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ものまね株式投資家のピッポです。
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アリババ2023年第3四半期決算
売上高
359億ドル(前年同期比 +2%)
営業利益
51億ドル(+396%)
営業利益率
14%(3%)
調整済みEBITDA
86億ドル(+15%)
調整済みEBITDAマージン
24%(21%)
調整済みEBITA
75億ドル(+16%)
調整済みEBITAマージン
21%(18%)
当期純利益
66億ドル(+138%)
株主に帰属する純利益
68億ドル(+69%)
Non-GAAP純利益
72億ドル(+12%)
希薄化後1株当たり純利益
0.32ドル(+76%)
希薄化後 ADSあたりの収益
2.60ドル(+76%)
Non-GAAPベースの希薄化後1株当たり利益
0.35ドル(+14%)
Non-GAAPベースの希薄化後1ADS当たり利益
2.79ドル(+14%)
営業キャッシュフロー
127億ドル(+9%)
Non-GAAPフリーキャッシュフロー
118億ドル(+15%)
前年同期比(対売上構成比)
総売上 +2%(100%)
チャイナコマース -1%(69%)
インターナショナルコマース +18%(8%)
ローカル消費者サービス +6%(5%)
Cainiaoロジスティック +27%(7%)
クラウド +3%(8%)
デジタルメディア、エンターテイメント -6%(3%)
イノベーションイニシアティブその他 -20%(0%)
2022 年 12 月 31 日に終了した四半期において、当社は自社株買いプログラムに基づき、4540 万枚の ADS(普通株 363.3 百万株相当)を約 33 億米ドルで買い戻し
2022 年 12 月 31 日現在、当社の発行済普通株式数は約 207 億株(ADS 26 億株相当)であり、2025 年 3 月まで有効な現在の権限の下、約 213 億米ドルが残されています。
2月23日、アリババグループは2023年第3四半決算を発表しました。
増収増益
売上成長率は微増でしたが、営業利益、営業利益率、純利益の改善に勇気づけられます
営業利益、純利益の改善には以下の注釈があります。
前年同期比での増加は、主にデジタルメディア・エンタテイメント分野に関するのれんの減損が 22,427 百万人民元減少したことによるものです。なお、当社はのれんの減損を非GAAP基準の測定から除外しています。
海外事業、物流事業が伸びています。
クラウドは微増となっていますが、アマゾンと同様に今後の成長に期待です。
電話会議でのDaniel Zhang CEOのコメントによると、
中国の総GDPに占めるIT支出の割合はわずか1%で、米国でも5%です。
また、IT支出に占めるクラウドの割合は、IDCによると、中国15%、米国21%です。
まだまだ成長余地があります。
ChatGPTのようなジェネレーティブAIやメタが投資を継続しているVRが広く利用されるようになれば、演算能力の需要は指数関数的に伸びていくため、クラウドベンダーには長期的に増収が期待できそうです。
あかわらず株価は低迷していますが、着々と自社株買いで株主還元してくれててありがたい
かつての売上成長率20〜30%に戻るのは難しそうです
長期で10%ほどの成長率を維持しつつ、自社株買いで株主還元に期待してます。
決算発表資料よりアリババグループの会長最高経営責任者(CEO)であるDaniel Zhangのコメント。
「需要の軟化、COVID-19対策変更の影響によるサプライチェーンや物流の混乱にもかかわらず、堅調な四半期を送ることができました。」
「今後については、消費者心理や経済活動の回復が続くと思われます。私たちは、競争の激しい環境の中でお客様の成長を促進し、株主の皆様に持続可能で長期的な価値を創造することに注力しています。」