棟は違うけど、同じアパートの住人のAさんは元軍人。

フォークランドにも派遣されたという経歴がありますが、たぶん60歳を過ぎた今は「どこにでもいる普通のイギリスのおじさん」です。

 

ただ、いつも何か思いつめたような悲しそうな様子の人です。

 

気の好い人で、相棒が大手術の後退院してきたときにもいろいろと心配してくれました。

私に「買い物とか通院で運転手が必要ならいつでも言ってきて」と申し出てくれたこともあります。

 

そのAさん、このたびネットを通した出会いがあってスペインに引っ越すことになったとか。

 

で、相棒が駐車場であったときに「残念やけど、お元気で」と挨拶したときのこと。

とてもイキイキとした様子で嬉しそうに詳細を語ってくれたのだそうです。

 

Aさん、今までに2回の結婚離婚をしていて今は一人暮らしです。

ずっと「どうして自分の人生はうまくいかないのだろう」とずっと悩んでいたそう。

 

ところがネットで知り合った人に招待されてスペインに遊びに行ったところ、相手の人と意気投合、とても充実した休暇になったのでした。

相手は永年のパートナーを亡くしたばかりのゲイで、がらんとした家が寂しいとホリデーホームの経営を始めた人でした。

 

つまりAさん、60歳過ぎてようやく「自分はゲイだったんだ。」とわかったのです。

本当の自分と現実の生活がうまく折り合わず、苦しんでいたのだそう。

 

自分はゲイだったんだ、と受け入れた途端、なんだか憑き物が落ちたというような、ものすごくすっきりとした気分になったとか。

 

迷いが吹っ切れて自信がついたために明るく前向きになってきたのでした。

 

相棒と二人、「人生の終わる瞬間ではなくて元気で楽しめるうちに本当の自分がわかってよかったな」話したのです。

どうかお幸せに、と思います。

 

相棒、ちゃっかりと「奥さんと一緒にスペインに遊びにおいでよ、」という招待もしてもらってました・・・。

 

 

パスポートの更新時期が近づいてきました。

今年の6月で今のパスポートが切れるので、その前に更新しようと計画した私。

 

書類を揃え、準備万端・相棒と共に再びロンドンに参上いたしました。

 

今回は大使館が開いている平日でしたから、以前のとおり郊外の駐車場に車を置いて、そこから地下鉄で大使館のあるロンドン中心部へ。

 

平日の地下鉄は空いていて、グリズリーとツキノワグマのカップルもちゃーんと座席確保できました。

 

最寄り駅に到着、さて大使館は、ときょろきょろしてたら、500mほど前方に日章旗が翻っているのを発見。

なんか「あー、ありがたい」と無性に感慨深くなってしまいました。

 

セキュリティで私はパスポート、相棒は運転免許証を提示しましたが、なんか日本人の私のほうが熱心にチェックされたわ。

グリズリーのくせに愛想のいい相棒は、なんか「さあ、どうぞどうぞ」と言わんばかりに入れてもらいましたわ・・・

 

せっかくなので、「ウォシュレットもある」大使館のトイレにも行ってみました。

相棒は「自動で便座のフタも開くし・音楽(音消し?)も流れるはず」と思って、しばし便座の前でワクワクしてフタが開くのを待っていたそう。

(ここは手動だった、とちょっと期待はずれだったよう)

 

でもいろいろボタンを押してみた?そうで。(遊ぶな)

 

嬉しそうに大使館の待合にあった日本紹介の英文雑誌を2冊ほど持って帰ってきました。

あれ、いいのかな・・・

30ページほどですが、オールカラーで写真も豊富、なかなか面白いです。

 

その後地元では期待できない大型書店をいくつか巡りました。

ビル1件が書店という形式はさすがに都会ならでは。

結局いっぱい本はあったものの、欲しいものはなかったけど。

 

せっかくなので、有名店が並ぶボンドストリートなんかも行きました。

用事ないけど、相棒の好きなハンターとかバーバーとかいう英国紳士御用達のアウトドアのお店があるから。

残念ながら相棒いわく、「お土産用やな・・」とかで品揃えはいまひとつ。

本来のアウトドアというよりタウンファッションぽくなってました。

 

その後、中華街へ。

日本食レストランで相棒はトンカツ弁当を・私は豆腐かつどんぶりを頂きました。

そこで可愛い日本人のお嬢さんにお給仕して頂いて、超ご満悦の相棒。

 

ただ、お弁当にトンカツとお刺身が一緒に入っているのが不思議だと。

「魚と肉、一緒には食べへんで。」

でもお嬢さんにはお弁当大絶賛でした・・・。

 

パスポート受取に後日改めてロンドン見参です。

 

 

 

相棒・私・グレムリンでヨットクラブに行きました。

 

冬の間、修繕や手入れなどで海から引き揚げられていたヨットが

セーリングシーズン到来とともに海に帰るからです。

海に出すのは「トラクター」で船を押したり引いたりしながら行います。

 

トラクター操作のうまい相棒はご指名がかかることが多いのです。

 

で、相棒は作業に。

私とグレムリンは日向ぼっこに出向いた、というわけです。

 

この日は日曜日、クラブに到着すると庭に小さいテントがいっぱい。

会員家族が幾組か、土曜日からキャンプしながらカヌーやら小型のヨットを楽しんだようです。

 

これはポーランド人家族。

親戚か友達か、お父さん達が子供達に号令をかけながらテントを片付けたり・船の準備をしたり。

お母さん達はランチを作ったり・コーヒーや飲み物を用意。

子供達が水着に着替える・日焼け止めをつける世話を焼いてます

 

いつみても実に見事な統制ぶりです。

カヌーやら泳ぐやら、水で遊ぶ子供には必ず大人が同伴します。

小さいテントつきのゴムボートまで用意、疲れたらすぐに休める体制もあり。

 

私に小さい子供がいたら、絶対仲間に入れてもらいたい。

 

お人形さんみたいに可愛らしい女の子がいっぱい。

そして彼女らの注目を一身に浴びたのが「グレムリン」

 

「わあ~、可愛い。」

「きれ~いな羽。」

「おしゃべり、するの?」

「彼?彼女?」とあっという間に取り囲まれます。

 

ナンパの必要ありません。

向こうからきてくれる。

5才から7,8才というところでしょうか。

 

グレムリンは「大人の女性が好き」なので、ちょっと若いかな。

でも早いうちからお近づきになっておくものいいんじゃない??

 

婚活・恋活なんて言葉があるくらいです。

パートナー探しはみんな苦労してるもの。

 

そこにいるだけで可愛いお嬢さんたちが寄ってきてくれる、

なんて素敵じゃないですか???

 

怖い恐竜顔のグレムリンですが、当代一のモテ男です。