ここのところ毎年

「文鳥の日」にはちゃんとブログを書いていたのに

今年は忘れてました。

 

仕事が忙しくて

帰宅したらもうぐったり疲れて

グレムリンとギズモのお世話をして

何か自分も食べたあと

寝落ち、なんて続いております。

 

仕事を始めてもうすぐ1年になるところ。

多少なりとも落ち着いて

周りの状況をみることができるようになってきました。

 

お客さんにパンを投げられたり

お皿を投げられたりして

以前なら泣きそうになるところが

 

イラッとするわ、が反応になったりもしてます。

(それでもショックはショックですが。)

 

そもそも高級百貨店のはずで

客層はいいはずなんですがね・・・。

 

パンを投げたり

お皿を投げるようなお客は

残念ながらお目当てのメニューが売り切れとかの場合に

怒って投げちゃうようです。

投げても無いものは出ては来ないんですけどね・・・。

 

聞くところによると

他の売り場でゴネたりするモンスター客?への対応で

「お茶とお菓子の無料サービス券」を渡している場合も。

 

そんなこと知らんがな、のこちらとしては

何やら超エラそうなお客に

「あんた、それ差別やで」的な態度で

それこそ「客やぞ、丁重に扱わんかい」と言われてもねえ。

 

「お前、誰やねん」と思ってしまう・・・。

 

あと、他の人が皆さん列に並んで待っているのに

「自分は無料券持ってるから先にサービスしろ」

というパターンもあります。

「列にお並びください」と言うと

「無料のもの受取に来てるのに並べってか!!」

とお怒りになる。

 

他の人もきっと無料クーポン持ってるよ、と

お腹の中で返してます。

もちろん、怒られたからって

順番抜かししてサービスなんてしないけど。

 

もちろんそんなお客ばかりじゃありません。

百貨店の会員カードの特典で

お茶とお菓子やお食事無料なんかのクーポンをもらって

「こんなの頂いたんだけど、ここで使える?」と聞く人。

 

レギュラーサイズのお飲み物、

ケーキ類は全種類が対象です、お選びくださいと言うと

「え?いいの??どれにしよう迷っちゃう。」

「オススメはある?」とかいう場合もあります。

 

こういうお客様には

こちらも張り切ってサービスするよね、と

同僚たちとおしゃべりしてます。

実際に追加料金のかかる

ホットチョコレートにホイップクリーム追加とか

マシュマロ追加、とかを課金しないこともありますわよ。

 

仕事をするようになってから

ある一定のタイプの人々に対して

嫌だな〜と思ってしまう感情が出てくるようになりました。

 

同じようなタイプの人でも

ちゃんとした人はちゃんとした人なので

本当に個人個人なのに

一定のタイプに当てはまる人が来ると

ついついウゲ〜と思ってしまいます。

 

反対に

自分もこの人みたいに振る舞うと

優雅で素敵な人だと思われるのだろうなと感じる人もいて

ガチの接客業って

大変だけれど面白いな、と感じることもあります。

 

私に文才があれば

きっと何か面白い小説でも書けたかも??しれません。

私に文才が無いばかりに

文学界は偉大な新星を見ることがありませんでした???

 

ちなみに

「お客さんにパンを投げられます。」と上司に相談したら

「投げ返してください。」と言われました・・・・。

 

なかなか刺激的な職場ですね。

 

 

 

 

ハリネズミがやってきたな、というのは

カタ〜ンというミールワームの容器をひっくり返す音で

わかります。

 

体高の低い彼らには

食器を傾けないと食べにくいのでしょう。

でもちゃんと毎晩平らげていくので問題はなさそうです。

 

いつも音がしたらすぐに確認するのですが、

手仕事中だったりして

誰が来ているのか確認が遅れることもあります。

 

ある夜はいつものカタ〜ンではなくて

チンチンチンといったかすかな音だったのです。

それでもハリネズミが来たのだろうと思って

かぎ針編みの区切りの良いところで手を止めて

確認のためにカーテンを開けると

黒くて丸いハリネズミの2倍ほどの大きさの物体が・・。

 

あれ??

と思う間もなく振り返ったそれは

またしても狐だったのです。

こちらにオシリを向けていたので

丸くて黒い物体になってたのです。

最初はライネッケだと思いました。

 

けどもう一度見ると

ライネッケじゃありません。

ライネッケは禍々しいほどに金赤に光り輝き

美しいものの怪しさ満点のお狐様。

 

このコは黒っぽい・・いやちょっとお手入れできてない??

振り返った顔もライネッケのような

金色の怪しい目じゃなくて

黒豆のようなつぶらで丸い目・・・

 

実はこのコの隣には

いつもの食いしん坊ハリネズミがいて

せっせと食事中でした。

自分のすぐ隣に狐がいるのに

全く無視、なんなら狐のお皿も食べる勢いで食べてます。

 

ああじゃあ心配ないな、と思ったのも束の間。

すぐに妙だな、と感じたのです。

 

この狐・・・

足がおかしい・・・

よく見ると右の後ろ足の三分の一ほどがありません。

3本足でピョコピョコ歩いているのです。

毛皮のお手入れが十分でないのも

上手に掻いたりできないので

ダニなどのせいで皮膚病があるのかもしれません。

 

足が無いのは

生まれつきなのか

犬にでも襲われたのか

罠にかかったのか

あるいは喧嘩してなのか

事故なのか

それでも一応、大人になっているのですから

なんとかサバイバルはできているのでしょう。

 

単純な私は考えました。

サバイバルできているとしても

ライネッケや食いしん坊ハリネズミ達と比べると

この黒豆ちゃんは分が悪いよな・・・。

 

ここにいつも何か食べる物があって

安全な飲み水があるとわかれば

必要な時は通って来るんじゃないかしら・・・。

 

ハリネズミが冬眠したら

ミールワームの給食は

カササギのゲタゲタ夫妻の分だけのつもりだったけど

黒豆ちゃんの分も出し続けたほうがいいのかも・・・。

 

私が買うミールワームは

ハリネズミのためのカルシウム強化したもので

専門店から取り寄せています。

安くないんだよな・・・。

 

でも

お腹を空かせた黒豆ちゃんが期待に満ちてやってきて

何もなかったら???

 

それはアカンやん。

 

なので

最近しんどくて

仕事やめちゃいたいモードのワタシに

新たに働き続ける理由が加わったのでした・・。

 

まあ辞めたいから辞めるなんて贅沢な選択肢は

もともと無いのですけれど。

 

ひょっとして

「君は怠け者だから仕事する理由を送るわ」って

相棒が黒豆ちゃんを引き寄せたのかな、と思ってます。

 

一生懸命に働きたいと思います・・。

ってまたトルコのバクラヴァ買ってこようっと。

 

 

 

 

 

 

ライネッケとは幼い頃に読んだ物語の中に出てきた

キツネの名前です。

確かとてもずる賢いキツネ、として描かれていたような。

 

もうあらすじも覚えていないけれど

ライネッケ イコール 狐 としてずっと覚えています。

 

ある夜、パテオから

いつものように食器がカランとなる音がしたので

ああハリネズミが来たなと思って確認しようと

パテオの灯りをつけてカーテンを開けると

目の前に大きくて赤い狐がいたのでした。

 

赤い、と書きましたがもちろん真紅の赤じゃありません。

いわゆる「きつね色」赤みがかった茶色です。

でもツヤツヤとしてまさしく「赤い狐」だったわけ。

 

その狐が上目遣いに私を見ながら

ハリネズミ用のミールワームを食べているのでした。

まさしくパテオのドアのすぐ前に

若いハリネズミ用に撒いたミールワーム。

 

普通なら用心深い狐は私の影が差しただけで逃げるのに

この大狐は悠々と「食べてんで。」というように

食べてます。

 

柴犬くらいの大きさだけど

足が長く背が高い、ほっそりした身体。

ふさふさと長い尾。

そして本当に耳まで裂けた口。

目は丸くありません。

犬よりも猫のような目。

瞳が丸いのではなくて爬虫類のように縦長??

 

お稲荷さんのお使いとして選ばれたのもわかるくらい

妖しい雰囲気の中にもアンタッチャブルな感じ。

もう支離滅裂な感想、あんまり間近で遭遇したので

びっくりしたわけです。

 

で、突然浮かんだ

「あ、ライネッケや、リアルにライネッケがおる。」

 

ライネッケはむしゃむしゃとミールワームを平らげます。

今までもハリネズミが来てるときに

狐が通りがかることはありました。

ハリネズミは雰囲気を感じてかパッと針を立て

30秒ほど警戒してからまた食事を続けます。

 

大人のハリネズミは狐の獲物ではないようです。

やっぱり針、痛いもんね。

相棒もハリネズミを確保するときは

溶接用の手袋使ってましたし。

 

だからライネッケのことも

御庭番の脅威としては考えなかったのですが

ええ、暗くなってからパテオに出るの嫌なのに

後から来るであろうハリネズミのために

ミールワーム撒き直すのかあ・・・という考えでした。

 

でもライネッケはふと頭を上げてあたりを伺って

生け垣の前に2匹の小さい狐を見つけると

ひらりと一飛でパテオを飛び出すと見えなくなりました。

 

縄張りに入ってきた若造キツネ達を追い払いに行ったのか

あるいは迎えにきた子供たちと合流したのか

と思ってました。

 

2匹のキツネはライネッケよりも丸い顔で

色も白っぽかったから

まだ本当に幼いキツネ達だったのだと思います。

 

それにしても。

 

ハリネズミ・カササギと続いて

今度はキツネもおもてなしするの???

 

相棒がいたら

きっとキツネの登場に大喜びしたでしょう。

ハリネズミの時もカササギの時もすごく喜んで

時間になると「早くミールワームの用意しないと」なんて

私のことを急かしたのですから。

 

好きな割に自分ではそんなことしない御仁だったわ。

まあ彼も野生動物と変わりませんでしたから

餌は自力で取るもん、だったんでしょうか。

 

写真に向かって

「キツネ来たで。また一生懸命仕事してお金貯めんと

ミールワーム買うの困るな。」と報告しておきました。

 

イギリスのキツネもお稲荷さんのお使いになるのかな。