本日の担当は厨房・久しぶりにお菓子でした。
スコーンを焼き上げ、その他のケーキ類も準備OK。
厨房からカンターに並べて開店に備えるべく
忙しく働いておりました。
と、いきなり火災警報が・・・
え〜忙しいのに〜。
朝のこの時間は警報のチェックがよくあります。
その場合、館内放送でチェックであるから
避難の必要はありませんと連絡があります。
でもその連絡はない・・・。
やがて「全員避難してください」の放送があります。
まだ開店前でお客さんは入っていません。
働いているのは厨房スタッフ・早出のメンバー
クリーニングスタッフ。
それほど多くはありません。
もちろん百貨店の各階にも早出のスタッフがいます。
避難誘導担当の人に
「こっちから降りて〜」と言われて
非常階段で5階から降りました。
この間、1人。
他の人は違う非常口に向かったのでしょう。
1人でトントンと階段を降り
ようやくたどり着いた非常口・・・。
鍵かかってるよ???
しかもご丁寧に大きくて太い結束バンド?がかかってます。
これはナイフとかハサミとか無いと無理だな。
もちろん窓も無い。
とっさに考えます。
仕方ない、戻るか。
他の非常口に行くには一旦すぐ上の売り場まで
戻らないといけません。
急いで戻ります。
誰もいない売り場を走って
私がたどり着いたのとは反対の非常口を目指します。
無意識に見上げる天井。
そしてそこに「非常口はこちら」を示すピクトグラム。
もちろんその下にFire Exitの文字も見えます。
でも私がひたすら目にして辿ったのは
緑色で描かれた出口へと走る人の絵、ピクトグラムです。
どちらへ向かえばいいかはすぐに分かりました。
おかげで迷うことなく反対側の非常口へ。
ここも施錠の上、結束バンドがかかっていたようですが
誰かがすでに切ってくれたようです。
ようやく冷たくキリッとした空気の中を
避難集合場所に到着しました。
結局ね、何もなかったんですよ。
本当の火事ではなく誤報だったのですけど。
最初の非常口から出られない、
次はどこへ行けばいいか、というときでも
実際に炎や煙が見えるといったことはありませんでした。
だから落ち着いていたし、
なんなら面倒だな〜くらいに思っていたのは本当です。
それなのに
あれ、次はどこへ行けばいいんだ??という時に
私は文字を見ませんでした。
ひたすらピクトグラムの絵を追いかけていたわけです。
文字と言ってもFire Exit 簡単な表記です。
でも見なかった。
これ、本当に炎が見えていたり煙が上がっていたりして
必死で走ってきて、でも思っていた所から出られない。
パニックになって・・・という時なら
それが漢字で書かれてあっても
「非常口」という単語に
自分はすぐに反応できるかな、と思いました。
頭では理解できていても
パニックになっていたら
その場で思考停止するかもしれません。
これが自分の読み書きできない言語で書かれていたら・・
でもピクトグラムには反応できました。
あ、こっちだ、こっちが出口だ、って。
すごいですね、ピクトグラム。
考案した人は本当にすごい人だと思います。
使えなかった非常口についてはちゃんと報告済みです。