテクノロジー企業にし、AIとメタバースに関する野心的な長期的ビジョンを実現するための安定性を得るために事業を改善することに重点を置きました
そして昨年は、効率化の目標を達成できただけでなく、力強い収益成長を取り戻し、アプリ全体で力強いエンゲージメントを確認し、Threads、Ray-Ban Metaスマートグラス、Quest 3の複合現実感など、多くのエキサイティングな新製品を出荷し、もちろん、将来の多くの製品の基盤となる世界トップクラスのAIへの取り組みを確立
よりスリムな企業であることが、より良く、より速く実行することに役立っていると思います

今後の大きな目標は、最も人気があり、最も先進的なAI製品とサービスを構築すること
成功すれば、私たちのサービスを利用するすべての人が、物事を成し遂げるのに役立つワールドクラスのAIアシスタントを手に入れ、すべてのクリエイターが、彼らのコミュニティと関わることができるAIを手に入れ、すべてのビジネスが、顧客が商品を購入したりサポートを受けたりするために対話できるAIを手に入れ、すべての開発者が、最先端のオープンソースモデルを使ってビルドすることができるようになります
また、スマートグラスのように、自分が見ているものを見ることができ、自分が聞いているものを聞くことができるAIと摩擦なく対話できる新しいカテゴリーのコンピューティング・デバイスを、誰もが求めるようになると思う

昨年、明確になったことのひとつは、この次世代のサービスには完全な一般知能の構築が必要だということ
以前は、ツールの多くがソーシャルやコマース、あるいはメディア指向であるため、AIの課題のサブセットだけを解決することでこれらの製品を提供できるかもしれないと考えていた
しかし今では、思い描くサービスの最良のバージョンを提供するためには、推論、計画、コーディング、記憶、その他多くの認知能力を備えたモデルが必要になることは明らかです
私たちはFAIRで10年以上にわたって一般知能の研究に取り組んできましたが、これからは一般知能が製品開発のテーマにもなるでしょう
メタには、新しいテクノロジーをサービスに組み込んできた長い歴史があり、リーダーになるための明確な長期的プレイブックがある

今日、時間をとって説明したいいくつかの重要な側面がある
1つ目は、ワールドクラスのコンピュート・インフラ
先日、今年末までに約35万台のH100を導入し、その他のGPUも含めると約60万台のH100相当のコンピュートを導入することになるとお話ししました
リールから学んだ教訓のおかげで、今、万全の態勢を整えています
当初、リールズのためにGPUクラスターを過小に構築していました
そのような状況に陥ったとき、私はリールズと、今後登場すると予想されるリールズ規模の別のAIサービスの両方をサポートするのに十分なキャパシティを構築すべきだと考えました

今後、将来のモデルのトレーニングや運用は、さらにコンピュート集約型になると考えている
これが具体的にどの程度になるのか、まだ明確な見通しはありませんが、これまでの傾向として、最先端の大規模言語モデルは、毎年およそ10倍の計算量でトレーニングされてきました
私たちのトレーニング・クラスタはインフラ全体の一部に過ぎず、それ以外の部分は明らかに急成長していません
しかし、全体的に見れば、私たちはここで勝つためにプレーしており、この分野への積極的な投資を続けることを期待しています
最先端のクラスタを構築するために、斬新なデータセンターを設計し、ワークロードに特化した独自のカスタムシリコンを設計しています

第二に、オープンソースソフトウェアはしばしば業界標準となり、企業がスタックで構築することを標準化すれば、新しいイノベーションを製品に統合することが容易になります
これは微妙なことですが、迅速に学習し改善する能力は大きな利点であり、業界標準であることはそれを可能にします

第三に、オープンソースは開発者や研究者に非常に人気があります
私たちは、人々が広く採用されるオープンなシステムで働きたいと考えていることを知っています
繰り返しになりますが、通常、独自のデータを持ち、独自の製品統合を構築するため、Llamaのようなインフラをオープンソースとして提供しても、私たちの主な利点が損なわれることはありません
これが、私たちの長年の戦略が一般的なインフラをオープンソース化することであり、今後もそれが正しいアプローチであり続けることを期待する理由です

私たちのプレイブックの次の部分は、開発に対して長期的なアプローチを取ること
今日の製品やモデルに取り組む一方で、今後数年、あるいはそれ以降に完全な一般知能を開発するためにラマ5、6、7に向けて進めるべき研究にも取り組んでいる
複数年にわたる投資や研究プロジェクトのポートフォリオを持つことは重要ですが、将来のラマ・モデルのような明確な打ち上げ手段を持つことも重要
私たちはFAIRラボで10年以上にわたって一般知能の研究に取り組んできました
一般的な知能を提供するための明確な製品ターゲットを持つことは、この仕事に焦点を当て、最先端の研究プログラムを構築するのに役立ちます

私たちのプレイブックで次に重要なのは、ユニークなデータと製品のフィードバック・ループから学ぶこと
データについて考えるとき、一般的にはモデルを訓練するために使用するコーパスのことを考えるでしょう
FacebookやInstagramでは、何千億もの画像が公開され、何百億もの動画が公開されています
これは、Common Crawlのデータセットよりも多いと推測していますし、サービス全体でも、人々はコメントで大量の公開テキスト投稿を共有しています
しかし、先行するトレーニング・コーパス以上に重要なのは、製品を通じてAIサービスと対話する何億人もの人々との適切なフィードバック・ループを確立する能力です
このフィードバックが、リールや広告、特に新しいルールに沿って再構築する必要があったここ2、3年の間に、私たちがAIシステムを迅速に改善した大きな要因です
これは、アプリ全体で迅速な学習と実験を行う文化です
AIが推奨するリールのような新技術が将来的に重要な役割を果たすと判断した場合、恥ずかしがらずに複数のチームを編成し、正しいものができるまでアプリ全体でさまざまなバージョンの実験を行います
以前、いずれ設定ページでストーリーズを開始するだろうというミームがありました
しかし、それはアプローチの核心に触れるもので、とても面白いことだと思います

私たちはまず、製品が望むパフォーマンスを発揮するまで学習し、チューニングすることから始め、その後、非常に広範囲に展開します
時には、Threadsのように準備が整う前に製品が爆発することもありますが、Threadsは発売当初のピーク時よりも多くの人が積極的に利用しています
しかし、通常、私たちは学び、計画的に反復する
秋にAIサービス、Meta AI、私たちのアシスタント、AI Studio、Creator AIの先駆け、ビジネスAIのアルファ、そしてRay-Ban Metaスマートグラスを発表しました
私たちは、これらのそれぞれをチューニングし、より広く展開するために近づいています
ですから、今後数ヶ月のうちにそれを期待してください

そこから、数億人、数十億人に達するまでサービスを展開することに集中します
通常、そのような規模に達して初めて、マネタイズがどのようなものになるかに焦点を当て始めます
この場合、ビジネスAIがWhatsApp、Messenger、Instagramのビジネス・メッセージングの成長に貢献することは明らかです
しかし、これが基本的なアプローチであり、このような素晴らしいものをたくさん開発することに、本当に興奮しています

私たちの長期的ビジョンには2つの大きな部分があり、AIに加えてもう1つはメタバースです
長い間、AIとメタバースの両方に多額の投資をしてきましたし、これからもそうしていくつもりです
最近では、AIについて多くの質問が寄せられるようになり、その分野の動きは非常に速くなっていますが、それでも私は、この次世代のAR、MR、VRコンピューティング・プラットフォームが、リアルな臨場感を提供し、将来のソーシャル体験やその他ほとんどすべてのカテゴリーの基礎となることを期待しています

Reality Labsは第4四半期に初めて売上高10億ドルを突破し、Questは好調なホリデーシーズンを過ごした
クエスト3は好調なスタートを切っており、今後も最も人気のある複合現実デバイスになると期待している
Quest 3とQuest 2が好調に推移するなか、Questアプリがクリスマス当日にアプリストアで最もダウンロードされたアプリとなりました
当社の社内スタジオが開発し、IGNの10/10「傑作」評価を受けた『Asgard's Wrath 2』は、VRゲームだけでなく、あらゆるゲーム、あらゆるプラットフォームで、史上最高の評価を受けたゲームのひとつです
Metaでそのクオリティの作品を提供できていることは、本当に良い兆候です

Horizonも急速に成長しています
現在、Questで最も使用されているアプリのトップ10に入っており、今後エキサイティングなロードマップが待っています
これは、先ほどAIについて説明した長期的なプレイブックを別の分野で応用した例です
時間をかけてコア技術を構築し、エクスペリエンスを調整します

今年の私たちの焦点は、VRと同様にモバイル版Horizonを成長させることです
Ray-Ban Metaスマートグラスも、販売とエンゲージメントの両面で非常に好調なスタートを切っている
パートナーであるEssilorLuxotticaは、需要が高いため、すでに予想を上回る数の製造を計画しています
エンゲージメントとリテンションも、メガネの最初のバージョンよりかなり高くなっています
メタAIが搭載され、より高解像度のカメラ、より良いオーディオなど、体験はより良くなっています
また、マルチモーダルAIの展開から始まり、今年の後半には他の本当にエキサイティングなAI新機能も追加される予定です
前にも言いましたが、人々は、携帯電話を取り出してボタンを押したり、見てほしいものに向けることなく、一日中頻繁にAIと摩擦なく関わることができる新しいカテゴリーのデバイスを求めるようになると思います
スマートグラスは、そのための魅力的なフォームファクターになると思いますし、私たちのAIとメタバース・ビジョンがどのように結びついているかを示す良い例です

AIとメタバースに加えて、アプリと広告ビジネスも改善し続けています
リールとディスカバリー・エンジンは、引き続き主要な優先事項であり、エンゲージメントの原動力です
また、メッセージングは、長期的な取り組みが規模を拡大する前に、事業の次の収益の柱を構築するために引き続き注力しています
ここではいくつかのハイライトを述べるにとどめます

リールズはインスタグラムとフェイスブックの両方で非常に好調を維持
人々は毎日35億回リールを再共有
リールズは現在、アプリ全体の純収入に貢献
今後の最大のチャンスは、リールや他のタイプの動画にまたがるレコメンデーションシステムを統一すること
そうすることで、どのようなフォーマットであっても、システム全体で最高のコンテンツを発見することができるようになります

WhatsAppも非常に好調で、ここでの最もエキサイティングな新しいトレンドは、プライベートでセキュアな、誰もが使えるクロスプラットフォームのメッセージングアプリに対する真の需要がある米国で、より幅広く成功していること
米国の戦略的重要性と収益上の重要性を考えると、これはまさに大きなチャンス

Threadsはまた、毎月1億3,000万人以上のアクティブユーザー数で着実に成長
そして、改善と成長のペースを維持し、フレンドリーなディスカッション指向のアプリが最も人気のあるソーシャルアプリと同じくらい広く利用されることを示すことができると楽観視

コミュニティは成長し、ビジネスも軌道に乗っています
従業員、パートナー、株主、そしてコミュニティーの皆さん、2023年を成功に導いてくれて本当にありがとうございました
今年もエキサイティングな年になることを楽しみにしています


Susan Li最高財務責任者(CFO)の見通し

2024年第1四半期の総収入は345~370億ドルの範囲になると予想
当社のガイダンスは、現在の為替レートに基づき、前年同期比の総収益成長に対して為替が中立であると仮定

費用の見通
2024年通年の総経費は940億ドルから990億ドルの範囲になると予想しており、前回の見通しから変更はありません
2024年の総経費増加の要因として、いくつかの要因を引き続き見込む
第一に、今年はインフラ関連費用の増加
ここ数年の設備投資の増加を踏まえ、2024年の減価償却費は2023年よりも増加すると予想
また、より大規模なインフラを運営することによる運営コストの増加も見込む
第二に、2024年に現在の採用不足を解消し、優先分野をサポートする人材を増員するため、人件費の増加を見込む
最後に、リアリティ・ラボについては、AR/VRにおける継続的な製品開発努力とエコシステムをさらに拡大するための投資により、営業損失が前年比で大幅に増加すると予想

設備投資の見通し
2024年通期の設備投資額は300億~370億ドルの範囲になると予想しており、事前の範囲の上限から20億ドル増加
AIと非AIハードウェアの両方を含むサーバーへの投資と、すでに発表した新しいデータセンター・アーキテクチャを導入するサイトの建設が加速するデータセンターへの投資が、成長の原動力になると予想
当社の更新された見通しは、次世代の基礎研究と製品開発に必要となる可能性のあるものを予測する中で、当社のAI容量需要に対する理解が進展していることを反映
2024年以降についてはガイダンスを示していませんが、当社の野心的で長期的なAI研究と製品開発への取り組みは、今年以降もインフラ投資を拡大する必要があると予想

税金について
米国税法に変更がなければ、2024年通年の税率は10%台半ばになると予想
2024年には、AIとリアリティ・ラボにおける野心的で長期的な取り組みを進めながら、これらの各分野における優先順位を高めていきたいと考えている



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