アマゾン2023年第1四半期決算 | ものまね株式投資とインデックスで経済的自由を目指すブログ

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アマゾン2023年第1四半期決算









アマゾン(AMZN)
売上高
1,274億ドル(前年同期比 +9%)
北米 769億ドル(+11%)
海外 291億ドル(+1%)
AWS 214億ドル(+16%)
営業利益
48億ドル(+30%)
北米 9億ドル(ー)
海外 -12億ドル(-3%)
AWS 51億ドル(-21%)
純利益
32億ドル(ー)
EPS
0.31ドル(ー) 

2023年第1四半期の純利益には、リビアン・オートモーティブ社の普通株式投資からの営業外費用に含まれる税引き前の評価損5億ドル(2022年第1四半期の同投資からの税引き前の評価損76億ドル)が含まれている


営業キャッシュフロー(TTM)
543億ドル(+38%)
フリーキャッシュフロー(TTM)
-33億ドル(-27%)






売上成長率前年同月比
オンラインストア  511億ドル(0%)
実店舗  49億ドル(+7%)
サードパーティー  298億ドル(+18%)
サブスクリプション  97億ドル(+15%)
広告  95億ドル(+21%)
AWS  214億ドル(+16%)
その他  10億ドル(+55%)


4月27日、米アマゾンドットコムが2023年第1四半期および通期決算を発表しました。
2023年第1四半期増収増益ニコニコ

決算発表後の電話会議でのBrain Olsavsky最高財務責任者(CFO)のコメントで、稼ぎ頭のAWSについて顧客がコスト最適化を求め続けており、アマゾンはその支援に対応していると発言しました。
顧客志向はアマゾンのDNA口笛
その影響から4月のAWS売上成長率は前年同月比500bp低下しているとのことで、株式市場はこのあたりを嫌気してか、株価は下落しました。

ただ、Andy Jassy CEOは、AWSの新規顧客の獲得、AWSへの継続的移行は強力であるとのべていました。
世界のIT支出の90%は自社運用型であり、それがクラウドへ移行していけば、AWSにとって長期的な追い風となります。
さらには、アマゾンも発表した大規模言語モデルや生成AIの活用により、新たなクラウドビジネス創出も期待できます。
そのほかにもサードパーティや広告も成長を続けていますし、他にもアマゾンが投資しているのは、店舗事業の国際的拡大、食料品やBtoB、Buy with PrimeプログラムによるAmazon以外のプライム利用、エンターテイメント、デバイス、ヘルスケア、地球低軌道衛星など。
いろいろ種を蒔いており、いずれかが成長していけば、アマゾンの既存事業にプラスで売上成長を獲得できます。
というわけで、長期的には既存、新規両事業で成長が見込めるのではないかと期待してますグラサン


決算発表資料より、アマゾンCEO Andy Jassy氏のコメント。

「特に経済が不透明な中、我々のチームがお客様のためにどのように配送しているか、気に入る点がたくさんあります」
「当社のストア事業は、フルフィルメントネットワークのサービスコストを改善し続ける一方で、商品をお客様の手に届けるスピードを高めています(2023年には過去最速のプライム配送スピードを達成する見込みです)。広告事業は、機械学習への継続的な投資により、お客様が当社と関わる際に関連する情報を見ることができるようになり、その結果、ブランドにとって異例の好結果をもたらすなど、力強い成長を続けています。また、AWS事業では、このようなマクロ環境の中で、企業の支出をより慎重にしていますが、当社は引き続き長期的な顧客関係の構築を優先し、お客様のコスト削減を支援するとともに、当社のユニークな費用対効果の高い機械学習チップ(「Trainium」「Inferentia」)、マネージド大規模言語モデル(「Bedrock」)、AIコードコンパニオンCodeWhispererによって、大規模言語モデルや生成AIなどの技術をより容易に活用できるようにします。私たちは、AWSの基本的な部分を気に入っており、この先大きな成長があると信じています。」



2023年第2四半期ガイダンス
- 売上高は、2022年第2四半期に比べ、1,270億ドルから1,330億ドルの間、または5%から10%の成長見込み
このガイダンスでは、為替による約30bpの悪影響を見込む
- 営業利益は、2022 年第2四半期の 33 億ドルに対し、20 億ドルから 55 億ドルの範囲になると予想
- このガイダンスは、特に、追加の事業買収、事業再編、及び法的整理が成立しないことを前提






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